Science

2010.03.24

How-To: ラジコンヘリでクジラの潮を集める

先日、クジラの骨の病気を研究するための検体を採取する方法について、みんなのアイデアを募集したんだけど、アマチュアのクジラ病理学研究者がこんなにいたとは、知らなかった!
ともかく、みなさんご承知のとおり……知ってると思うけど……、野生のクジラの血液を、クジラを傷つけたり殺したりせずに採取するのは、ものすごく難しい。しかし、子供でもわかることだけど、生きたクジラの血液の次に有用な検体はクジラの潮(英語ではsnot=鼻水)だ。クジラが息を吐くときに一緒に吹き出されるから、これなら簡単だ。

Electronics

2010.03.23

Maker Business: Adafruit Industriesの場合 – ニューヨークのオープンソース会社の裏側 Part 1

上のビデオはRocketBoom 提供
Maker Shedでもたくさんのキットを販売しているAdafruit Industriesのことは、聞いたことがあるという方も多いと思う。ボクはMakeのシニアエディターであるほかに、Limor(Ladyada)のオープンソースハードウェアキットのビジネスを手伝っている。ボクは、ボクたちがこの船をいかに浮かばせて、いかに新しい海域へ進めていくかという総合的な話を、何回かに分けて書いていこうと予定しているんだけど、今回はMaker Business特集ということで、ボクたちの仕事の概要と、どれだけたくさんのウェブツールやサービスを活用しているかを紹介したいと思います。

Fabrication

2010.03.23

巨大3Dプリンターは建物だってプリントできる(理論的には)

Blueprint Magazineにすごいマシンの記事が載った。ピサ近郊の工業団地の小さな工房に、建物もプリントできるマシンがある。この機械自体は自動車工場向けの試作品のように見る。4本の柱が、それぞれ独立してひとつのアーマチュアを支えている。砂まみれのコンピューターにインストールしたCADソフトの指令で、アーマチュアは砂山の上数ミリのところを移動する。その底面には数百のノズルがあり、マグネシウムを基本とする溶剤が吹き出す仕組みだ。作業は4段階の工程で進められる。

Other

2010.03.19

Make: Tokyo Meeting 05 – 日時と場所決定!

お待たせしてしまってすみません。次回のMake: Tokyo Meetingの日時と場所が決定しました! 開催日は5月22日(土)と23日(日)の二日間。事情でMaker Faire Bay Areaと同じ日になってしまいましたが、太平洋を挟んでサンフランシスコと東京で盛り上がりそうです。会場は前回と同じ東京工業大学 大岡山キャンパス。前回よりも広いスペースを使えることになりそうです。

Electronics

2010.03.19

Intern’s Corner:DIYプロジェクトの写真の撮り方

一週おきに、Makeの素晴らしいIntern(見習い)諸君がMake: Labsで作っているプロジェクトについて、ぶち当たったトラブルについて、次に何をするかについて語る、Intern’s Cornerです。
Part 1. プロジェクトの背景をセットする。
— Ed Troxell(photo intern)
DIY愛好家として、自分の作品を自慢したり、他のMaker仲間の参考にしてもらいたいと思えば、プロジェクトを完成させて、作り方を書いただけでは、まだ戦いは半分。

Electronics

2010.03.18

ブレッドボードバンドの活動記録

ブレッドボードの上に電子回路を組み立てることで音を紡ぎ出すブレッドボードバンドの活動が1本の動画にまとめられています。ワークショップの最後に収録されている1対1バトル(?)の様子がとくに面白い。
東京芸術大学の芸術情報センターでのワークショップは今年も開講されるようです。ただいま受講者募集中。
平成22年度東京芸術大学公開講座の一部として「電子楽器工作ワークショップ」が開催されます。
ハンダ付けをしなくても電子部品をコネクタに差し込むことで電子回路を組むことができるブレッドボードを使って電子楽器を作ります。

Electronics

2010.03.18

Arduinoと8×8 LEDマトリックスでマリオ

まだ未完成だけど、すごくいい感じ。Arduinoとボタン数個と8×8 LEDマトリックスがあれば、この古典的アーケードゲームの簡略版が遊べる。次はなんだろう。「ヘイロー」とか? いいね。詳しい情報とArduinoのコードは、Vimeoの動画解説にあるよ。これは、カーネギーメロン大学のScott Hudsonが教えていた「HCIにおける装置、センサー、行動認識」のためのゲームプロジェクトです。

Fabrication

2010.03.17

書評:『ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け』

日本語版編集から:上の写真は、『ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け』の原書『FAB』のものです。
MIT Center for Bits and Atomsの所長を務める Neil Gershenfeld(ニール・ガーシェンフェルド)が 「How to Make (almost) Anything」(”ほぼ” あらゆる物を作る方法)という講義を行ったとき、受講生のあまりの多さに仰天した。とくに驚かされたのは、そのほとんどが理論的研究に関する授業を取っておらず、学歴条件も満たしていなかったにも関わらず、物作りを夢見ていた学生たちであったことだ。

Electronics

2010.03.16

和テイスト満点の扇子型楽器

扇子を振ると音が出る。シンプルなアイデアです。手首に巻き付けられたArduinoが光センサや加速度センサの情報を集め、XBeeでコンピュータへ送り、Processingで処理をしている模様。一般的なコンポーネントをうまく使って、独自のアイデアを実現しています。センスがいいですね。