Electronics

2014.07.16

Raspberry Pi モデルB+登場!

新型 Raspberry Pi B+

Raspberry Pi財団は新型ボードを発表した。突然の発表だったが、これは現在のモデルBに置き換わるものではなく、B+というタイプだ。モデルBが最初からこうだったらよかったのに、とも言うべきものだ。

オリジナルのRaspberry Piが登場してからの2年間、どうやってこのボードを組み込めばいいかわからないという苦情が多かったが、それがRaspberry Piの人気の足を引っ張ることはなかった。この新モデルの狙いは、その問題点にきっぱりとケリを付けることにある。

Fabrication

2014.07.16

Discov3ry:3Dプリンターを食品プリント用にグレードアップ

Discov3ryは、標準的なフィラメント式3Dプリンターで使えるペーストエクストルーダーだ。家庭用の3Dプリンターに興味を持って観察してきた人なら、近年登場したペーストエクストルーダーのことを知っているだろう。アイシング、チョコレート、シリコン、セラミック、はてはコンクリートまで、ペースト状の素材をノズルから押し出すシステムだ。しかし、市販されているものは少ない。

Discov3ryのアプローチはちょっと違う。既存の3Dプリンター用のアタッチメントとしてペーストエクストルーダーを提供しようという考え方だ。

Crafts

2014.07.15

Drawn – 3Dプリント家具

Drawnは家具などの大物の3Dプリントを行うサービスだ。

Sylvain Charpiotとそのビジネスパートナー、Samuel Javelleは、家具や雑貨など大きなものを3Dプリントするサービス、Drawnをフランスに立ち上げた。Sylvainは起業家精神を持つ技術者で、Samuelはデザイナーで発明家だ。

Drawnの3人目のメンバーはGalatea(ガラテア)だ。彫刻家ピュグマリオーンが恋に落ちた作品の名前をとった大型の3Dプリンターだ。

Electronics

2014.07.14

3DプリンターでUFOライトを再現

去年、私はSketchUpをダウンロードして、落書きをして遊んでいた。何か特別なものを作ろうとしていたわけではない。クイーンズで開かれたMaker Faireを見に行って、ものすごい刺激を受けた。その後、ニューヨークのMakerBotのショップを見に行き、ぶっとんだ。

そして、何かクールなものを作りたいという気になった。自分が打ち込めるものは何か、私は1週間ほど考えた。SketchUPとCADの使い方をもっと勉強したくなった。MakerBotと3Dプリントのこともよく知りたくなった。

Crafts

2014.07.11

クレートスタッキング:びっくりDIYスポーツ

写真:John Orbon/Park Day School

Liam McNamaraは、名前からしてクレイジーなDIYスポーツ、クレートスタッキング(箱重ね)の提案者であり推進者。彼は倉庫などでのイベントやEast Bay Maker Faireでこの競技を主催してきた。会場にはロープなどの登山器具が完備され、競技者が何十フィートもの高さに牛乳のケース(クレート)を積み上げながら登っていく間に、巨大なジェンガのようにクレートが崩れても安全なようになっている。

Electronics

2014.07.11

自転車用レーダー「ikubu」の開発裏話

これが市場調査というものだ。Franz Struwigは、後ろから来た車に引っ掛けられるのを恐れて車道の反対側を自転車で走る男に出会った。南アフリカのステレンブーシュでレーダー装置のスタートアップ、iKubuの創設者でありマネージングディレクターを務めるStruwigは、そこに彼らの製品のニーズがあると感じた。

そうして生まれたのがBacktrackerだ。ハッキング可能な自転車用後方レーダーだ。オープンなAPIを使い、現在クラウドファンディング中だ。

Electronics

2014.07.10

部品点数6926個! トランジスタでコンピュータを作るキット

新型CPUが発売されると、「トランジスタ何億個相当」などという説明をよく聞きます。
それを聞くたびに、いつかはトランジスタだけでコンピュータを作ってみたいと思っていました。

高山さんはICを一切使わずに、3本足のトランジスタだけでコンピュータを作った。ICのように見える集合抵抗なども使っていないという。動画を見ると、高密度にリード部品が並んでいるのがわかる。完成したコンピュータの仕様は次のとおり。

Other

2014.07.10

MakerBotが簡単3DプリントのためのiPadアプリを発表

一般向け3Dプリント関連企業にとって、「簡単さ」はこれからのイノベーションだ。

興味はあるものの、3Dプリントはあまりにも難しくて技術的すぎると躊躇している人たちが多い。

まさに、彼らの言うとおりだ。

だから、積層造形業界にとって、簡単に使えるという方向の進化が、とても大きな意味を持つ。

MakerBot も、競合他社に差を付けるためにはユーザーインターフェイスで勝負すべきだと考えたのか、このiPad用の新しい無料アプリ、Print Shopを発表した。

Fabrication

2014.07.08

カナダ初のSTLファイルの知的所有権侵害訴訟に学ぶ

DJI Phantonクアドコプター。写真提供:flickr ユーザー Adam Meek

先月、3Dprintler.comはカナダで初めてのSTLファイルの知的所有権侵害訴訟に関するブログ記事を掲載した。それが本当にカナダで始めての STLファイルの知的所有権に関する訴訟なのか、それがカナダの法律に違反することなのか、私にはわからない。しかし、これはアメリカの法律から見たデジタルファイル、3Dプリント、そして知的所有権について考えるいい機会になると思う。

Electronics

2014.07.07

スマホの写真をブラウザ経由で無線転送して表示する、ライトイルミネーションオブジェを「FlashAir」で作る

コンピュータのウェブブラウザからアップロードした写真が表示されている様子、写真に写っているビワのオレンジ色に作品が光っている

「ライトイルミネーション」オブジェの動作の様子と内部構造を動画にした。コンピュータのウェブブラウザ上の写真が作品で表示されていることがわかる。

無線技術をもっと気軽に使ってみよう

東芝の「FlashAir」は、無線LAN機能とマイコンを内蔵したSDカード。デジカメで撮影した写真をパソコンやスマートフォンへ無線で転送するのに便利なカードで、内部ではウェブサーバが動作している。