Crafts

2013.08.02

Fixperts:修理とは考え方なり

Fixperts創設者、Daniel CharnyとJames Carrigan。

「作る」の原点は修理にある。問題点、必要性、または物事を改善する方法を特定し、それを解決するために何かを作る。なかには、ロボットにもっとレーザーを積みたいとか、カップケーキに乗って走れたらきっと楽しいだろうな、なんていう問題もある。だが、自分や周囲の人たちの思い通りにいかないことが多い。

James CarriganとDaniel Charnyは、Fixpertsという新しいプロジェクトを立ち上げた。

Crafts

2013.08.01

Maker Faire Tokyo 2013 ウェブサイト公開、出展者募集開始

お待たせしました。Maker Faire Tokyo 2013のウェブサイトを公開し、本日から出展者募集を開始します。出展者募集の期間は本日から8月27日(火)13:00まで。出展申し込みの流れなどが、変更になっていますので、詳しくはウェブサイトにてご確認ください。現時点では概要と出展者募集ページが中心になりますが、順次情報を公開する予定です。どうぞお楽しみに!
Maker Faireは、地上最大の(DIYの)展示発表会です。家族で楽しめる、発明と創造と役に立つ情報がいっぱいの展示会であり、Makerムーブメントのお祭りです。

Crafts

2013.07.31

ニューヨークの地下鉄にZineを売るポップアップストアが登場

ニューヨークの地下鉄には奇妙で素晴らしい店があるが、そのひとつがブルックリンにある。The Newsstandと呼ばれる店だ。ここは1カ月限定のポップアップストアで、Zine(ジン)、アートカード、ビニールレコードなど、楽しくて、ちょっと毛色の変わった、レトロなアート物が置かれている。

知らない人のために説明しておくと、Zine(部数の少ない雑誌)は、30年代から60年代にSF同人誌から発展したもので、80年代のパンクロック全盛期に成熟して、デスクトップパブリッシング、家庭用コピーマシン、コピーショップなどの普及で90年代に爆破的に広がった。

Fabrication

2013.07.29

Handibotの速攻が始まった

Handibotは5月のHardware Innovation Workshopで公開された。

ShopBotは先日、待望のHandibotのKickstarterキャンペーンを立ち上げた。同時に、その先行予約の受け付けも開始した。このキャンペーン開始後数時間で、同社はすでに、1995ドルの早期特別価格品を10台売り上げた。今これを書いている間にも、125,000ドルのゴールのうち、出資金は25,000ドルに達している。

Crafts

2013.07.25

SIGGボトルを奏でるSIGGボトル型ミニロボット

SIGG LABはスイスのアルミ製水筒”SIGGボトル”を使って何か面白いことをする実験プロジェクト。最新作は鉄琴ならぬSIGGボトル琴(?)。釣り下げられたたくさんのボトルには水が入っていて、叩くとそれぞれの音階で鳴ります。それをSIGGボトル型の自走ロボットが小さなバチで叩いて回ると……かわいい音楽が聞こえてくるんですね。

7月22日から28日までの1週間、渋谷LOFTの3階で展示中。お買い物の途中にでも、SIGGの音を聴きに寄ってみてはどうでしょう(子供たちに人気のようです)。

Crafts

2013.07.25

指の上の森

「グリーンサム」って言葉を知ってる?(編注:園芸の才能。親指[thumb]が緑色になるほど熱心に植物をいじっていることから)カリフォルニア州サンディエゴのアーティスト、Evan Lentzは、グリーンフィンガーを与えてくれるアクセサリーを作っている。グリーンフィンガーは1本だけじゃない。彼の手作りの「グラスリング」は、クルミ材と乾燥させた芝生や苔で作られている。

Evanによれば、彼がアクセサリー作りを始めたとき、MAKE編集長、Mark Frauenfelderの著書『Made By Hand』に刺激されたのだという。

Fabrication

2013.07.24

短編映画コレクション「The Makers of Things(物を作る人たち)」

そのソサエティは、他の工学系ソサエティとは少し違う。物を作り、アイデアを試すことに情熱を燃やす人たちのコミュニティーだ。彼らのもの作りへの比類ない愛情は、すべての私たちにも共通する普遍的な真実を証明するものだ。「手を動かして初めて学ぶ」

これはイギリスでのこと。神の島のホビイストたちの話だ。しかしそれだけではない。この国では、同じ話題に興味のある人が2人以上いれば、すぐにクラブやソサエティを結成しようという話になる。

ここはイギリスだからだ。1800年代かそれ以前から、そうしたクラブがあったに違いない。

Crafts

2013.07.24

Pocket Gutenberg – 3Dプリントの印刷機

Chris Fenton (彼の 3D プリントで作ったメカニカルコンピューター を覚えてるだろう) は、このクールな Pocket Gutenberg を作った。3D プリントした文字版にインクを塗って紙に押しつけると印刷できる。文字版はカスタマイズ可能。MakerBot Customizer でカスタマイズして、プリントして印刷機に取り付けるだけだ。

Crafts

2013.07.23

安価な家庭用真空調理器「Nomiku」と「Codlo」

私は浸水型サーキュレーター(真空調理器)、Nomikuの進捗状況をずっと見守ってきた。Kickstarterで大人気となった調理器具プロジェクトだ。Haxlr8rのサクセスストーリーも話題になった。この製品は、高度なレストランの技術を家庭のキッチンに持ち込もうというものだ。鍋に張った水に入れると、水が正確な温度を保つ。そこで真空調理法ができるというわけだ。真空パックした肉をスロークッキングするこの技術はハイエンドの業務用で、調理器具の価格が高いために家庭では真似ができなかった。

Crafts

2013.07.10

メルクリンの古いZゲージをArduinoで命あるレイアウトに

「これをドイツで買ったの」と、鉄道ショーで私に近づいてきたLynnは言った。「これでジオラマを作ってくれる人を探しているんだけど」

数日後、私は彼女の家を訪れ、彼女のメルクリンミニクラブ(Zゲージ)のセットと、線路とアクセサリーを見せてもらった。1978年に父親へのお土産として買ったのだそうだ(当時は市販の鉄道模型ではZゲージが最小だった)。お父さんが亡くなり、鉄道セットは彼女の元へ戻ってきた。彼女は、それが走っているところを一度も見たことがないのだが、彼女の引退パーティーまでに運転してみたいと言うのだ。