Crafts

2013.10.21

子どもの自尊心を持ち上げる99セントの名前ゲーム

数年前、私の友人の娘さん、Kathyは、気分が落ち込んで自分に自信を失っているという話を聞いた。その当時、Kathyはまだ10歳だったのに、わけもわからず、自分自身に疑いを持つようになっていた。母親は、彼女に心を開かせることは難しいと感じていた。小さな子どもには重い問題だ。その辛さには私も共感できる。

私がティーンエイジャーだったころ、そしてティーンの間ずっと、いろいろな理由から、自尊心を失い、気分が落ち込み、生きる目的を見失っていた。しかしあるとき、私は青春の苦悩から、創造性によって抜け出すことができた。

Crafts

2013.10.04

私の初めての記念すべき失敗はMaker Faire New York

私は今、ここニューヨークで、列になってブースを設置し、ガジェットやクラフトを並べるMakerたちを見ているのだが、突然、2010年の私が初めて参加したMaker Faireのことを思い出した。あれは最初からドツボだった。

私はニューヨーク大学のITP大学院で開かれたMaker Faireのミーティングに参加した。Arduinoの共同開発者(で、その後私の教授となる)Tom Igoeが、ある課題を提示した。

Crafts

2013.10.01

文書化しなければ存在しないも同然

写真:Flickrユーザー、joelogon

プロジェクトを文書化する理由は山ほどある。総合的に考えて、文書化しないほうが間違ってる。私はITPに入ったときに、そう叩き込まれた。しかしこれは、すべてのMakerのプロジェクトにも言えることだ。自分のプロジェクトを、友だちや家族以外の、知らない人たちに公表したいと思えば、ほぼあらゆる段階で写真やビデオを使った文書化が必要となる。

私がこの習慣を始めた当初は、作業の流れが止まってしまった。作業に熱中しているときは、どんどん先へ進めたいものだ。

Crafts

2013.09.28

原子模型のように、宙に浮く小球

8つの球が宙に浮いて、小刻みに震えている。各球の位置はゆっくり変化する。まるで生きている原子模型のように見える。
Kishiさんの作品”atOms”は空気を使って物体を空中にとどまらせる。8個のファンと16個のサーボは2基のArduinoを経由してコンピュータから制御され、空気が届く範囲で自由に球の位置をコントロールすることができる。

Crafts

2013.09.26

太陽光で回る空撮リグ

カイトで空撮するときカメラの角度を変えたいとしたらどうする? 上の動画は、志賀さんによる太陽電池を使ったシンプルな解決策。カメラの電池はしょうがないとしても、それ以外は自然の力だけで撮れる。これぞカイト空撮。

Electronics

2013.09.25

計画的陳腐化をくつがえすFixers Collective

偶像破壊的エコノミスト、Herman Dalyは、「定常状態の経済」という用語の普及させた。この考え方は、多くのMakerが、意識するしないに関わらず受け入れているものだ。詳しくはここで読めるが、要は、新しいインプットや材料がなくとも回り続ける自然と同じ、閉じたループのシステムだ。自然は、それが依存する天然資源を使いすぎないよう、成長しない定常状態を保っている。修理、再利用、リサイクルによって、そうしたシステムが成り立つ。

もちろん、私たちはその反対のシステムの中に住んでいる。

Electronics

2013.09.19

あるエレガントな視覚化の方法

天井から吊された瓶から床に垂れるインクが、美しい渦巻き模様となっていきます。まずは映像だけを見て、どうしてこんなパターンになるのか考えてみると面白いかも。

仕組みはとてもシンプル。回転は地磁気によるもの。腕の部分がコンパスの磁針になっているわけですな。最後に南北を指して停止します。軌跡の半径が小さくなっていくのは、インクが減って瓶が軽くなるにつれて持ち上がって軸に近づくから。電気を使わずに重力と地場を視覚化するエレガントな方法。

Crafts

2013.09.19

AutodeskとCircuits.ioが無料の電子回路デザインツールを共同開発

123D Circuitsのスクリーンショット

Autodeskは無料3Dツールのシリーズに、Circuits.ioとの共同開発による電子回路デザインツール 123D Circuitsを追加した。

このプログラムは、仮想ブレッドボードを使って電子回路の実験ができるというもの。仮想Arduinoを使うこともできる。コードもブラウザのウィンドウに書き込んでシミュレーションができる。また、コードは共同での編集も可能(Autodeskは電子回路用のGoogle Docのようなものと言っている)。

Crafts

2013.09.17

On a Roll:世界初の3Dプリントしたスケボー

私の最初のスケートボードは、スケーティングのパイオニア、Tunnelの黄色いグラスファイバー製デッキだった。その後、木製に変更したのだが、その中間で、ときどきプラスティック製デッキにも乗っていた。かなり柔らかいのでランプやストリートには向かないが、歩道で乗ったり、セブンイレブンに買い物に行くときなどはけっこう快適だった。

Sam Abbotがデザインした3Dプリントによるスケートボードについて書いた3Dersの記事は面白かった。見たところ粉末造形でプリントしてあるようだ。

Crafts

2013.09.12

自作自動販売機

自動販売機を自作している人ってけっこういますよね。YouTubeを見ていてそう思いました(検索結果)。そして自分も作ってみたくなりました。まずは段ボールから始めたほうが良さそうです。