Science

2008.12.17

近宇宙のクマさん

MAKEの読者、James Coxonは、先日行われたケンブリッジ大学スペースフライトプロジェクトについて電子メールを送ってくれた。これは、大学生とSPARKS科学クラブの子供たちが共同で4つのテディベアをヘリウムを使った超高々度気球で打ち上げるというものだ。
この実験の目的は、飛行中、マイナス53℃の環境にもっともよく耐える素材を探し出すことにあります。それぞれの縫いぐるみには、11歳から13歳のSPARKSの子供たちがデザインした、異なる素材の宇宙服を着ています。

Electronics

2008.12.16

妄想工作

先日のMake: Tokyo Meeting 02に参加していただいた乙幡啓子さんの本が出版されました。デイリーポータルZの掲載原稿を中心にした一冊で、MTM02でも展示されたサーモグラフィー・セーター、家具転倒防止邪鬼、アレシボマフラーの制作過程も収録。最終的な形に至るまでの試行錯誤、そして苦労話も楽しく読める、愉快な本です。
・妄想工作
・乙幡啓子 著
・廣済堂出版
・定価1,260円(税込)
・A5版/144ページ
下は目次です。

Electronics

2008.12.16

2008年版オープンソースハードウェア製品完全ガイド(各種キット、プラットフォーム編)

編集から:Arduino編の続きです。
ArduinoベースのUAV – オープンソースの無人航空機

ArduiPilot – UAV 用ナビゲーション
ArduPilotは、オープンソースのArduinoプラットフォームをベースにした安価なナビゲーション専用オートパイロット。現在はベータ版。簡単に組み立てられるキットとして発売される予定(SMD部分は基盤にはんだ付け済み、その他のスルーホール用部品ははんだ付けが必要)。

Electronics

2008.12.15

カルシウム・リアクター

カルシウム・リアクターとは無脊椎動物の飼育(とくにハードコーラル)に必要なカルシウムを水槽に供給する装置のこと。今までは「水酸化カルシウム」の粉末をRO水(ROフィルターを通した後の不純物の少ない水)で溶かして点滴をしていましたのですが、週2回の点滴作業がひじょーにめんどくさいのと水酸化カルシウム溶液(Ca++、OH-)を入れるとKH(HCO3-)が消費されるから、KHが沈殿して低くなってしまいます。
てー事で高カルシウムと高KHと低「手間」水槽にしようと思って制作しました。

Electronics

2008.12.15

1-key-keyboardプロジェクト

とっても面白いプロジェクトだ。AVRマイクロコントローラーを使って1キー・キーボードを作っている。このキーボードの使い道、いくらでも思いついちゃうな。1キー・キーボードは、インタラクションデザイナーとして、”安くて早くて簡単なプロトタイプ”を作る必要に迫られ、思いついたものです。Abobe Flashなどのスクリーンベースの簡単なデモの製作では、物理アクションのプロトタイプを作りたい場合は、よく使う方法は、目的のキーボードのアクションを登録することです。

Electronics

2008.12.15

視覚障害者のためのiPhoneケース

視覚障害者用に作られた、このシリコン製のiPhoneケースに注目だ。Core77より。
ポルトガルを中心に活躍するデザイナー、Bruno Fosiは、目に障害がある人でもiPhoneを使えるようにするケースの試作品を開発した。シリコンケースには、指で触ってわかるように、ロゴやアイコンや文字などがエンボス加工されている。それでもタッチスクリーンが機能するように十分に薄くできている。文字を音声に変換する機能と併せて使えば、目の見えない人にも大きな可能性が広がるというわけだ。

Electronics

2008.12.14

ドライバードリル・カメラ

Make日本語版 Vol.3でトイレンズの作り方を紹介していただいた上原ゼンジさんが作ったのが、ドライバードリル・カメラ。発想のきっかけは、長時間露光で何かできないかと考えていたこと。長時間露光というのは、瞬間で被写体を写し止めるのではなく、時間をかけて撮影をする方法。暗ければ写真は写らないから、仕方なくシャッタースピードが遅くなる場合もあるし、ブレなどの効果を狙う場合もある。
どんな写真が撮れたかは、リンク先でどうぞ。また、上原さんの写真展「FANTASTIC REALISM 夢遊する現実」では、トイレンズなどを使った作例も展示されるとのこと。

Electronics

2008.12.12

音楽的工業技術 – ロボットをもっと音楽的に、創造的に、表現豊かに

写真:Jeff Lieberman
ロボットがもっと音楽的に、創造的に、表現力豊かになったらいいと思わない? ミュージシャンでロボット研究家のDan PaluskaとJeff Liebermanは、ウェブに接続する形の”ロボティック・メカニカル・オーケストラ”を作った。これは、ゴムボール砲から玉を打ち出してマリンバを演奏し、伝統的な打楽器を叩き、メカの指でワイングラスの縁をこする。このマシンは”Absolute Quartet”(アブソルートカルテット)と呼ばれ、ユーザーがウェブ上で作曲したメロディーに、人工知能で考えたリフを乗せていく。

Electronics

2008.12.12

Meggy Jr RGBのプログラミングガイドとライブラリー

EMS Labsは、Meggy Jr RGBハンドヘルドゲーム開発プラットフォーム用のPDF資料と新しいプログラミングライブラリーを発表した。このProgrammable Guideはすごくよくできている。分かりやすくて簡潔。ボクにだってわかりそうな内容だ。コードのライブラリー(Meggy Jrライブラリー)は、Meggy Jrハードウエアへのソフトウェアインターフェースと、その上にフロートするマクロと関数(Meggy Jr Simplified ライブラリー)を提供している。