Fabrication

2013.01.11

3Dプリンター初心者オーナーのための役に立つコツ

3Dプリンターを手に入れたばかりというあなたの前には、すでに学びと発見の新世界が開かれている。これからの数週間から数カ月間は、新しい教訓や技術を学び続けることになる。そこで、私がこの3年間に3Dプリンターから学んできたことをいくつか紹介しよう。
3D プリントのコツ
プラットフォームが水平でないと、プリント中にいろいろと頭の痛い問題が起きる。ここはきっちり確認しておかないといけない。プラットフォームは、ペーパーテストで簡単に確認できる。これには、エクストルーダーのノズルとプラットフォームの隙間を測れる厚さの紙を使う。

Electronics

2013.01.07

Shout Out Loudsが氷で作ったレコードをリリース

スウェーデンのバンド、Shout Out Loudsは、シングル発売と同時に、10個という超限定のボックスセットを発売した。このセットには、レコードプレイヤーで再生できる氷のシングルレコードを作るキットが入っている。曲名は、これにぴったりのBlue Ice。

ボックスには、シリコンの型が入っていて、その底には反転プリントされたシングルレコードが置かれている。この型に水を入れてフリーザーで6時間凍らせる。凍ったら、普通のレコードプレイヤーで再生できるようになる。

Electronics

2012.12.28

リアルな3Dプリントショップを経営するDiego Porqueras

3カ月前、3Dプリンターのメーカー、Bukobotの創設者 Diego Porquerasは、Deezmakerという物理的な3Dプリントショップとハッカースペースをカリフォルニア州パサデナに開設しようと決意した。それがオープンしたときにこのブログでお伝えし、Bukobot 8についてはUltimate Guide to 3D Printingにレビュー記事を掲載して「もっとも革新的」と評価された。先日、我々はDiegoに会い、その後のショップとハッカースペースの様子を聞くことができた。

Science

2012.12.27

建築家は3Dプリンターをどう使うか

Marcele Godoyは、ニューヨーク大学インタラクティブ・テレコミュニケーション・プログラム修士課程を卒業したばかりのチリ人建築科だ。彼女はチリの3つの学校で建築科の次席教授または准教授として、建築学、物理、構造学を教えてきた。
Marceleは、あらゆる学問分野と、建築の新しい考え方の開発に役立つ技術をデザインと結びつけることに興味を持っている。彼女の意見によれば、私たちは建物を静的なものとしてではなく、有機的で動的なものと考え始めるべきであり、技術を使うことで、建築、環境、利用者との間に物理的なインタラクティブ性を作り出すことができるという。

Fabrication

2012.12.26

Thingiverseが銃の部品を規制

これは、デジタルモデルから熱融解積層法によってプリントされたAR-15ライフルの銃床下部だが、今週までThingiverseから自由にダウンロードできていた。
これはとても重要な部品だ。一般的なライフルでは、これ以外の部品はすべて普通に市販されている。実際に使える銃床下部を作ることは、アメリカの国家としての観点からは、実際に撃てるAR-15を実質的に製造したものと見なされるのだ。個人の使用に限っては合法的な行為だ (少なくともアメリカの国内法では)。

Fabrication

2012.12.20

Printrbotが食洗機を直してくれた

私は、購入する理由がみつかる前から、何年間も3Dプリンターが欲しかった。3Dプリンターを買う前から、ホビー向けプリンターの性能的な傾向を調べつくし、Thingiversからプリンターの元が取れる面白い使い方を集めてリストを作ったりしていた。最初、リストは悲しいぐらいに短かった。栓抜きなどの道具が両手で数えられる程度あったほかは、ほとんどの人が、3Dプリンターの新しい部品を作るために使っていた。

Thingiverseのファンマウントを装着したKyleのPrintrbot。

Kids

2012.12.19

子どもMakerのための情報源

先日、友人にアドバイスを求められた。彼の12歳になる甥が、どうもギークになりかけているらしい。友人の説明によれば、甥は物を分解して、その部品で新しいものを作るのが好きだという。素晴らしい子どもMaker(Young Maker)が生まれようとしていることがわかる。
問題は、彼の両親が技術系の人間ではないことだ。彼がXboxとノートパソコンから何かを作っているのはわかっているが、それが何かを説明できない。両親はRadio Shackのキットを買い与えるなどしてサポートはしているが、それでは彼は満足しない。

Electronics

2012.12.18

GitHubがReplicator 2で面白いことを(無線で)やっている

私の大学のルームメート、Mike Skalnikは、GitHubで開発の仕事をしているのだが、新しいMakerBot Replicator 2の話をしてくれた。それには、彼と彼の同僚とで、会社の誰もが簡単に3Dプリントできるよう自動化する改良を加えているという。彼らはすごい。なぜなら、サンフランシスコのオフィスに届いたのは、ほんの1週間ほど前だからだ。私は近所に立ち寄った際に、近くで見せてもらうことができた。
オフィスには、いつも従業員がほとんどいないので、GitHubでは社内チャットで連絡を取り合っている。

Fabrication

2012.12.13

3Dプリントした銃で実弾射撃

Wiki Weapon Projectの母体であるDefense Distributedのメンバーが、銃床下部を3Dプリントで作ったセミオートライフルAR-15の実射に成功した。その部品が壊れるまでの6発だけの射撃だったが、プリントした部品だと思えば上出来かもしれない。今はまだ銃全体をプリントしたわけではなく、銃床下部(規制された部品)のみだが、これは大きな一歩だ。 銃規制に対する立場は別にして(または何も考えていない場合も)、これは注目すべきプロジェクトだ。

Fabrication

2012.12.05

f.labo主催「展開図武道会〜この椅子いいっすね!」が参加者を募集中

Maker Faire Tokyo 2012にも出展されたf.laboスタッフの高見知里さんからご案内をいただきました。

指定された条件でスツールを制作しプロダクトとしての完成度を競うコンテスト「展開図武道会〜この椅子いいっすね!」の参加者募集をしています。立体物をつくるのが得意な方も、普段はやっていない方も自分オリジナルのスツールをつくってみませんか?指定された条件の中で考えてつくるのは想像以上に難しいところもありますが、その分楽しいですよ!

コンテストは、12月21日から23日に開催する「一歩さがって、二歩すすむ」展内で行います。