Science

2008.10.07

2008年のびっくり科学写真(ぎょえー! これがイカの吸盤か!)

The Best Science Images of 2008 were announced at National Geographic(英語) – 恐ろしきイカの吸盤!(英語)
上の電子顕微鏡写真を見て、1986年の映画『リトルショップ・オブ・ホラーズ』が好きな人なら、あの血に飢えた植物を思い出すだろう。
ドレクセル大学大学院のJessica Schiffmanは、ヤリイカの触手に並ぶ吸盤の実像を映し出した写真で、2008年International Science and Engineering Visualization Challengeの写真部門の特別賞を受賞した。

Electronics

2008.10.07

MicrochipとOnSemiが共同でAtmel 買収か

わお! マイクロコントローラーの戦場に動きあり! 大ニュースだよ。 – Microchip 社と OnSemi 社が共同で Atmel 社買収へ。マイクロコントローラーを使っているメーカー(たとえば Arduino は Atmel の AVR を採用している)にとって、気になるニュースだ。… ありがとう、Jaime G!

Microchip Technology Incorporated (NASDAQ: MCHP) と ON Semiconductor Corporation (NASDAQ: ONNN) は、今日、Atmel Corporation (NASDAQ: ATML) の役員会に対して、1株につき5ドルを現金で支払うという条件での買収を提案した。

Electronics

2008.10.06

CEATECで目にとまったものたち

10月4日まで幕張で開催されたCEATEC2008のレポートは、すでにあちこちで掲載されてますが、自分の目にとまったものをいくつかピックアップしてみました。
(1) STmicroの水素式燃料電池。6インチのシリコンウェハ上に並んでます。携帯電話等での利用を想定して、小型化とエネルギー密度を追求しているとのこと。2010年の実用化が目標らしい。携帯型燃料電池は早く使ってみたいもののひとつ。
(2) OSRAMの有機EL照明パネル。やわらかい光でした。半透明化も可能とのこと。2012年の商品化予定。

Electronics

2008.10.02

手の動きに連動するスポットライト

加速度センサが手の動きをとらえて、スポットライトのミラーをコントロールします。接続は2.4GHzのワイアレスモデム。プロトコルはDMX512。ツマミで色を変えることも可能。このくらいスッキリしたインタフェイスなら、ライブで演奏者がステージの上から照明を動かす、なんてこともできそうな気がします。

Electronics

2008.10.02

デジタル一眼をニンテンドーDSで制御

普通のコンピューターを使わずにデジタル一眼をコントロールする、ちょっと変わった方法だ。Arduinoみたいな簡単なデバイスをデジタル一眼レフカメラに接続してコントロールできれば、重いパソコンを持ち歩かずに済むし、仕事の効率も上がると考えた。そして、必要となる機能をあれこれ考えた末、うってつけの物が目の前にあることに気がついた。仕事が深夜に及ぶときに『マリオカート』で暇つぶしができるよう、いつもそれを持ち歩いているからね。(ジョン・ラセターが突然に閃きゆっくり話すような声で)「ニンテンドーDSを使いたまえ」 そうだね。

Electronics

2008.10.02

ニンテンドーDSのUbisoft Jam Sessionsで演奏するDaft Punkの"Something About Us"

土曜日のための甘い1曲…、演奏はRandy George、撮影はNicolas Bates。Waxyより。Daft PunkのSomething About UsをAbleton Liveを使っていい感じにカバーしました。ニンテンドーDSのUbisoft Jam Sessions、Midiソフトによるベースとドラムとシンセ。ボコーダーを通したボーカル。テルミン。シングルパスで録音。シングルカメラで撮影。
ヘルメットについて: 本体を張り子で作り、カスタム LED バイザーを埋め込みました。

Electronics

2008.10.01

よりよい世界をMakeするために……

みんな聞いてくれ。今は最良の時代であり最悪の時代だと言われている。ボクはウォール街から数ブロック離れたところにある安アパートに住んでるけど、今こうしている間も、解体されようとしている。皮肉な破片がそこらじゅうで山になっているよ。電子機器やらMakeやら道具やらを箱に詰めていると、ボクたちは今、よりよい物を作れる歴史的な好機に遭遇しているんだという実感が湧いてくる。今すぐ必要なものではなく、将来に役に立つものをね。みんな同じようにインフレによる経済的なプレッシャーを感じていると思う。

Crafts

2008.09.30

電気を使わないお風呂

オランダ人のデザイナーが作ったこのお風呂は、螺旋状のパイプの中で火を焚き、浴槽のお湯を循環させるというもの。電気は一切使用しない。
浴槽に水を張り、横に張り出したバスケットの中で火を燃やせば、過熱プロセスがスタートする。熱せられた湯はパイプのコイルの中を上方向に移動し、同時に浴槽の水を吸い込む。これで下から上への循環が始まる。お湯の温度は調整可能。700リットルの冷水を湧かすのに2時間半かかる。
DutchTub Floris Schoonderbeekデザイン。Core77より。

Electronics

2008.09.30

生物的な印象を与える機械

MAKE Flickr Poolのメンバーであり、ニューヨーク大学インタラクティブ・テレコミュニケーション・プログラムの常駐研究員であるRory Nugentは、論文製作の一環として生まれたBEAMっぽいミニロボットの画像をアップしてくれた。下のリンクで、彼の論文のプレゼンが見られるよ。その中で彼は、機械やロボットに生命の特長を持たせることが目的であると述べている。彼の研究は、そもそもボクをBEAMというアプローチへ導いてくれたものだった。