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2010.02.18

モノ作りのビジネスを考える

これから数ヶ月間、Make英語版 Vol.21の「Your Desktop Factory (デスクトップ工場)」特集と連動して、Make: Onlineでも「モノ作りのビジネス」について考えていこうと思う。物作りの情熱を収入に結びつけるための企画だ。ごく気軽な売買から、少量の製品をネットで販売する方法、Etsyや最近開店したMaker’s Marketなどの利用法から、より真剣な、長期的スモールビジネスの運営方法まで、幅広く取り上げていきたい。いろいろなMakerのインタビューや寄稿を予定している。

Electronics

2010.02.18

海賊と戦う放水ロボット

ロシアの企業が、消火用と海賊撃退用の両方に使える自動照準式の放水ロボットを販売している。BotJunkieのEvan Ackermanが解説している。ロボット放水器(船の片側に6門ずつ配置される)は、中央コンピューターで制御され、船に近づく海賊をテレビカメラでキャッチして放水する。ロボットは、1秒間に40リットルの水を放出できる。射程距離は70メートル。これで海賊を水で撃退でき、小さなボートなら沈めることもできる。この防衛技術は、すでに海賊撃退に使われているものだが、本来なら人がホースを使って行う作業をロボットが肩代わりすることで、乗員の安全が保たれる。

Electronics

2010.02.18

歴史に残る25のチップ

IEEE Spectrumの25 Microchips That Shook the World(世界を動かした25のマイクロチップ)に、555タイマーや741オペアンプなどのお馴染みのチップを含む、もっとも衝撃的だったICのリストが掲載されている。関連情報へのリンクも多い。いい記事だ。

Other

2010.02.17

みんなの市場、Maker's Marketオープン!

私たちの活動に、1年以上、興味を持って見守ってくれた方なら、私たちがMakers Marketの構築に力を注いでいたことを、なんとなく感じられていただろう。あれやこれや、いろんな苦労があって、取り憑かれたようにサイトを作り、あれこれ手配して、営業して、値段付けをして、やっとのことでこの小さなMakerのための市場をオープンすることができた。ここは、クールなギークグッズ(や、Makerが作った物)を売るためのオンラインのファーマーズマーケットと位置づけている。

Electronics

2010.02.17

Javaアプレットの回路シミュレーター

回路の信号の流れを視角化するのは、けっこう難しい。回路シミュレーターを使えば、回路がどのように機能しているかを知ることができるけど、そうした製品は一般に効果で、高度な電子技術の知識がないと使えない。しかし、単純な回路の動きを見たいというなら、このJavaベースのCircuit Simulatorがある。パーツや基本回路のライブラリーが充実していて、それらを使ったり、改造したりして、電子回路の動きがわかるようになっている。LTSpiceやQucsといった本格的なシミュレーターのように機能満載とはいかないが、無料だし、ウェブブラウザーで走るし、とにかく楽しく遊べるのがいい。

Electronics

2010.02.16

レゴで作ったピンボールマシン

レゴでピンボールマシンを作る試み。Mindstormの部品や輪ゴムを組み合わせています。これは作るプロセスがとても楽しそう。現在はレゴではなく、木工+電子工作でより本格的なものを開発中とのこと – Time Tripperブログ。ピンボール以外の作品も興味深いものばかりで、つい読みふけってしまうブログなのです。

Electronics

2010.02.16

Tinker ItのTinkerKitがジョージア州サバンナでお披露目

interaction10がジョージア州サバンナで開かれた。この日の最初のワークショップのなかに、Arduinoプロジェクトの共同創設者、Massimo BanziのTangible Interface Prototypingがあった(上の写真の左側がMassimo、右が同じくArduino開発チームのTom Igoe)。このワークショップは、間もなく発売される TinkerKitを使ったもの。これは、電子プロトタイピングプラットフォームArduinoで使える、プラグ式のセンサーモジュールだ。

Other

2010.02.16

Make: Onlineのコメントに関する新しい方針とコミュニティーのガイドライン

日本語版編集部から:日本語版では、下にあげられているような他者を中傷、攻撃するようなコメントはありませんが、このMake: Onlineを使ったコミュニケーションを行っていただく上での参考情報として掲載します。
長年にわたり、このMake: Onlineでは、コメントは広くオープンに受け付けてきました。誰かを中傷したり、あからさまな攻撃をしたり、スパムであったりしない限りは、みなさんのコメントは有効でした。また、匿名のコメントも受け付けてきました。

Electronics

2010.02.15

Concurrencyを使ってArduinoで簡単にマルチスレッド

マイクロコントローラーのプログラミングは楽しいけど、一度に複数の仕事をさせようとすると難しいよね。そこで便利なのが、オープンソースのプログラミング言語、Concurrencyだ。これは、マルチスレッド処理の開発環境を提供する言語だ。つまり、互いに干渉しない形で複数の処理を同時にさせるプログラムを記述できるということ。もちろん、普通のArduinoで一生懸命コーディングすれば同じことはできる。また割り込みを使うという手もある。でも、これみたいにスレッド処理を目的とした言語を使えば、すぐにでもスレッド処理の世界に入れるようになる。