Electronics

2015.03.19

Arduinoでちょっと長めの音楽を再生する方法

Shinichiro Nakamuraさんの音楽再生ライブラリ”A tiny MML parser”がArduinoでより使いやすくなるようアップデートされた。MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)のデータを狭いSRAMではなく、Flashメモリ側に配置できるので、かなり長い曲も再生できる。詳しくは下記のページをどうぞ。

CuBeatSystems – Arduinoでも扱いやすくするために’A tiny MML parser’をアップデートしました (ついでにスーパーマリオも演奏してみました)

ソースはMITライセンスで公開されている。

Fabrication

2015.03.17

Raspberry Piで作ったキュートなゲームボーイ風ハンドヘルドゲーム機

「Adventure Time」(日本語版編注:カートゥーン ネットワークで放映されているアニメーション)のファンで、自分だけのBMO(ビーモ)が欲しいと思っている人は多いんじゃないかな。BMOとは、ちょっと変わった生きたゲームマシンのキャラクター。知らない人は下のビデオを見ればわかる。あきらかに、ゲームボーイがベースになってるBMOは、子どものころにゲームボーイで遊んだ人が懐かしい目で昔を振り返ったときに見えてくるデジタルの友だちだ。

Mike Barrettaは、あのバラ色の楽しい日々を単なる思い出にしておきたくはなかった。

Electronics

2015.03.16

Arduino戦争:グループ分裂、そして新製品の登場

Arduino.orgのZero Pro(左)とArduino.ccのArduino Zero(右)

家族の中で仲違いすることほど悲惨なことはない。たとえそれが、何年ぶりかでクリスマス休暇のために集まっただけの家族だったとしても、それがどこにどんな影響を及ぼすか知れない。

現在、Arduino LLC(Massimo Banzi、David Cuartielles、David Mellis、Tom Igoe、Gianluca Martinoによって2009年に設立された会社)は、Gianluca Martinoが設立したArduino Srlに対して訴えを起こしている。

Electronics

2015.03.13

Raspberry Piの3歳の誕生パーティー

Raspberry Piが、イギリス、ケンブリッジ大学William Gatesコンピューター科学研究所において3歳のお祝いを行ったことは、注目すべき話題だ。2日間にわたるRaspberry Piの3歳の誕生祝賀会には、およそ1,400人が訪れた。その多くは家族連れで、子どもたちといっしょにワークショップや講演会やデモや業者による店舗を見てまわっていた。もちろん、お誕生会なので、風船もあった。マイラー樹脂のRaspberry Piの文字型の風船まであった。そして、ピザに、Irration Aleという名前のラズベリー風味のビールも出た。

Electronics

2015.03.12

Edisonモジュールの小さな友達 Henryボード

インテルEdisonモジュールは小型で高機能だが、そのままでは使いにくいため、何らかの基板に接続する必要がある。その「何らか」のひとつとして納得度が高いと感じたのがこれ。モーションコントロール株式会社とランニングエレクトロニクスが共同開発した『FRISKケースに入るEdison用ベース基板 Henry』だ。

基板上のUSBシリアル変換ICを経由してPCを接続することにより、Edisonのコンソールを開くことができる。また、MPU-9250(9軸モーションセンサ/温度センサ)を搭載しているので、この基板だけでもいろんな実験ができそうだ。

Electronics

2015.03.11

いらなくなったスキーから弓を作る

冬も終わりが見えてきた。今シーズンで引退させようと思っているスキーをどうするか。または、スキーよりもアーチェリーをやりたいと思ってるかも知れない。どちらかはともかく、スキーから弓を作るテクニックを紹介しよう。もともとはクロスカントリー用のスキーを使っていたのだが、ダウンヒル用のスキーのほうが剛性が高く性能のいい弓ができるようだ。

このスタイルの弓は「テイクダウン・ボウ」と呼ばれている。狩りへテイクダウン(持って行く)からではなく、不要なものを分解(テイクダウン)して作り直した弓だからだ。

Crafts

2015.03.06

ウェアラブルな作品の製作に欠かせない12のツール

Social Body Labでは、ウェアラブル・エレクトロニクス・プロジェクトのプロトタイピングに便利なツールをつねに探しています。ここに、2014年に私たちが見つけたお気に入りのツールを紹介しましょう。

LilyTiny + LED ストリング
動的な光るパターンを作りたいが、プログラミングは難しくてできないという人に最適な近道が、SparkfunのLilyTiny ボードです。点滅、パルス、滑らかな鼓動など、4つのコントロールパターンがあらかじめプログラムされています。

Crafts

2015.03.04

本当に織れるLEGO織機

数年前、フランスのメカニカルエンジニア、Nicolas Lespourが、実際に使えるLEGO織機を作ったが、今度は、より小型で高速なバージョンを作った。今回は、作り方の詳しい説明や図解も用意してくれたので、誰でも作れるようになった。

前回のプロジェクトがインターネットで大きな反響を呼んだのに応えて、Lespourはデザインを単純化して、手に入りやすいパーツで作れるように作り変えた。その結果、全体の性能が向上したのだ。

Electronics

2015.03.02

兄ちゃん(弟)を撃退するNurf自動迎撃システム

Jason_Mechatronicのロボティック、Nerf Gunは、2つのモーションセンサーとサーボを使い、目標を追尾してトリガーを引く。

どんなに「入るな」というサインをドアに貼り付けても、どんなに罠を仕掛けても、兄ちゃんや姉ちゃんや弟や妹は勝手に部屋に入ってきて、めちゃくちゃに散らかしていく。暴力はいけないが、ときとしては敵を浸入させないための防衛力も必要だ。そこで、MakerのJason_MechatronicはロボティックNurf Gunを作った。これで家を留守にしても安心だ。

Electronics

2015.02.27

1400個のLEDを使ったハンダ付けの巨塔

このLEDタワーは、Gislain Benoitがハンダ付けで作った傑作だ。1415個のLEDと2153個の電子部品が使われている。これだけの数の部品を扱える彼の腕は驚きだが、これほどまでに繊細で複雑な装置を作り上げる彼の忍耐力の強さが見てとれる。

解説によると、Benoitは、電子回路にたくさん使われるダイオードをLEDに置き換えたのだそうだ。ご承知のとおり、LEDはダイオードの一種で、電気が通るときに光を放つ。この場合、透明シリンダーの中のタワーにバイナリー信号が流れると、LEDが点滅する仕組みになっている。