Electronics

2011.02.14

サイボーグ・コンタクトレンズ

Smart contact lenses for health and head-up displays(健康管理機能とヘッドアップディスプレイを備えたスマートなコンタクトレンズ)New Scientistの記事より:
今度だれかに会ったときに、目玉をよーく観察しよう。瞳のまわりを極小回路が取り囲み、微少な光がちらちらを点滅しているのを発見して驚くかもしれない。このスマートコンタクトレンズは、視力矯正用ではない。糖尿病患者の血中糖度や緑内障の兆候を監視するためのもの。

Science

2011.02.09

市民を「センサー」にするアプリ

質問です。心臓発作を起こしたとき、助けてくれる人を誰かひとりだけ選ぶとしたら、10キロ以上離れたところにいる救急隊か、心肺蘇生術の訓練を受けたご近所さんか。どっちが正解?
あなたの命に関わることだからね、もう少し情報をあげましょう。心臓発作を起こしたあと、脈拍が早く正常に戻らなければ、脳障害や、悪くすると死んでしまうことがある。生還のためのタイムリミットは10分だ。
生き残りは時間との勝負。心肺蘇生術を正しく行えるご近所さんのほうが、救急隊を待つ間にもいち早く処置ができる。

Science

2011.02.08

イギリスの技術者が自分の大動脈のインプラントを自作

たしかに、Tal Golesworthyは高名な医師グループのひとりで、医療映像技術の専門家として相談を受ける立場にいる人だけど、彼はこう書いている。「もしダモクレスのメスが胸骨の上に吊されていたとしたら、なんとかしようと思うだろう。だからそうしたのだ」 運命的な診断から手術が成功するまでたったの2年。インプラントは、Golesworthyの心臓のデジタル画像を元に設計され、ラピッドプロトタイピング技術で製作された。詳しくはこちらをどうぞ。The Engineer(英語)。

Science

2011.01.31

太陽系の果てを行くボイジャー 1

ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所のStamatios M. Krimigisとボイジャーの使われなかったバックアップユニット(Jed Kirschbaum, Baltimore Sun/January 17, 2011)
めちゃくちゃクール。Facebookにポストしてくれてありがとう、Michael Doyle。
去年の6月、Krimigisのチームは、ボイジャー 1の計測器に背後からぶつかっていた太陽粒子がなくなり、正面から当たるようになったことに気がついた。

Electronics

2011.01.18

レーザーカッターでプリント基板

MITのタンジブルメディアグループのJean-Baptiste Labruneと彼の研究チームは、レーザーカッターを使って日常の材料からプリント基板を作る研究をしている。そこには賢い技がある。レーザーで金属を切るのはとても難しい。そのため、金属板をレーザーで切り抜くという手法はとらなかった。その代わり、金属以外の素材にマスキングテープを貼り、電気を通したいところにレーザーで溝を掘るようにした。この溝に導電性の塗料を筆で塗り込み、テープをはがすのだ。これを作る工程の写真がFlickr setで見られる。

Science

2011.01.14

ISSが月と太陽を横切る奇跡のシャッターチャンス

どちらの写真も、フランス人天文写真家のThierry Legaultが地上から撮影したもの。
上の写真は、ISSが満月を横切るところ。フランスのアブランシュで、2010年12月20日、協定世界時21:34に撮影された。もちろんISSは月よりもずっと地球に近いところを飛んでいる。対地速度は秒速7.5キロ。つまり、ISSが満月を通過する時間は、わずか0.55秒ということ。Legaultはそれを承知で準備を行い、撮影に成功した。
次の写真は、さらに衝撃的。月の部分日食とISSのダブル食だ。

Science

2010.12.27

世界のロケット

これは物理学教授のPeter Alwayの1995年の著書「Rockets of the World」の中のイラスト。上から2列目の黒と黄色の染みみたいのがV2ロケットだ。クリックすると拡大できます。
ここをクリックすると、3,322×5,079ピクセルの画像を印刷できます。40年前に引退したサターン5型ロケットは、今見てもモンスターですね。

Electronics

2010.12.21

2010年版オープンソースハードウェア徹底ガイド

写真:The Egg-Bot CNC art robot
2010年版オープンソースハードウェア徹底ガイドができました。オープンソースハードウェア(OSHW)ができはじめたころ(5、6年前)は、すべてのプロジェクトを集めてギフトガイドを作ることができた。プロジェクト数はせいぜい数百で、ちょっとのガイドで網羅できたのだが、今はその数も膨大になり、この時期にタイムリーに、きちんとした形でガイドにまとめるのは、とてもひとりの手には負えなくなってしまった。というか、ひとつのサイトには収まりきれない。

Science

2010.12.20

電気ウナギでクリスマスツリー

日本の三縄和彦が考案した(下の訳注参照)この装置は、電気ウナギでクリスマスツリーを点灯させるというもの。ファンタスティック!
[Boing Boing より]
– Matt Mets
訳者から:三縄和彦さんは新江ノ島水族館の広報の人だね。電気ウナギのクリスマスツリーはアクア・トトぎふでもやってます。

Science

2010.12.10

ラジコン飛行機でニューヨークの街を遊覧(ビデオ)

ラジコン飛行機でニューヨークの街を遊覧…Twitterより。

Team Black Sheep がニューヨークを飛ぶ。ブルックリン橋、ベラザノ橋、マンハッタンのダウンタウン、自由の女神。お楽しみください! FPVシステムに関する情報、カメラや送信器などの詳細は – こちら。

– Phillip Torrone

訳者から:一応、民間航空機の邪魔にならないよう500フィート(150メートル)以下で飛行しているとのこと。もっと高く飛んでるように見えるのは広角カメラのせいだそうです。