Electronics

2017.01.31

私はシンプリシティの精神で火星探査機を作った

NASA 100周年チャレンジでは、NASAが抱えるさまざまな問題を市民のアイデアを使って解決するための、興味深いコンテストがいくつか行われる。2016年6月、私は、Sample Return Robot Competition(サンプル回収ロボット・コンペティション)に参加した。これは150万ドルをかけた火星探索を視野に入れたコンテストで、目的は、さまざまなサンプルの位置を自動的に特定し、回収し、持ち帰るローバーを作ること。限られた地図情報だけが与えられ、地球からのナビゲーション操作は行えない。

Fabrication

2017.01.30

鉄の10倍強い3Dプリント素材

去年(2016年)の9月、ドイツのHasso-Plattner-Institute(ハッソ・プラットナー・インスティテュート)と、そこで行われている素材の内部構造をハックして、シンプルな動力のないマシンを作るための素材の研究開発(「3Dプリンターで簡単な機械を作るメタマテリアル」は日本語訳)について紹介した。マイクロ構造の研究によって、彼らはスイッチ、ラッチ、ドアハンドルなどに応用できるシンプルなメカニズムを3Dプリントすることに成功した。

今度は、メタマテリアルの分野で大きな発見があった。

Kids

2017.01.27

子どもにコーディングを教えるロボット3つ

私たちが形作ろうとしている世界では、ますますプログラミングのスキルが重要になってきている。ただ幸いなことに、その学習はどんどん簡単になっている。Scratchのようなブロックベースの言語は、ソフトウェア開発の入門には最適だ。高校卒業までに習得すべきと私が考えている言語、Pythonは、使いたいと思うほとんどすべてのプラットフォームに共通で使用できる。Arduinoがソフトウェアの楽しさを、そして物理世界と関われるソフトウェアの開発はなお楽しいと教えてくれた。そうなると、次はロボットだ。

Electronics

2017.01.26

携帯ゲーム型Arduino互換機 “Gamebuino”

GamebuinoがIndiegogoに登場したのは2014年の春。そこから数えると、そろそろ3年目のプロジェクト。プレイできるゲームのリストがだいぶ長くなってきた。作者のAurélien Rodotさんは、昨年秋に会社を辞めて、Gamebuinoにすべての時間を投入することに決めたらしい。早速その効果が現れたのか、在庫が潤沢になった模様。秋葉原でも買えるようになった(秋月電子)。ワタクシもひとつ買ってきた。実際に使ってみるのは、これが初めて。以下はそのファーストインプレッション。

Crafts

2017.01.25

ユニークな名刺をレーザーカットする3つのコツ

私はレーザーカッターを手に入れたのだが、思いつくかぎり、あれこれクレイジーなことを試している。なかでも、レーザーで作ったらクールだろうなと思っていたものがある。オリジナルの名刺だ。今回はそれに挑戦して、どうなるかを見てみたい。

名刺をレーザーカッターで作るというアイデアは新しいものではない。何年も前にオハイオ州シンシナティのハッカースペース、Hive13のものを見たことがある。「Make:」のデジタルファブリケーション担当の編集者、Matt Stultzも数年前にレーザーカットした名刺をMaker Faireで配っていた。

Kids

2017.01.24

究極のダンジョンマスタースクリーン

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をプレイしたことのある人なら、そして、オフィシャルなダンジョンマスター(DM)スクリーンを使ったことのある人なら、市販のスクリーンが薄っぺらであることを知っているはずだ。ボール紙ではなく厚い板で作られたものでも、頑丈ではあるが、それではあまり面白くなく、プリントされた内容が固定されてしまう。

去年のクリスマス、Dave Henningと彼のゲーミングクラブは、プレゼント交換を行った。Daveは本当に価値のあるものを贈りたいと考え、忘れられた領域の神々も嫉妬するような特別なDMスクリーンを作ったのだ。

Other

2017.01.23

いかにしてMakerは製造ルネサンスを引き起こせるか

『5 Ways the Maker Movement can help catalyze a manufacturing renaissance』(Makerムーブメントが製造ルネサンスを促進するための5つの方法)という記事が、「衰えつつあるアメリカの製造業のエコシステムを建て直すために、アメリカ人が心の底に持っている分散型創造性としてMakerムーブメントを支えてほしい」と人々に訴えた。

Brookings InstitutionのMark Muroと、『Maker City』を私と書いてくれた共著者のPeter Hirshbergは、その記事の共著者でもある。

Fabrication

2017.01.20

同じデザインを熱積層、光造形の3DプリンターとCNC(Shopbot)で作って比較する

プロトタイプ(試作品)の製作は新しいことではない。何百年も前から、発明家は新しいマシンのモックアップを木を削ったりして作ってきた。ライト兄弟もトーマス・エジソンもプロトタイプを作っていた。しかし、プロトタイプの製作には、アイデアだけではなく、かなり高度な技術が必要だった。

現在のプロトタイピングは違う。デザインはコンピューターのソフトウェア上で作られ、それを製造するマシンに直接送られる。しかも、3DプリンターやCNCルーターも手ごろな価格で買えるようになってきた。

Kids

2017.01.19

3Dプリンターとレーザーカッターで作った映写機

秋山耀さんは3Dプリンターとレーザーカッターを駆使して8ミリフィルム用映写機を作った。動画を見るとわかるとおり、歯車の動きが面白い。フィルムのコマ送りは伝統的なジェネバ機構による。動作音がとても映写機らしいけど、これはジェネバ機構のおかげだろうか。簡素化のためフィルムはループになっていて、約4秒間の「映画」を繰り返し再生することができる。自分のフィルムをかけてみたい。

Fabrication

2017.01.18

VRで歩ける3Dモデルからレーザーカットした究極のダンジョンゲームボード

子どものころ、Dace Campbellが大好きだったゲームは『Dungeon!』だった。これは、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の作者が作り、兄たちがハマっていたそのゲームの簡易版だ。ご想像のとおり、神話に登場するキャラクターを選択し、ゲームボードの中のふらふら歩いてモンスターを倒し、宝を集めるというものだ。

彼はそのゲームの楽しさを子どもたちにも伝えようと考えた。そして、アップデートされたゲームを購入した。ところが残念なことに、彼によると新しいゲームのデザインは「かわいく」なってしまっていて、ボードが小さくなり、カードがボード上のダンジョンの中に収まらなくなっていたという。