Crafts

2020.04.14

おとでん通信 #2|ハンダづけしなくてもつくれる「振動モータを使った動くいきものマスコット」

こんにちは、乙女電芸部(おとめでんげいぶ)略して「おとでん」です!

いよいよ春がやってきましたね! 残念なことに今年は新型コロナウィルスの影響で、例年のようなお花見とはいかないかもしれませんが、おうちで春を味わうのもよいかもしれません。おうち時間がたくさんあってどうしようという方は、ぜひおとでん通信を見て、ものづくりをしてみてください!

皆さんお身体を大事にしながら、それぞれの春を楽しみましょう。

Electronics

2020.04.13

売り切れたUSBウェブカメラの代わりにiPhoneを使う方法

パンデミックの影響で、人々の買い物の傾向が目に見えておかしくなったり、サプライチェーンが途切れたりしている。まず店からトイレットペーパーが消えた。それからイーストがなくなった。そして今、みんなが家から職場や学校とのテレコミュニケーションをするようなったことで、USBウェブカメラが入手困難になっている。まだ在庫のある店の中には、価格を倍(一部では4倍)に跳ね上げるところも少なくない。

私は2台目のカメラが必要になったのだが、買えなかった。そこでこの数日間、手元にあるものでなんとかする方法を考えた。

Science

2020.03.31

南欧を脅かすパンデミック #2|オープンソースで医療現場を助けるCoronavirus Makersは各地のメイカーを束ね、さらに政治に働きかける

本シリーズでは南欧在住のmakezine.jpコントリビューター、類家利直さんに南欧の現状とメイカーの動きをレポートしていただきます。

2月下旬の北イタリアでの新型コロナウイルスCOVID-19の感染爆発の後、1、2週間ほど経ってからスペインでも深刻な感染爆発が始まりました。あっという間に大混乱になっていたイタリアよりはまだ準備できる余裕もあったかもしれませんが、スペインでは都市封鎖による強制的な自宅待機の期間はさらに長くなっており、多数の感染者を出しているマドリードやバルセロナのような大都市を中心にイタリアと同様の医療崩壊の危機に直面しています。

Crafts

2020.03.06

毎日がちょっと楽しくなる“自分のためのものづくり”[おとでん通信 #1]プラスチック粘土を使ったオリジナルLED

はじめまして、乙女電芸部(おとめでんげいぶ)です。略して「おとでん」です!

わたしたちは「毎日がちょっと楽しくなる『自分のためのものづくり』をしよう!」を合言葉に活動しているDIYグループです。

今までの手芸や工作に電子工作をプラスすることで広がる『自分のためのものづくり』の可能性をお伝えするべく、作品づくりやワークショップを開催しています。Maker Faireには、Make: Tokyo MeetingやYamaguchi Mini Maker Faireも含めると、2011年からこれまで10回ほど出展してきました。

Crafts

2020.01.17

『乙女電芸部と札幌の冬を考えよう!展』 2月11日(火・祝)まで開催中!

Maker Faire Tokyoへの出展やハンズオンなどでも知られる「乙女電芸部」さんが、「札幌文化芸術交流センター SCARTS」にて、『乙女電芸部と札幌の冬を考えよう!展』を開催中です。展示内容は、ものづくりに興味のある札幌の中学生・高校生とともに「冬の暮らしを楽しくするための道具や装置』を考え、制作したもの、とのこと。中高生たちが電子工作やプログラミングを使って試行錯誤したものづくりの様子、そして実際に出来上がった作品を見ることができます。

Kids

2020.01.07

思わずハックしたくなる、micro:bit制御のタミヤ「マイコンロボット工作キット」

タミヤのプログラミング工作シリーズの第1弾として「マイコンロボット工作セット(クローラータイプ)」(税込価格1万780円)。が発売された。これは、2017年に発売された「カムプログラムロボット工作セット」のモデルに、マイコンボード「BBC micro:bit」、超音波センサー、駆動回路基板をセットにしたものだ。

タミヤ プログラミング工作シリーズNo.1「マイコンロボット工作セット(クローラータイプ)」

パッケージの中身

カムプログラムロボットは、プログラムバーにカムを配置して、ハード的にクローラーを浮かして動きをコントロールする仕組みを持ち、コンピューターを使わずにプログラミングを体験できる工作キットとして人気が高い。

Electronics

2019.11.18

アフレルスプリングカップ2020、3月に東京と大阪で開催。申込締切は2月14日まで

「アフレルスプリングカップ2020(略称:ASC2020)」が2020年3月27日(金)に大阪、3月30日(月)に東京で開催されます。

アフレルスプリングカップは、教育版レゴ® マインドストーム® EV3、TETRIX®を利用した小中高大学生向けの自律型ロボットコンテスト。自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト、「WRO(World Robot Olympiad)」への出場を考えている競技者を応援するための大会で、2014年から開催されています。

Kids

2019.11.13

「How to make(作り方)」と「Why to make(作る理由)」の違いを考える—「SFPC Summer 2019 in Yamaguchi」レポート #2

編集部から:この記事は、城一裕さん(九州大学大学院芸術工学研究院/山口情報芸術センター[YCAM])、大網拓真さん(FabLab SENDAI – FLAT)に執筆していただきました。

前半(リンク)に引き続き、SFPC Summer in Yamaguchiのレポートをお伝えしていく。

今年の夏、山口芸術情報芸術センター(以下、YCAM)にて開催された、SFPC Summer 2019 in Yamaguchi(SFPC = School For Poetic Computation)を全2回にわたってお伝えする本レポート。

Kids

2019.11.01

利便性や効率優先ではないテクノロジーの可能性を見つける「SFPC Summer 2019 in Yamaguchi」レポート #1

編集部から:この記事は、城一裕さん(九州大学大学院芸術工学研究院/山口情報芸術センター[YCAM])、大網拓真さん(FabLab SENDAI – FLAT)に執筆していただきました。

2019年9月4日から11日の約一週間に渡って、山口県山口市の「山口情報芸術センター」[通称:YCAM(ワイカム)]にて「SFPC Summer 2019 in Yamaguchi」が開催された。

Crafts

2019.09.24

[蓼科の工房から]micro:bit+Raspberry Piで隣の小屋の室温をスマートスピーカーで聞けるようにする

標高1,300メートルの森の中のカフェ『ペロンタ』で出しているパンやケーキは、山小屋の隣に建てたパン工房で焼いている。パン工房は、広さは4畳半程度、天井高も2メートル弱と狭い。そのため、外気温の影響を受けやすく、夏の日中は暑く、冬はひどく寒い。秋になると、室温は簡単に10℃以下になり、冬は氷点下だ。

もちろん、工房には温湿度計を設置してあるが、厳寒の冬は、なるべく外に出たくない。母屋の中から工房の室温を調べられると便利だ。ということで、工房の室温データを無線で飛ばして母屋からチェックできるようにしてみた。