Electronics

2014.08.04

モノのインターネットをブルーに染める

BlueIOTのRev Bで作ったフィットネストラッカー

次なる大きな目玉になるためには、その技術が、アルファギークではない一般の人たちにも使えるものであることが重要だ。

ウェアラブルについては、すでにそのレベルに達しているように見える。サイズ、バッテリーの寿命、コミュニケーションというもっとも重要な三大要素の進歩によって、ウェアラブル機器が、「なんとか使える」段階から、「便利に使える」段階に入ったからだ。私が技術業界に入ったころから、次なる大きな目玉はウェアラブルだと言われ続けて久しいが、このところ、それを予測する声は高まり、耳にする頻度も増えてきた。

Other

2014.08.01

Maker Faire Tokyo 2014サイトオープン/会場発表/出展者募集開始

お待たせしました。本日から出展者募集を開始します!

Maker Faire Tokyo 2014
日時:
2014年11月23日(日)12:00~19:00(予定)
2014年11月24日(月・祝)10:00~18:00(予定)
会場:東京ビッグサイト(西3ホール+屋外展示場)東京都江東区有明3-11-1
入場料:前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、当日:大人 1,500円、18歳以下 700円
*チケットは9月上旬から発売する予定です。

Fabrication

2014.08.01

新方式の歩行機械

こんな歩き方をする機械は初めて見た。というか、これを歩くと呼んでいいのだろうか。ひっくり返る様を制御しているだけのようだが。下のビデオを見ればよくわかる。脚を使ってロボットを持ち上げるのではなく、重心を移動させることでロボット本体が回転し、それに伴って脚が重力に従って自然に着地する。この繰り返しによって、多少の障害物も乗り越えて歩くことができる。

この方式の欠点は、方向転換できないところだと思う。ビデオで「世界を席巻する」と訴えているように、これはいい考えだ。

Electronics

2014.08.01

ソニー MESH projectのワークショップ「未来の工作はこうなる!コップがしゃべり、しゃもじが歌い出す」8/3、8/31開催!

ソニーの萩原さんからご案内をいただきました。

LOFT&サマースクールプログラムにて、ちょっと未来を先取りした電子工作ワークショップ、「未来の工作はこうなる!コップがしゃべり、しゃもじが歌い出す」を8月3日と31日の両日で開催します!

「コップが急にしゃべりだしたらどうなるだろう?」「しゃもじがとつぜん歌いだしたらビックリするかな?」そんな場面を夢見たことはありませんか?このワークショップでは、ソニー MESH projectが開発している新しい電子ブロックで、そんな未来の工作を先取りしてみたいと思います。

Electronics

2014.07.31

Raspberry Pi Model B+はどのあたりがプラスなの?

Raspberry Piの新しいバージョン”Model B+”が秋葉原でも入手できるようになってきました。今はまだ旧モデルと並行して売られているようですが、Model Bについては、改善点盛りだくさんのB+へ急速に置き換わると思います(Model A+は出ないんでしょうか?)。

巷の評判を聞いていると、電源部の強化と発熱の軽減、ケーブルをまとめやすいコネクタ配置、そして基板の取り付け穴などが喜ばれている様子。とくに電源まわりの性能について分かりやすいレポートを公開してくれたあっきいさんのブログにリンクしておきます。

Electronics

2014.07.30

CloudBit — インターネット対応デバイスが簡単に作れるlittleBitsの新モジュールと3つの楽しいプロジェクト

次々と進化したコンポーネントを発表するlittleBitsだが、今日はCloudBitモジュールを正式に発表した。さらに、RadioShackが販売パートナーとなり、この成長目覚ましい企業の販路をさらに広げることとなった。

CloudBitは、littleBitsにつなげるだけで簡単にインターネット対応になるというモジュールだ。他のlittleBitsモジュールに磁石で接続すると、ウェブから送った命令を受け取る(ウェブアプリ、IFTTT、APIを使って自作したインターフェイスなどを使用)、回路の中の他のコンポーネントに情報を送る、littleBits回路からウェブに信号を送るという3つの機能を加えられるようになる。

Fabrication

2014.07.29

3Dペンでクアッドコプターのプロペラを作る

3Dプリントペンを単なる面白いオモチャだと思っている人は、このフリーハンドで作ったクアッドコプターのプロペラの3Dプリントを見れば考えが変わるだろう。その作り方が面白い。通常の3Dプリンターでいくつも複製するというわけにはいかないが、頑丈だ。オリジナルのプロペラを3D Air Penでなぞることで基本の形を作る。

基本の形ができたら、羽根よりも厚くする必要のある中央のハブをトレースを使って作る。ハブを羽根の中央にはめ込むと、すべてを「3Dのり付け」する。

Electronics

2014.07.28

iPhone/iPadから家電を操作する「IRKit」— ウェブサービスを作る感覚でハードウェアを作る(Maker Pro Jp)

電子工作に苦手意識のあったソフトウェアエンジニアが、“赤外線デバイスのベースステーション”をどうして作ったのか?—「IRKit」の大塚雅和氏に話を聞いた。

デバイスは赤外線の信号を出すだけの箱

IRKitの実物を持ってみると、おもいのほか軽い。もっともデバイス側は、wifi経由でサーバから中継されたコマンドを赤外線通信でターゲットの家電に送るだけ。リモコンとして、ユーザーの命令を受け取るのはIRKitのリモコンアプリだ。デバイスと同じwifiネットワークにいなくても、インターネットサーバを経由することで遠隔操作が可能となっている。

Electronics

2014.07.28

PopPet:19歳のMakerが作った表情のあるロボットキット

PopPetは、DIYのArduino互換のオープンハードウェアのロボットキットだ

Jaidyn Edwardsは、ロボット工学、Arduinoプロジェクト、3Dプリントに特化したウェブサイトとYouTubeチャンネルを運営している。彼はLet’s Make Robotsコミュニティの活発なメンバーでもあり、そこで自分が習った知識を人々に伝えている。Jaidynは地元の小学校で子どもたちのロボットの作り方も教えている。

Fabrication

2014.07.25

Joe Olsonの車椅子ハッキング

Joe Olsonは障害者だが、DIYabilityに参加するMakerでもある。DIYAbilityとは、John SchimmelがDIY支援技術のための同名のウェブサイトで使っている言葉だ。私は6月8日に開かれたワシントンDCのMini Maker FaireでJoeに会った。彼は1999年に高校を卒業した直後に交通事故で首の骨を折り、以来、車椅子生活を送っている。

彼は私に、小さな“金属製のミット”を見せてくれた。それは、彼の車椅子を操縦するためのジョイスティックのハンドルとして作られたものだ。