Fabrication

2015.07.07

3Dプリンティングロボットで橋をかける計画

スケールモデルを3DプリントするABBロボットアーム

3Dプリンターがどんどん身近になり、積層造形法がものの作り方を変え、新しいアイデアや応用法が次々と考え出されている。おもちゃや携帯ケースのプリントも楽しいが、それらは世界を変えるほどのものではない。アムステルダムのNetherlands MX3Dというチームは、橋をプリントすることで世界を変えようとしている。

MX3Dは、ABBロボットアームでMIG溶接アームを操り、溶けた鉄を重ねていく工法を完成させた。

Electronics

2015.07.06

littleBitsが4420万ドルの投資を受けて新体制に

ニューヨークに本社を置くLittleBitsは、オープンソースハードウェアのスタートアップで、モジュールを磁石でつないで回路を作るキットを開発しているが、このたび、DFJ Growthをはじめ、Morgan Stanley、Grishin Robotics、Wamda Capitalといったベンチャーキャピタルから4400万ドルのシリーズBの投資を受けた。Makerムーブメントでは最大級のラウンドだ。これは、すでに利益が見込める企業として知られているlittleBitsに、さらなる飛躍をもたらすだろう。

Other

2015.07.05

Yamaguchi Mini Maker Faire 2015サイト公開、出展者募集開始

先日、開催を発表したYamaguchi Mini Maker Faire 2015の出展者募集が開始されました。申し込みの締切は、2015年8月9日(日)の予定です。
詳しい内容は公式サイトにてご確認ください。

会期:2015年9月19日(土) 12:00 ~ 18:00、9月20日(日) 10:00~18:00
会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオAほか
   入場無料

なお、Yamaguchi Mini Maker Faireの前回の模様については、Yamaguchi Mini Maker Faire レポートをご覧ください。

Fabrication

2015.07.03

今すぐ3Dプリントできる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の7つ道具

3DプリントしたImmortan Joeのシフトノブ

いい映画ほど、クリエイティブなマインドに火を付けてくれるものはない。この夏のヒット作品『Mad Max: Fury Road』(怒りのデス・ロード)は、少なくとも一部のMakerにとってはインスピレーションの塊だろう。ここに、この映画に刺激されて作られた7つの作品を紹介しよう。今すぐプリントできるよ。

頭蓋骨のシフトノブ

Mad Maxシリーズでこの新しい小道具を見たとき、Matt Questは自分の車をアップグレードしようと考えた。

Electronics

2015.07.03

IFTTTがMakerのためのチャンネルを追加

インターネットのサービス同士をつなぐオンラインサービスでもっとも人気なのがIFTTT(If This Then That)だが、それがMakerがハックしたハードウェアにも対応し始めた。

IFTTTは、オンラインツールやサービスをつなぐことを目的に始まったサービスだ。たとえば、IFTTTで言うところの「レシピ」を使うと、Instagramに新しい写真をアップするごとに、Dropboxにも保存されるというようなものだ。If thisが「写真をアップすれば」で、Then thatが「Dropboxに保存される」だ。

Crafts

2015.07.02

試験管スパイスラック時計の作り方

美しい試験管時計の製作方法が惜しげも無く公開されたので、紹介しよう。Nakamuraさんはスパイス用の小さな試験管にドットマトリクスLEDを並べ、アニメーションがかわいいデジタル時計を実現した。電源は非接触で供給されていて、スパイスラックに瓶をセットするだけで起動する。わかりやすいインタフェイスだ。

回路図と2000行に及ぶアセンブリ言語のソースを含む、ステップバイステップの詳しいインストラクションが下記のページで公開されている。

Electronics

2015.07.01

Blink Blink:女の子による女の子のための電子キット

写真:blink blink

意欲的な起業家から気楽なミートアップが大好きな女の子まで、女性だって理系の職業に前向きで、理系の職場で働いている人もたくさんいる。しかし、みんなが同じように科学や技術や工学や数学に興味があっても、もうひとつ共通する問題がある。教室やオフィスに入ったとき、周囲を見て、圧倒的に男社会であることに気がついた経験があるはず。

これは、航空宇宙工学を学んでいたNicole Messierも経験したことだ。大学時代、彼女には女性としては珍しい役割を担った模範、教師、友人がいた。

Fabrication

2015.06.30

3Dプリントをプラットフォームから外す新提案

3Dプリンターのビルドプラットフォームから3Dプリントを剥がすための方法はいろいろ考えられてきた。Makerbotが特許を持つAutomated Build PlatformからUltimakerの完成したあとのプリントを押し剥がすスクリプトまでさまざまだ。

そして今、MatterHackersは、私が見てきた中で最高の方法のビデオを制作した。Punch-Out!だ。プリントしたマジックハンドの先端に漫画のようなボクシングのグローブが付いている。プリントは、一発でプラットフォームから叩き落される。

Fabrication

2015.06.29

3Dプリントした義足で歩いて泳ぐアヒルくん

ButtercupとMike Garey(写真とビデオ:Feathered Angels Waterfowl Sanctuary)

Buttercupは世界でいちばんかわいいアヒルかもしれない。彼は恋をしている。テディベアを愛し、3Dプリントした義足で歩いたり泳いだりする。

Buttercupは左足がねじれた状態で生まれてきた。完全に前に回らない。そこで、できるだけよい生活が送れるようにと、Feathered Angels Waterfowl Sanctuaryで育てられることになった。

Electronics

2015.06.26

3Doodlerの開発者が語るメイカースペースから市場への道

2013年のはじめに行われたクラウドファンドKickstarter のキャンペーンで、世界初の3Dプリントペンが230万ドルを獲得した。

13万ユニットを超える3Doodlerが売れた。今年の始めには、新しい改良型の、よりスリムになった2.0 versionのキャンペーンが行われ、150万ドルを獲得した。私たちは3Doodleの共同創設者、Max Bogueに会い、その体験について語ってもらった。

DC Denison:これまでにいくつものオモチャを作ってこられましたが、3Doodlerが最初のヒットでしたね。