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2017.10.27

被災地にMakerができること:プエルトリコにソーラーランタンを寄付するHackerfarm

はっきりと覚えている。ガールフレンドのJacintaと深圳のCNC工場から帰ってきたときだ。携帯をチェックすると、プエルトリコが少なくとも6カ月間停電しているというニュースが現れた。「ウソだろ」と私は思った。「ニュージャージー全体が半年以上も停電しているのに匹敵するぞ」と。

[東日本大震災の]津波の後に東京で実施された計画停電のときの気持ちは、今でも忘れられない。暗い部屋に座っているだけで何もできない、あの無力感はかなりのものだった。これまでの人生で、つねに電力が使えるインフラは当たり前の存在になっていた。

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2017.10.26

単3乾電池で340日間動作するESP8266ワイヤレスセンサー

ESP-8266(ESP-WROOM-02)を使うと、お金をかけずにワイヤレスセンサーデバイスを作ることができます。Arduino IDEやMicroPythonで開発できるから、プログラミングも比較的易しい。でも、実際に動かしてみると気になるのが消費電力。通信時にかなり電気を食うので、電池だけでずっと動くように作ろうとすると工夫が必要です。

そんな工夫の数々を国野亘さんがわかりやすくまとめてくれました。温度センサを実際に作って動かす実験の結果、単4電池3本を使用して連続170日間の動作を確認。

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2017.10.25

Maker Faire New York 2017 #3 アマチュア無線、ビデオシンセ、ベクタースキャン… レガシーメディアを遊び尽くす

アマチュア無線やラジオ、モジュラーシンセサイザー、8mm・16mmフィルムやブラウン管のモニターなど、愛好家を除いて現在ほとんど使われなくなったが、30代以上の世代の多くのメイカーにとっては、それらをバラしたり組み立てたりして電子工作に慣れ親しむきっかけになったのではないだろうか。

今年のMaker Faire New Yorkには、既に多くの人々が使うものではなくなったレガシーメディアの部類を今日の技術でアップデートした作品にいくつか秀逸なものがあったので紹介しよう。

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2017.10.24

Maker Faire New York 2017 #2 匂いのシンセサイザー、Edtechシーンが集中するニューヨーク

9月下旬のニューヨークは半袖でも汗ばむ温度で、まだ夏の雰囲気が残っていた。雲ひとつない青空の下で開催されたニューヨークのMaker Faireでは屋外のスペースも活用され、たいていはテントを張っていたが、屋根を設けずに完全に野外で(のびのびと?)3Dプリンターを動している豪快なブースもあった。

ブルックリンにある食べ物と飲み物のための博物館、Museum of food and drinkによって作られた「The Smell Synth」はピアノを弾いて音を出すように匂いを出すというコンセプトで制作された匂いのシンセサイザーだ。

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2017.10.23

Maker Faire New York 2017 #1 医療の世界へも広がったMakerムーブメント

世界を代表する意味なのだろう、ニューヨークのMaker Faireには”World Maker Faire”と名付けられている。ローマやサンフランシスコのMaker Faireと比べるとやや規模は小さく会期は1日短いが、Arduino社が新しい製品やニュースを発表したり、アメリカ東海岸エリアを代表するMaker Faireとして少々特別な位置づけになっている。そのMaker Faire New Yorkのため、残暑が残る9月下旬のニューヨークを訪れた。

Crafts

2017.10.23

3Dプリントしたブラスターからユニコーンの折り紙まで。8つのブレードランナーのレプリカ小道具

私は映画『ブレードランナー』が大好き。その話を始めたら止まらなくなるから、誰だって気づくはず。今は『ブレードランナー2049』のおかげで、「やれやれ」って顔をされずに済むようになった。それに、Maker友だちがブレードランナー関係の素晴らしいプロジェクトをいろいろ作ってくれた。みんなにもできるから、作ってみて。

デッカードの3Dプリントブラスター

最初は3D CentralのAndrew Forsterが3Dプリントで製作したデッカードのブラスター。この3Dプリントは素晴らしい。

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2017.10.20

「Web×IoTメイカーズチャレンジ2017」仙台、前橋、横須賀、鳥取、沖縄にて開催

学生や若いエンジニアを対象にしたハッカソンが、総務省「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」として、2017年11月から2018年3月の間、全国5ヶ所(仙台、前橋、横須賀、鳥取、沖縄)にて開催されます。

パソコンやスマホ、ネットワーク機器だけでなく、これまで想定されなかったあらゆるモノがインターネットにつながる「IoT (Internet of Things) = モノのインターネット」。革新的でユニークなサービスが登場し、モノに新しい付加価値が生まれる未来にますます期待が高まっています。

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2017.10.20

3Dプリンターを使った愛猫の義足作りで人生を取り戻した傷痍軍人

Makerムーブメントで本当に素晴らしいことのひとつに、誰でも受け入れる間口の広さがある。誰もがMakerになれるし、すべての人が、自分の中のMakerを発見することができる。熟練の退役兵、Karolyn Smithは、自分がMakerだとは考えたこともなかった。体に重傷を負い、心にもPTSDを抱えて戦場から帰国した彼女は、薬漬けにされ、根本的な治療への望みを失っていた。そんななかで彼女は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のOperation Mendの創造的な技術と医師たちに出会い、先進的な手術によって痛みが劇的に低減し、移動も楽になり、希望も取り戻した。

Electronics

2017.10.19

美しいアナログメータ時計

シンプルなアイデアが美しく実装されている、たまささんの作品。針の動きは時計の世界でいうところのレトログラードになっています。作り方の詳細は下記のページに。

アナログメータ時計をつくる

メーターに5Vの直流電圧計を使い、ArduinoのPWM出力で時分秒を表現しています。文字盤の加工精度が重要ですね。

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2017.10.18

Dale Doughertyが伝えるカリフォルニア山火事の現状、そして災害に際してMakerには何ができるのか

信じたくない現状

ソノマ郡とナパ郡を襲っている山火事によって激しく被災した地域は、まるで「戦場のようだ」と人々に言わしめた。猛り狂う炎は、聖書の中の黙示録の光景を連想させる。これほど甚大な被害を表現する言葉を、私たちは持ち合わせていない。信じられない光景だ。言葉を失うとはこのことだ。Douglas Thronがドローンで撮影した下の動画を見てほしい。

ラジオによると、炎は3秒ごとにフットボール場1つ分の面積を焼き払いながら広がっているという。1899年に建てられた赤い円形納屋ラウンドバーンなどの名所も焼け落ちた。