Crafts

2013.04.23

Frank Catalfumo:靴を作り続けて70年

ニューヨークを拠点に活躍する映画製作者で写真家のDustin Cohenは、靴職人、Frank Catalfumoの短くも美しいビデオプロファイルとフォトエッセイを公開した。91歳のFrankは、1945年からブルックリンのF&C Shoesで靴の製作や修理を行ってきた。今でも週に5日、息子のMichaelと一緒に仕事をしている。「私は引退はしません。先へ進むだけです。人生は前に進まなければなりません」と彼は話す。4分間のビデオの中で、Frankは、長い間に近所の様子や靴作りの環境がいかに変化したかを語っている。

Crafts

2013.04.19

DIY外科手術

「DIY医療」にファイルしておこう。

医療保険に入っていても、病院から遠くはなれたアウトドアにいたり、ちょっとした怪我に高い治療費を払いたくないとき、自分で自分を治療する方法を知っておけば、医者にかかる必要がない。Resilient Communitiesのウェブサイトでは、メンバーがDIY治療のコツのビデオを公開している。頭の怪我を、ERも針と糸も使わず、瞬間接着剤で治療するというものだ。

警告:このビデオは本当の傷口や血が出てくる。MAKEではこれを推奨するものではない。

Electronics

2013.04.17

開拓者たち:Alexandra Deschamps-Sonsino ─ Good Night Lampを作る

2012年の3月、Alexandra Deschamps-Sonsinoはロンドンに会社を立ち上げた。そしてその10カ月後、家電品見本市のCESにブースを出した。彼女にチームはない。2005年にデザインした古い試作品があっただけだ。

「自分のお尻を蹴飛ばしてくれるものは何かと考えたの。それは、ラスベガスのブースに8,000(約120万円)ポンドを払うことだった」

その製品は、今ではオリジナルデザインの面影をわずかに残すのみだが、Good Night Lampと呼ばれている。

Crafts

2013.04.16

はやぶさを地球に還したダイオードを指輪に

電子部品をアクセサリー化しているブランド「さのもの」がリリースしたこの指輪。なかに入っている部品はダイオード。青くてキレイだけど、それだけじゃない。なんとこれは、小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的生還を可能にした「こんなこともあろうかと」ダイオードと同型番のもの。美しいうえに縁起物としても強そうです。このダイオードを特定するまでのストーリーは熾火研究所のこのエントリーを参照のこと。購入ページはこちら。

Crafts

2013.04.11

壮大なる霜取り作戦

シカゴのFulton Market Cold Storage Companyは、精肉産業地域に建つ10階建てのビルディングで90年間操業していたが、去年の7月、郊外に移転することになった。その建物は自転車メーカー、SRAMが買い取り、そこを本社ビルにする予定だ。建築家のPerkinsとWillは、この氷に閉ざされた建物に、近代的な機械工房と、作業場と、SRAM用の屋内トラックを作るよう要請された。しかし、彼らを待っていたのは、歴史的にも類を見ない壮大な霜取り作業だ。

Crafts

2013.04.09

子どもMakerのための場所

Makerスペースはどんどん人気を高めている。よく知らない人のために説明するならば、Makerスペースまたはハッカースペースとは、人々が集まってものを作る場所だ。それぞれに特徴があるが、コミュニティとしての意識を持ち、物作りの楽しさや知識を分かち合う場所であることが共通している。そうした施設が近くにあればラッキーだが、そこが子どもも受け入れてくれるとは限らない。子どもたちが自分のアイデアを形にしたと思ったとき、若きMakerをどこへ連れて行けばいいのだろうか?

これは重要な問題だ。

Crafts

2013.04.09

Tinkercadに替わる無料の3Dツール

Tinkercadの開発者が、その人気のクラウドベースのCADツールの開発を中止すると発表した。MAKE でもTinkercadのファンは多く、これまでにこのブログやUltimate Guide to 3D Printingで紹介したり称賛したりしてきた。だから、これは悲しい知らせだった。TinkercadはAirstoneという新しいソフトに置き換えられるそうだが、ターゲットは完全にプロのユーザーになる。Airstoneに関する詳細はこちらをどうぞ。

無料版のTinkercadは4月の末まで使うことができる。

Crafts

2013.03.27

古いラッパがiPhoneのアンプに変身

テキサス州オースティンに住むアーティストでオーディオマニアのChristopher Lockeは、古い金管楽器をiPhoneやiPadのアンプに改造している。彼はそれをAnalogTelePhonographers(アナログ・テレフォノグラファー)と呼んでいる。アナログとデジタルが入り組んだ形でブレンドされた外観で、サウンド(下のビデオ)も素晴らしい。彼の作品は、オーディオ機器が洒落た箱ではなく、家具のようだったクラシックな時代を思い起こさせる。

Crafts

2013.03.19

刺繍する犬の驚異的作品が集まる基板刺繍展が恵比寿に

実物の基板刺繍には厚みやうねりやたわみがあります。情報量が多いんです。まだ見たことがない人はこの機会によーく目に焼き付けておいたほうがいいですよ。

Apple製品や基板、文字など自分が世界と交信するツールを「鉛」や「手刺繍」にて再構築し、マニアから熱い支持を集める「刺繍する犬」東京初の個展です。
Maker Faire出品時に各所で大いに話題になった新作「NeXT基板刺繍」(伝説のコンピュータ「NeXTcube」の基板を1年がかりで手刺繍で再現したもの)をはじめとした「Geek Handstitch」な作品群。