Electronics

2012.07.30

15歳のMakerが膵臓癌のテストを天文学的に改善

メリーランドに住む若きMaker、Jack Andrakaはまだ運転免許すら取れない年齢だが、膵臓癌の検査を、現行の方法よりも90%正確で、400倍の感度で、経費は26000分の1という新しい検査方法を開発した。Andrakaは膵臓癌に興味を持ち、早期発見が大変に難しいことを知った。彼は「よき友人」のGoogleであれこれ情報を検索し、研究を開始した。お察しの通り、そんな彼だが学校の授業よりもカーボンナノチューブの資料を読むのに忙しくて、科学の成績は芳しくないのだ。

Crafts

2012.07.11

子供工作教室の5つの心得

英語版編集者より:Make別冊「Make: School’s Out Summer Fun Guide」(夏休みお楽しみガイド)には、戦闘、クラフト、いたずら、飛行、アウトドア、雨の日、音楽、電子、怪しい科学などといった、誰にでも楽しめて勉強になるバラエティーに飛んだ夏休みの工作が詰め込まれています。また、刺激的な若きMakerの紹介や、ここに抜粋した6人の教育者による楽しい物作りのための心得トップ5など、知っておくとタメになる知識も満載です。
放課後に子供たちが手を使う実践学習の場やグループを組織する親たちが増えている。

Kids

2012.07.03

レゴのチューリングマシン

アムステルダム(オランダ)Centrum Wiskunde & Informatica(CWI)のJeroen van den BosとDavy Landmanが製作したLEGO Turing Machineについて解説します。これは、CWIが1912年6月23日に生まれたアラン・チューリングの生誕100年を記念して開催したTurings Erfenis展示会に出展するために作られました。
アラン・チューリングは天才的数学者で、今日私たちが使っているコンピュータの論理モデルを定義しました。

Fabrication

2012.06.28

Fab Academyと「(ほぼ)なんでも作る」クラスが終了

Blanca DuarteのBarcelona Fab Labでの最後のプロジェクトは、驚きの腕時計型点字教育デバイス。
今年で3年目になるFab Academyが先週終了し、70名を越える学生たちが、世界に点在する13カ所のファブラボで最終プロジェクトのプレゼンテーションを行った。Fab AcademyはFab Labネットワーク上に作られた分散型教育プラットフォームで、週ごとのプロジェクトのカリキュラムと、水曜日のビデオ講義で構成されている。

Crafts

2012.06.26

How-To:エニグマ暗号機のペーパークラフト

イギリスの情報セキュリティーコンサルティング会社、Franklin Heath Ltdより。エニグマ暗号機は非常に複雑な機械ですが(現在の暗号アルゴリズムと共通する複雑さです)、基本的には比較的シンプルです。事実、ペーパーモデルでエニグマのメッセージを解読できるほどです。
私たちが作ったモデルは、実際のエニグマ暗号機の配線を表した三次元式です。家庭にある文房具で作れます。本物のエニグマ暗号機のあらゆるセッティング(モデルⅠ、M1、M2、M3)との互換性があります。

Crafts

2012.06.22

Maker Works – 社会的目的のあるMakerスペース

Makerスペースはみんなの期待に応えることができるだろうか。こうした施設の大多数は、人々が物を作り、教え合い、工具を共有することを目的としているが、なかには社会の要求に応えるためのものもある。これは、そんな Makerスペースの物語であり、彼らが世界に広めたいと願っているビジネスモデルの話だ。Maker Worksは、ミシガン州の重工業地帯の真ん中にある会員制のスペースだ。ここは100年間にわたって物作りの伝統を受け継いできた土地だが、幾度となく試練を経験してきた。

Kids

2012.06.07

レゴで作るイギリスの野鳥

Thomas Poulsomのイギリスの野鳥シリーズは、イギリスの鳥類の美しさを、レゴだけで追求している。さらにクールなことには、レゴのCuusooプラットフォームを使って、これらのモデルをオフィシャルなレゴモデルにするための協力ができるのだ。Cuusooはアマチュアモデラーのレゴ作品投稿サイト。ここで多くの支持を受ければ製品化される。Thomasの作品が気に入ったら、Cuusooで一票入れてほしい。1万票を獲得すれば商品化の道が開ける。

Science

2012.05.25

3DプリンタをCTスキャンの解析や宇宙教育に応用しよう

ブラウン大学で生態系および進化生物学部の助教授を務めている神経科学者のSeth Horowitzは、同時にMakerであり、熱烈的な3Dプリンタ愛好家だ。彼は、新しい研究方法も含む、3Dプリンタの活用法に関するレポートをたくさん発表している。
3年前、私は興味深い問題に突き当たった。ある実験の目的で、生きたコウモリの体を苦痛を与えずに拘束し、かつ噛みついたり頭を動かしたりできないようにする器具が必要になったのだ。過去には、アクリル板で複雑な装置を作れる技術者たちと檻のような装置を開発した。

Kids

2012.05.23

Adafruitの楽しい技能パッチ

AdafruitのPhil Torroneは、袋いっぱいの Maker技能パッチを送ってくれた。今日、学校から帰ってきた9歳の娘がこれを見て、テックス・アヴェリーが描くオオカミのように目を飛び出させていた。私は、これは全部キミにあげるけど、それぞれの技能を身につけなければダメだと教えてやった。まずは、娘といっしょにLEDパッチの獲得を目指そうと思う。