Fabrication

2014.09.11

Bre PettisがMakerBotのCEOの座を下りてStratasysの新部門を設立

Bre PettisはMakerBotのCEOを辞めて、親会社であるStratasysでThe Innovation Workshopという新部門を立ち上げることになった。2015年からは、2011年からMakerBotにいるJennifer LawtonがCEOとなる。

これは当初、3dprint.com での無名のタレコミから伝わった話だが、StratasysのCEO、David Reisの発表によって確認された。

StratasysおよびMakerBotは、MakerBotの人事異動を行います。

Fabrication

2014.07.25

Joe Olsonの車椅子ハッキング

Joe Olsonは障害者だが、DIYabilityに参加するMakerでもある。DIYAbilityとは、John SchimmelがDIY支援技術のための同名のウェブサイトで使っている言葉だ。私は6月8日に開かれたワシントンDCのMini Maker FaireでJoeに会った。彼は1999年に高校を卒業した直後に交通事故で首の骨を折り、以来、車椅子生活を送っている。

彼は私に、小さな“金属製のミット”を見せてくれた。それは、彼の車椅子を操縦するためのジョイスティックのハンドルとして作られたものだ。

Electronics

2014.07.18

ハンダがつないだ関係:与え合う師弟

Coco KaleelとAnnika O’Brien。数週間前、CocoはAnnikaのハンダ付けクラスを受講した。

数カ月前、私は、ロボット工学者のAnnika O’Brienが書いたこのGoogle+の記事を見つけた。それは、彼女が指導しているCoco Kaleelという12歳の女の子に関する話だった。私は、彼女たちの師弟関係について、もっと詳しい話を聞きたくなった。そこで、私はCocoとAnnikaにコンタクトをとり、2人の出会いと、2人の関係から何を学んだかを話してもらった。

Crafts

2014.07.02

6歳のEvanくんが火を吐くタコを見てぶっ飛んだ

EvanのEl Pulpo Mecanicoを見た感想。

今年のMaker Faire Bay Areaを見に来た人なら、El Pulpo Mecanicoの印象が強く残っているはず。高さ7.5メートルの機械仕掛けのタコで、触手の先から火を吐く。幼稚園で出されていた週末の行動に関する絵日記にこれを書いた6歳のEvanくんも、そうだったに違いない。

Evanの父親はこう話している。「6歳の息子は、いろんな工作や絵を、卒業間近の幼稚園から持って帰ってきていた。

Kids

2014.06.27

White House Maker Faireにおけるオバマ大統領の挨拶

大統領:ありがとう(拍手)。どうもありがとう。みなさん、ご着席を。ありがとう。まずは、おはようございます。そして、第一回 White House Maker Faireへようこそ。とてもうれしく思います(拍手)。最初に申し上げたいのですが、ひとつだけ私はスタッフに尋ねたことがあります。Faireの最後になぜ「e」が付いているのかと(笑い)。その、よくわからなかった。馬上槍試合でもあるのか? みんな正装しなければいけないのか? なので、みなさんに申し上げる。来年は、「e」はなくなってる。

Other

2014.06.11

6月18日はWhite House Maker Faireの日、そして全米メイキングの日

6月18日は、選ばれたグループがホワイトハウスでプロジェクトを披露し、モノを作ること、そしてそれが我々の生活に何をもたらすかを大統領と語る日だ。

2012年2月、得意げな笑みを浮かべたJoey Hudyは、オバマ大統領とマシュマロ砲の試射を行った。この少年大使による甘い体験から、ホワイトハウスはMaker Faireの開催を決定した。

Makerをテーマにしたミュージックビデオで知られるバンド、OK Goも宣伝をしてくれている(上のビデオを見てほしい)。

公式発表はと言えば、じつに力強く明解だ。

Kids

2014.05.19

Maker Faireのブースの作り方(よりよい来場者とのコミュニケーションのために)

作っただけではダメだ。それを多くの人に見てもらって、その素晴らしさを伝えなければ。写真、スケッチ、プロトタイプ、失敗作などなど、そうしたものはそのプロジェクトの意味と背景を伝える物語になる。Maker Faireを見に来るお客さんは、Makerたちがそのプロジェクトを、なぜ、どうやって作ったのかを聞くのが大好きだ。だから、プロジェクトのプロセスを語るための材料をしっかり集めておこう。

しかしお客さんは、あなたにどう声をかけていいかわからないこともある。

Kids

2014.05.02

電気のキリン、Russelと育った日々

Russell the Electric Giraffeは、Maker Faire Bay Areaを象徴する存在だ。2006年に初登場して以来、毎回、会場に現れている。多くの人に愛され、記事になったり、ムービーになったり(下)、インタビューを受けたりもしている。

去年のMaker Faireで、私が友だちのZolie(上の写真の8歳の女の子)とRussellといっしょに遊んでいたとき、ZolieはずっとRussellに会いたかったのだと話していた。私も同じだ。本気でそう思った。

Crafts

2014.04.30

プロスノーボーダー、Mike BasichのシエラのDIYエネルギー自給自足ハウス

プロスノーボーダーのMike Basichは、20年間、雪の上で自分の限界を押し広げてきた。そして、スノーボーダーコミュニティではDIYの師と呼ばれるようにまでなった。GoProが発売されて、山を滑るスノーボーダーがみなそれを身につけるようになるずっと前から、Basichは既存の撮影機材をハックして、ビデオカメラマンを使わずに自分で自分の滑る姿を撮影していた(今彼は、GoProとスポンサー契約をしたもっとも多くの作品を製作したアスリートになっている)。

Fabrication

2014.04.14

ラピッドプロトタイピングの波に乗る:耳栓を再発明した「SurfEars」

北カリフォルニアのサーファーはきつい。水は冷たい。潮の流れは速く、嵐から生まれた強烈な波はつきものだ。スクールバスほどもあるサメも泳ぎ回っている。

そんな、ちょっと過酷な環境でも、私は自分の耳を健康に保つための努力をしている。私は右耳が外耳炎に、左耳が初期のサーファー耳(外耳道骨腫骨腫)になっている。耳栓を使ってみたが、よくなかった。水に潜ると取れてしまうし、周りの音がくぐもってしまって、風邪を引いたような気分になってしまう。