Kids

2013.09.24

エアーホッケーをプレイするロボット

並木研究室の技術者たちは、高速ロボットアームと動作検知と膨大なプログラムを組み合わせて、上手にエアーホッケーをプレイするロボットを作り上げた。

優れた技術と頭脳をこんな下らないことに使うなど無駄なことだと言う人がいる。もっと人道的な目的に利用すべきだとね。

ロボット工学に関しては、いろいろな考え方がある。未来学者のレイ・カーツワイルは、コンピューターまたはロボットが人間と同じぐらいうまくできるようになった仕事は、特異点に近づくひとつのステップになると信じている。

Electronics

2013.09.19

あるエレガントな視覚化の方法

天井から吊された瓶から床に垂れるインクが、美しい渦巻き模様となっていきます。まずは映像だけを見て、どうしてこんなパターンになるのか考えてみると面白いかも。

仕組みはとてもシンプル。回転は地磁気によるもの。腕の部分がコンパスの磁針になっているわけですな。最後に南北を指して停止します。軌跡の半径が小さくなっていくのは、インクが減って瓶が軽くなるにつれて持ち上がって軸に近づくから。電気を使わずに重力と地場を視覚化するエレガントな方法。

Electronics

2013.09.18

ツリーハウスの人力エレベーター

アイダホ州サンドポイントのEthan Schlusslerは、地上約9メートルの高さにあるツリーハウスに登るための、自転車を使った人力エレベーターを作った。

「1日に650万回もハシゴを登るのがイヤになった。だから、この問題を解決するために、自転車を使った人力エレベーターを開発しました」と彼は書いている。

「もともとは20数段変速の自転車でした。しかし、1段目の速度が速すぎたので、前の大きなスプロケットを外して、後輪に溶接しました。

Crafts

2013.09.17

On a Roll:世界初の3Dプリントしたスケボー

私の最初のスケートボードは、スケーティングのパイオニア、Tunnelの黄色いグラスファイバー製デッキだった。その後、木製に変更したのだが、その中間で、ときどきプラスティック製デッキにも乗っていた。かなり柔らかいのでランプやストリートには向かないが、歩道で乗ったり、セブンイレブンに買い物に行くときなどはけっこう快適だった。

Sam Abbotがデザインした3Dプリントによるスケートボードについて書いた3Dersの記事は面白かった。見たところ粉末造形でプリントしてあるようだ。

Crafts

2013.09.12

自作自動販売機

自動販売機を自作している人ってけっこういますよね。YouTubeを見ていてそう思いました(検索結果)。そして自分も作ってみたくなりました。まずは段ボールから始めたほうが良さそうです。

Crafts

2013.09.06

キューバのMaker事情:DIYはサバイバルだ

Makeのカメラマン見習い、Gunther Kirschがこのビデオを教えてくれた。「平和時の非常時」におけるキューバ人の立ち直る力と創作力を伝える素晴らしいミニドキュメンタリーだ。

平和時の非常時とは、1989年にソビエトが崩壊した後のキューバの孤立と深刻な経済危機を婉曲に言い表したフィデル・カストロの言葉だ。1960年代以降、キューバ人は窮乏生活を強いられてきた。その結果として、週末の趣味としてではなく、生き残るためのDIY文化が育っていった。必要は発明の母。飢えも同じだ。

Electronics

2013.09.06

Raspberry Piで懐かしのMacを1/3スケールでエミュレート

RetroMacCastのJohn Badgerは、初代Macintoshのレプリカを公開した。塩ビ板とRaspberry Piと320×200ピクセルの画面で作られている。Raspberry Piは、システム7より古いOSをエミュレートするMini vMacを走らせている。実際にMacとして使えるだけじゃない。なんと、実物の3分の1のサイズなのだ。

パーツの詳しい説明や写真(内部も)は、RetroMacCastのJohnの記事をどうぞ。

Electronics

2013.09.03

Project Aura – 自転車の車輪の安全照明システム

デザインブログ、Core77に、Project Auraの美しい記事が載った。自転車の車輪に取り付けて残像効果で光の線を描き、速度に応じて色が変化するスマートな安全照明システムだ。

三部構成になっている記事の中で、プロジェクトの発案者、Ethan FrierとJonathan Otaは、カーネギーメロン大学の2年生として、どのようにこのアイデアを思いついたかを語っている。
学年末にプロトタイプを完成させ、ビデオを製作し、インターネットで公開しました。その時点では、プロジェクトは完成したものと考えていました。

Electronics

2013.08.30

Comic-Conのコスプレロボットはどのように作られたか

先月、『ロボコップ』の悪者みたいな巨大コスプレロボットのビデオを紹介したけど、ジェイミー・ハイネマンとアダム・サベージのウェブサイト、Testedで、ロボットがどのように作られたかを説明している。ロボットの中には人が入っていて、その人の腕の動きが、そのまま大きなロボットの腕に伝えられる仕組みだ。じつに単純。

Fabrication

2013.08.29

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議 フォトレポート

世界50カ国、200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房ネットワーク「FabLab(ファブラボ)」。その世界会議の第9回が、8/21から8/27まで横浜で開催されています。今回は、ワークショップと自由制作が行われていた8/23(金)、ヨコハマ創造都市センター(YCC)と北仲BRICKを訪れました。

拠点となる北仲通周辺にはFab9のポスターやサインが各所に掲示。これは最寄り駅の馬車道駅改札前。よく見ると、FabLabのロゴの形をした回路図や、Processingのコードがポスターの地の部分に書き込まれていました。