Electronics

2015.01.23

Voltera V-One:基板をプリントして表面実装部品をリフローできるマシン

電子回路の基板を新しく作ろうとすれば、デザインファイルを業者に送り、基板が送り届けられるのを待つというのが普通だ。ハードウェア系スタートアップのVolteraは、一般向けV-One基板プリンターでこのプロセスをすべてデスクトップで行えるようにした。

CES 2015で開催された TechCrunch “Hardware Battlefield”で5万ドルの賞金を獲得したHaxlr8r卒業生によるカナダチームは、銀のナノ粒子を含む導電性インクを、標準的なFR-4基板の上にレイトレースするというスタイリッシュなプリンターを作った。

Electronics

2015.01.22

内視鏡ハック! Oculus Riftと組み合わせてHMD化

Onomichi Hirokazuさんは不要になった内視鏡とOcu­lus Rift DK2を接続して、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)から操作できる内視鏡を作り上げた。頭の動きに合わせてファイバー先端がくねくね動く。内視鏡が単眼のため立体視はできないが、それでもすごい探索感が得られそう。

Electronics

2015.01.21

ビルの壁面でテトリス

Shell Centerの前に立ち、テトリスを始めようとしているKate Mulcahy(写真提供:Newscast)

テトリス・スカイスクレーパープロジェクトの準備をするKate Mulcahy(写真提供:Paul Wilkinson Photography)

イギリスでは、王立科学研究所のクリスマス講義を聞かなければクリスマスがやって来ないと考えている人が多い。今年の講義は、ハッキング、メイキング、ティンカリングに関する内容だった。そして、今年の講義のグランドフィナーレは、ビルのサイズのテトリスだった。

Electronics

2015.01.19

Voxel8:電子回路をプリントできる3Dプリンター

電子回路を3Dプリンターする方法を探っているグループがいくつかあったが、Autodeskはそれらを集め、International Consumer Electronics Showにおいてある発表を行った。Voxel8との、実際に機能する電子デバイスのための全方向の製造システム、Project Wireだ。

Project Wireは、導電性の銀のインクを使用し、Voxel8が開発したプリンターのノズルとAutodeskが開発したソフトウェアによって押し出される。

Crafts

2015.01.16

Circular Knitic:オープンハードウェアの編み機

写真提供:Mar Canet

ニット編みの愛好者には、ニット製品が欲しいからだけでなく、その静かな繰り返しの作業にカタルシスを覚えるから行うのだという人が多い。そうではない愛好者もいる。その繰り返しの作業を自動化するための自動編み機の設計に喜びを感じている人たちだ。Varvara Guljajeva と Mar Canetのアーティストコンビは、そのCircular Kniticと呼ばれるオープンハードウェアの環状に編み上げる最新型の編み機を見れば、後者にぴったり当てはまることがわかる。

Electronics

2015.01.15

オリンパスのオープンプラットフォームカメラに触れてみよう

“OPC Hack & Make Project”は、オリンパスの技術をオープンにして、デベロッパー、クリエイター、ユーザーと共に新しい写真体験を開拓していくプロジェクト。ハードウェアやユーザーインターフェイスを自由に選択できる新しいカメラ”OPC”を生み出す試みでもある。

公開されているSDKをベースにスマートフォンやタブレットからカメラを操作するアプリケーションを開発したり、OPCの外形や接合部分の3Dデータを使ってオリジナルのアクセサリーを設計し、3Dプリンターなどをつかって製作することが可能だ。

Electronics

2015.01.14

ソニーのMESH ProjectがIndiegogoにてクラウドファンディングを開始

Maker Faire Tokyo 2014にて展示されたMESH Tag

Maker Faire Tokyo 2014にも出展され、多くの来場者の注目を集めたソニーの「MESH Project」が、Indiegogo上にてクラウドファンディングを開始しました。「MESH」とは「Make」「Experience」「SHare」の3つの言葉が元になったネーミングで、加速度センサー、LED、プッシュボタンといった機能を備え、Bluetooth LEを内蔵した「MESH Tag」と呼ばれるブロックを、「MESH Canvas」と呼ばれるiPadアプリでプログラミングすることで、さまざまなモノを作り出すことができるプラットフォーム。

Electronics

2015.01.14

Raspberry Piを使ったArduinoのバルクライター

Kickstarterプロジェクトのロボットを大量に生産しなければならず、何千個ものArduinoにプログラムを書き込む必要が生じた。ひとつひとつやっていたのでは永遠に終わらない。こんなときこそ、本業の製品作りと同じぐらい楽しいメタプロジェクトのチャンスだ。こんなものを作ろうと思った。

複数のArduinoに同時にプログラムを書き込める。
画面を使わない。
書き込みに成功したかどうかを知らせてくれる。
簡単で素早く使える。

ポゴピンは、プリント基板に臨時にコネクトしたいときに便利だ。

Electronics

2015.01.08

ゲームの単調な部分はOpenCVとArduinoで自動化

ゲームをしていると単調な繰り返し作業に遭遇することがある。そういうとき、別のコンピュータを使って解決を試みるのが健全なハッカー精神の持ち主。panchigaさんはOpenCVとArduinoを使って、FF10の「200回連続雷避け」を自動化した。配線図やソースコードはブログで公開されている。

FF10の雷除けを自動化した話

どうやってラクに解くかを考え、それをサクッと実装して試してみるのも、ゲームの楽しみ方のひとつですよね。

Electronics

2015.01.07

Piper:Raspberry PiとMinecraftでエレクトロニクスを学ぶ

Raspberry Piなどのプラットフォームが、コンピューターの学習を目的として、子どもたちにも手が届く価格で提供されていることは間違いない。しかし、手に入りやすいということ以外に、子どもたちがこれらのプラットフォームの可能性を探るための努力は、どれほどなされているだろうか。Piperのスタッフは、Raspberry Piベースの学習プラットフォームを使って、まさにそれをやろうとしている。子どもたちのモチベーションを高めて学習を促す鍵となるものは、Minecraftだ。