Crafts

2020.12.10

環境に配慮した自給自足生活を送るためのタイニーハウス「Niu House」

バルセロナのGreen Fab Labは、長閑な山の暮らしとエコロジーについての最新の研究が並行するユニークな場所だが、メイカーの世界でもエコロジーに関心のある人々の間でもそれほど有名なわけではない。地元の建築系大学院に運営されていて教育と研究により重点を置いているので、一般向けの広報にはそれほど力を入れていないということかもしれない。そんな“知る人ぞ知る”Green Fab Labを時折訪れて、IoTを活用した蜜蜂の巣箱などについて取り上げ、かれこれ5年ほどの月日が経った。

Crafts

2020.12.08

バルセロナのFab Labがロックダウン下で進化させる持続可能な自給自足生活

新型コロナウィルスCovid-19の感染数が世界で再び増加し、感染拡大がピークを迎えている。

ヨーロッパでも一番規模が大きいローマのMaker Faireは当初オンサイトとのハイブリッドで12月に開催される予定だったが、先日完全なオンラインイベントに変更されてしまった。各国で飲食店の閉鎖や外出制限などの感染抑制策が行われるているが、同時に経済活動に対する影響への不安も日々高まっている。

しかも問題は経済にとどまらない。パンデミックが労働力や物流に影響を与え、食糧生産が不安定になるという予測もある。

Other

2020.11.18

「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #7 — いつだってものを作ってきたメイカーが語り合うパネルディスカッション「メイカーに生まれて」

Maker Faire Tokyo 2020のステージプログラムでは、10月3日・4日の両日ともに7本ずつのパネルディスカッションとプレゼンテーションが組まれた。初日の最初のステージは、「メイカーに生まれて」と題したパネルディスカッション(YouTube Liveでも配信)。

登壇者は、今江望さん(今江科学)、原田直樹さん(denha’s channel)、北村満さん(ヒゲキタ)。

Kids

2020.11.17

「Maker Faire Tokyo」ストーリー — 数学好きな小学1年生のビジョンを大学生が形にしたボードゲーム「Museum of Mathematics」

数学が大好きな小学生と大学サークルがタッグを組んで製作した大型の立体ボードゲームが、「Museum of Mathematics」(Ryo×理科大Fabri.)だ。Maker Faire Tokyo2020に出展されて注目を集めた。

このゲームは、レーザーカッターでMDFを加工、複雑な構造に組み上げられている。進路はくねくねとつながって、全体はテーブルいっぱいに広がる。各パート(島)はフシギなかたち。刻まれた模様も呪文のような記号。観覧車があったり、ルーレットがあったり。

Kids

2020.11.16

ものをつくらないものづくり #5 — 大学のスペキュラティヴ・デザイン

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

先日のMaker Faire Tokyo 2020でも、ベネッセとの共同でSchool Maker Faireが行われていたように、ものづくりと教育はさまざまな観点で結びついている。さらに今年度は、COVID-19の状況で遠隔授業(というよりも分散授業)が不可避になり、小学校から高等教育まで、さまざまな観点から、教育そのものに対する問い直しも始まった。

Science

2020.11.11

「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #6 — 原価300ドルのオープンソースリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」

バイオテクノロジーに関連した作品は、Maker Faire Tokyoでたびたび見かけるが、Maker Faire Tokyo 2020では、原価300ドル(≒3万円)のリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」が登場した。

PCRマシンを自作する

作ったのは久川真吾さん(以下、久川さん)、久川まり子さん(以下、まり子さん)。これまでもソフトウェア開発を本業としながらDIYでさまざまなものを作ってきた。二人が最初に作ったPCRマシンは、2018年6月完成の「Ninja PCR」。

Electronics

2020.11.10

「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #5 — 量子ビットの操作を可視化した「8bit Quantum Computer」

鉄板の上に砂をかけ、スイッチを入れると独特の絵が浮かびあがる。時間が立つとともに、描かれる絵は移り変わっていく。そんな不思議な装置を作って、Maker Faire Tokyo 2020にやってきたのは、新里祐教さんと今村謙之さん。

これは量子コンピューターのQPU(ノイマン型コンピューターのCPUにあたる)における量子ビット(Qubit)の操作を表現したものだ。量子コンピューターは、量子の状態を使ってビットを表現する。その量子の状態の変化を「砂で描いたクラドニ図が音波により変わる」ことで表している。

Other

2020.11.02

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」オンライン部分の出展者募集は11月15日(日)の17時まで

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」オンライン部分の出展者募集について、総合ディレクターの小林茂さん(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] )からご案内をいただきました。

岐阜県大垣市の物理会場とのハイブリッドで開催するDIYの祭典「Ogaki Mini Maker Faire 2020」では、オンライン部分に関する出展者募集を開始いたします。

今回募集するのは、以下の3種類です。

Fabrication

2020.10.22

「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #3 — 3Dプリンタの生成物をものづくりの工程に利用する「野良雲焼」プロジェクト

今年も、さまざまな作品が登場したMaker Faireだったが、その中から「野良雲焼」プロジェクトを取り上げたい。これは、3Dプリンタの出力物を原型に焼き物を作ろうというtinker.jpさんのプロジェクト。これは、モデリングソフトを使ってデザインしたものを3Dプリンタで出力し、それで磁器を作るというものだ。3D出力したものがベースで、まず、そこからシリコンで型(分割したもの=割型)を取る。最終的にこの部分を石膏にするため、いったん反対側の型を取り、石膏で再度、型を取る。

Fabrication

2020.10.20

「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #2 — “着る”モビリティ、交通デザイン研究所の「MOBILE WEAR」がバージョンアップ

新たなパーソナルモビリティとして、交通デザイン研究所の河田法之さんが提案する「MOBILE WEAR」。Maker Faire Tokyo 2019に続き、Ver.2にあたる「MOBILE WEAR Mk-II」がMaker Faire Tokyo 2020に登場した。「立ち姿勢」あるいは「座り姿勢」で移動できるというコンセプトのパーソナルモビリティだ。