Electronics

2014.06.18

グラント・イマハラのロボットに使えるお気に入り部品10点

長年作ってきたものを振り返ってみると、何度も何度も使っているものがあることに気づく。レゴのブロックみたいな感じだ。ここにそのトップ10を紹介しよう。それを何度も使ってる理由もね。

1. シャフトキー:そう、セットスクリューは歯車やホイールを固定してくれるけど、負荷が大きくなれば空回りすることもある。しかし、シャフトキーを使えば絶対に空回りしない。

2. シャフトカラー:シャフトキーとシャフトカラーの両方を使えば、セットスクリューが完全に抜け落ちちゃっても大丈夫。

Electronics

2014.06.17

Cylon.js ─ ロボットやロケットをJavaScriptで作る

Ron EvansとAdrian Zankichは、Maker Faire Bay Area 2014のMake: エレクトロニクスステージでCylon.jsの紹介を行った。

マイクロコントローラーでLEDを点滅させるために、詳しいマイクロコントローラーの知識と1週間の時間が必要だった、なんていう時代があった。しかし、Arduinoの登場で状況は変わった。でも、たとえArduinoを使ったとしても、思いのままに身の回りの物をハックできるわけではない。とくにネットワーク関連は難しい。

Electronics

2014.06.16

DARPA Robotics Challengeを目指してロボットを自宅ガレージで製作中

フルスケール人型ロボットWATSON

2005年に初めての二足歩行ロボットを作ってから、私はフルサイズの人型ロボットを作るのが夢だった。残念なことに、当時はキットもなく、安定して二足歩行ができるロボットを作ることは大変に難しかった。小さなロボットでも、安定性、制御、電力消費、メカニズムの問題があり、サイズを大きくすれば、安定性の問題とコストもスケールアップするという具合だった。

今日の小型の二足歩行ロボット(身長20センチから45センチ程度のもの)は400ドルから2000ドルで売られている。

Electronics

2014.06.13

無線のウェブサーバとしても使えるSDカード「FlashAir」

(7月7日追記:FlashAirを使った作例紹介記事「スマホの写真をブラウザ経由で無線転送して表示する、ライトイルミネーションオブジェを「FlashAir」で作る」もぜひどうぞ)

「FlashAir」は無線のウェブサーバが動いているSDカード

スマートフォンのカメラは高性能化が著しいが、ズームやマクロを用いた撮影や夜間の撮影なら、まだまだデジカメだ、という人も多いのではないだろうか。その場でSNSでシェアしたいという向きには無線LAN内蔵のデジカメが便利である。

Fabrication

2014.06.13

Kickstarterがルールを単純化。その理念を守るために。

Maker Faireに集合したKickstarterの利用者たち。写真:Julio Terra

2007年のEG Conferenceにて、Kevin Kellyは聴衆にこう言った。ウェブが登場してまだ5000日も経っていないと。すべてのアクセス、すべてのコンテンツ、すべての情報は、その短い期間で利用できるようになったことを彼は思い出させてくれた。とくに印象的だったのは、だれも驚かなかったことだ。人間の時間の感覚とは、なぜか主観的になりがちだ。

Electronics

2014.06.12

サーボモーターを簡単にするコントローラー

サーボモーターを簡単に使えるようにするモジュールを仙台のProject Dressが提案している。「超小型サーボモーターコントロールユニット」に電源(5V)と市販のサーボーモーターを接続し、可変抵抗器を使って、角度を2つセットする。そうすると、オンオフの信号だけで、その2点間を往復する制御が可能になる。たとえば、上の動画のように、ドアのロック機構(サムターン)を90度回すメカを簡単に実現できるというわけだ。シンプルな制御をシンプルに実現したいときに役立ちそうなコントローラーである。

Other

2014.06.11

6月18日はWhite House Maker Faireの日、そして全米メイキングの日

6月18日は、選ばれたグループがホワイトハウスでプロジェクトを披露し、モノを作ること、そしてそれが我々の生活に何をもたらすかを大統領と語る日だ。

2012年2月、得意げな笑みを浮かべたJoey Hudyは、オバマ大統領とマシュマロ砲の試射を行った。この少年大使による甘い体験から、ホワイトハウスはMaker Faireの開催を決定した。

Makerをテーマにしたミュージックビデオで知られるバンド、OK Goも宣伝をしてくれている(上のビデオを見てほしい)。

公式発表はと言えば、じつに力強く明解だ。

Kids

2014.06.10

病院でMini Maker Faire

健康をメイクしよう! 2014年5月28日水曜日、我々がブルックリンのMaimonides医療センター Mini Maker Faireに到着したとき、そんなバナーが掛けられていた。50年前、この同じ病院で、エイドリアン・カントロウィッツ医師はカナルストリートで買ってきた電子メトロノームを改造して、世界初の埋め込み型ペースメーカーのプロトタイプを開発した。改造したAMトランスミッターで、もっとも低い周波数に合わせてペースメーカーの動作のデバッグを行い、病院の心臓移植手術の先端的な研究を推進させた。

Fabrication

2014.06.09

ローコストハウジングの時代

ラベリングを除いて、従来どおりの工法のように見えるけど、Homebuiltの住宅は違う。

低所得者層向けのプレハブ住宅を買おうとすると、あれこれ困難がつきまとう。住宅の価格は安いが、そのために資金を調達しにくい。住宅の直接の価値が低いので保険がかけられない。通常の工法で建てられた家は、所有者に長期にわたる価値を与えるが、プレハブ住宅は所有者を下向きスパイラルに陥れる。Dennis Michaudはそこに納得がいかず、何とかしたかった。その結果として生まれたのが、法規制に準拠した手作り住宅キットの会社、Homebuiltだ。

Electronics

2014.06.06

ウェアラブルなおもちゃ「Moff」のユニークな開発プロセス(Maker Pro Jp)

大企業もウェアラブルデバイス/BLEガジェットに参入している。そんななかでスタートアップとして、この分野の製品を発売する準備をしている「Moff」の髙萩昭範氏に、製品の概要、開発プロセスなどについてお聞きした。

パシっと手首に装着するだけのウェアラブルなおもちゃ

手首に装着しスマホアプリと連動することで、自身の動きが、手にしたものすべてがおもちゃになるという、「もの」自体のキャッチーさはもちろん、シンプルなデザイン、おしゃれな色使いにキュンときた方も多いだろう。Moffの遊び方はこうだ。