Crafts

2013.06.05

Shapewaysに新しい柔軟な素材が登場

3DプリントサービスのShapewaysは、ただでさえ充実のラインアップに、柔軟なプラスティックポリマー素材が追加されることを発表した。Elasto Plastic(弾塑性プラスティック)というその素材は、1立方センチメートルあたり1.75ドル。他の素材と同様に、層ごとにレーザーで焼結される。

Shapewaysのブログには、今回の発表の詳しい内容が書かれている。また、素材のページにはデザイン上のアドバイスなども書かれている。下のビデオでは、いくつかのテストプリントを使って、この素材の特性などが詳しく解説されている。

Crafts

2013.06.04

車の液体ブレスレット

ジュエリー集団 AKA Jewelryが作った衝撃的な作品は、材料にびっくりだ。この銀のブレスレットに使われているのは、機械油、不凍液、ブレーキオイル、ギヤオイル、ガソリンだ。

今週、ニューヨークに来る予定のある人は、ぜひBushwick Open Studiosに寄って、AKA Jewelryの作品を見てほしい。

Fabrication

2013.06.04

3Dプリントでメカニカルハンド

これは本当にいい。MakerBot Industriesが支援する3Dプリントできる義手のプロジェクト。南アフリカのヨハネスブルグに住む大工、Richard Van Asは、機械式の指を作ろうと考えた。単なる趣味ではない。彼は自己で右手の指4本を失っていたのだ。彼のような職人は、指がないことが大きな障害になる。そこで事故の当日、使えるものを使って、なんとかこの状況を打開しようと決心した。上のビデオを見れば、忍耐力と精神力とMakerBot Replicator 2の産物である彼のプロジェクトRobohandが、いかに人々の人生を変えたかがわかる。

Crafts

2013.05.31

Arduino共同創設者のMassimo Banziによる新連載 ─ Arduinoで未来をMakeする

今、DIYエレクトロニクスの世界でいちばんホットなものは何かとMakerに聞けば、みんなArduinoと答えるだろう。2005年に初期のボードができたときから、このオープンソースツールを使って学生たちはインタラクティブなデザインプロジェクトを開始した。このプラットフォームは世界的な現象となり、世界のMaker、ハッカー、アーティストたちの創造力に火をつけた。早い話が、ArduinoはMakerとMakerコミュニティーの間で非常に大きな存在だということ。

Electronics

2013.05.30

閃光を表現する大規模LEDマトリクス

4月に開催された徳島LEDアートフェスティバル2013におけるoxoxo[ゼロバイゼロ]の展示作品。公園の地面に設置された16×16ピクセルの大きなマトリクスLED。

この光は、人の動きにより生まれ、その瞬間、時速100km以上のスピードで、空間を縦横無尽に飛びまわる。閃光同士がぶつかり合うと強い光が灯る。これはモノの誕生の表現である。

実装について面白いと思ったのは、Evil Mad ScientistのキットPeggy2をコントローラにしているところ。

Crafts

2013.05.24

新しいMakerをどうMakeするか – Maker Education Day

新しいMakerをどう育てるか。子どもたちは、作る状況に置かれると、本当に熱心に作るようになることが、最近の経験からわかってきた。私たちは一歩下がる必要がある。我々大人のチャレンジは、そうした状況を提供することだ。そして勇気を持って一歩下がることだ。Maker Education Dayに参加しよう。

毎年、Maker Faireの前日に、学校の子どもたちを招待して、Makerになるとはどういうことかを見せている。我々は何も教えない。その状況に置くだけだ。感化させると言ったほうが正しいかもしれない。

Electronics

2013.05.22

Hardware Innovation WorkshopにてShopBotがHandibotを発表

ShopBot Toolsの新製品、Handibot。

CNCルーターの大手メーカーが今日、「デジタルツールのまったく新しいクラス」となるべき新製品「Handibot」を発表した。この発表は、カリフォルニア州サンマテオで開かれたHardware Innovation Workshopで行われた。

ShopBotのCEO、Ted Hallが水曜日のHardware Innovation WorkshopでHandibotを発表。6月に発売される。

Crafts

2013.05.22

Tinkercadが帰ってきた! Autodeskが買収へ

初心者に最適なブラウザ上のCADツール。ここで試せる。詳しいチュートリアルは、3D Printing Guideでどうぞ。

Tinkercadが帰ってきた — 前よりもいい

Autodeskは今日、Tinkercadの買収に調印したと発表した。この人気のウェブベースの3Dデザインツールと、Makerと教育者からなるその大きなコミュニティも息を吹き返した。

3月、Tinkercadがサービスを停止して、そのシンプルで使いやすいクラウド対応の3Dモデリングプログラムが大好きだった多くのMakerは落胆した。

Electronics

2013.05.10

エレクトロニクスのUXをデザインする

2月にPinoccioの共同創設者、Eric Jenningsのインタビュー(リンク先は日本語記事)を掲載した。Pinoccioは、新しいオープンソースハードウェアのメーカーだ。「完璧なもののインターネットのためのエコシステム」を作っている。Pinoccioは、ポケットサイズのマイクロコントローラーボードで、無線ネットワーク、充電式LiPoバッテリー、センサーを搭載し、Arduinoのようにシールドでの機能拡張が可能。

Electronics

2013.05.01

Game on ─ 3D技術でオリジナルのサッカーテーブルを作る

新しい3Dスキャンと3Dプリントの技術が、古い制限を取っ払ってくれる。それは破壊的発明、見たこともない生産方法、劇的な製品を生み出そうとしている。

3Dは楽しさに溢れるものでもある。サッカーテーブルはどうだ。サッカーテーブルは楽しい。

さて、サッカーテーブルに並ぶ選手たちの日常は、実家に手紙で知らせるほど楽しくはない。考えてみてほしい。足はパドルだ。一日中、遊園地の乗り物みたいにくるくる回ることを余儀なくされる。吐き気と目眩が残る。自由時間には同僚と話をする。しかし、みな彼とまったく同一の人物だ。