Other

2014.01.06

高校3年生のJustinから学ぶMakerのように考えるための6つの教訓

潜水艦を製作中のJustin Beckerman(18歳、写真:Ken Beckerman)

好奇心でいっぱいのJustin Beckermanは、子どものころから技術やアートの世界を探ってきた。現在、高校3年生の彼のプロジェクト作品集は、走るもの、飛ぶもの、浮かぶもので満ちている。才能あふれ、次々にものを作るこの若きMakerから、私たちが学べるものはなんだろう。

1) やって学ぶ
体験は最高の教師だ。Justinは行動して学ぶ。彼は、ものを壊すことを恐れない。

Electronics

2013.12.13

職場でMakerとしての自分を活かす

私たちの生活がテクノロジーによって支配されるようになればなるほど、世界はぼやけてくる。スマートフォン、タブレット、クラウドサービス、3Dプリンターなどの登場により、仕事場と私たちのプライベートな生活の場との境が溶けて消えた。仕事場で、個人的なメールを送ったり、クリスマスプレゼントを買ったり。家では、土曜日に仕事のメールに返事を書いたり、仕事に使う新しいソフトのことを調べたり。その合間に時間を見つけては、ガレージで機械いじりに励み、純粋な趣味として科学やテクノロジーの世界を散策するとはどういうことだったかを思い出す。

Electronics

2013.12.03

対談:カール・バス × 久保田晃弘 「3Dものづくりの未来」(3)

第1回はこちら、第2回はこちらです。

Autodesk WorkShop(写真提供:オートデスク株式会社)

「Autodesk WorkShop」は新しい学校

久保田 ところで、開設した「Autodesk WorkShop」のことも、もう少しくわしく教えてください。どのような設備なのですか。

バス 敷地は、約2,500平方メートルあります。機材は、CNC、ウォータージェットカッター、レーザーカッター……3Dプリンタは12台ありますよ。

Fabrication

2013.12.02

対談:カール・バス × 久保田晃弘 「3Dものづくりの未来」(2)

第1回はこちら。

「Instructables」日本語化の狙い

久保田 現在のようなMakerムーブメントのポイントは、ソフトウェアとハードウェアのクリエイターが融合したことだと、私は考えています。だからこそ、このムーブメントにおいては、コミュニティを形成して、物理的なスペースを運営していくことが欠かせません。僕が関係している(多摩美)ハッカースペースやFabLab(渋谷)なども同様です。

Electronics

2013.11.29

対談:カール・バス × 久保田晃弘 「3Dものづくりの未来」(1)

Maker Faire Tokyo 2013に合わせて、Autodesk米国本社の社⻑兼 CEOカール・バス(Carl Bass)氏が来日した。3Dソフトウェア大手のAutodesk社は近年、個人向けにオープンなソフトウェアや無料サービスを打ち出すなど、Makerに向けて積極戦略をとっている。社長兼CEOであるカール・バス氏と、多摩美術大学教授の久保田晃弘氏に、3Dものづくりの現在、近い将来、来るべき未来について、語りあっていただいた。全3回の記事として掲載する。

Electronics

2013.11.27

3Dプリントの現状:MAKEの調査から

MAKEでは、MAKEとMakerニュースレターの購読者を対象に、デスクトップ型3Dプリンターに関する調査を行った。その結果から、3Dプリントの現状が見て取れる。

誰がプリントしているか? アクセスと所有

回答者の多く(65%)はホビイストを自認している人たちだ。彼らは個人的なプロジェクトにプリンターを使っている(61%)。しかし、仕事と個人的プロジェクトの両方に使っている「混合型」も39%あった。回答者の約半数(46%)が3Dプリンターを所有しているか、いつでも使える状態にあり、1週間以内に使用している。

Science

2013.11.08

女性とサイエンス

ニューヨーク在住のアーティスト、Kim Hollemanは、今年のWorld Maker Faire New YorkでTrailer Parkと題する、トレーラーの中に公園があるという作品を展示して、エディターズチョイス賞と教育賞のリボンを6つ受賞した。

女性を科学の分野に進出させることを目的としたレポート、取り組み、コンペ、プログラム、あるいは、そもそもなぜ女性科学者が少ないのか、に関する文章を、私は毎日のように目にしている気がする。

Crafts

2013.11.06

Dr. シリコーン(私がどうやって思い悩むのをやめたか、そしていかにシロキサ結合を愛しているか)

編集者より:Samantha Roseはデザイナーとしての教育を受けた人物で、素材科学者ではない。しかし彼女はニッチな市場を発見し、その穴を埋めるべきだと考え、本物のMakerらしく、素材と製造に必要な事柄を必死に勉強した。私たちはWorld Maker Faire New Yorkで彼女と会い、彼女がプロのMakerとなるまでの話を聞くことができた。

私はキッチンの引き出しから「ヘラ」を出そうとした。なぜだか7つか8つあって、そこから選ぶことになった。みなさんも、引き出しの中はこんな感じだと思う。

Electronics

2013.10.25

新しいスポーツ:クレートスタッキング(箱積み上げ競争)

「クレートスタッキング」(箱積み)はゲームだ。上下を逆さまにした牛乳瓶のケースをできるだけ高く積み上げて、その上に立つというもの。ケースの持ち手の穴に足を入れて体を支えつつ、次のケースを積み上げ、バランスを崩してケースを落とさないようにして次の穴に足を移す。そこが難しい。

安全のためプレイヤーはハーネスを付けるため、屋内のロッククライミングやトップロープクライミングに雰囲気は似ている。ケースの段が低いときは、ケースは登り手に投げ上げられるが、高くなるとロープで吊り上げられる。