Fabrication

2013.11.21

Sence – 3D Systemsのハンドヘルド3Dスキャナー

11月9日、3D Systemsは新製品、Sense 3D Scannerを発表した。3D SystemsのKeith Ozarは、この新しいハンドヘルド3Dスキャナーを「物理写真機」と説明していた。

Senseは、最大で10×10×10フィート(3メートル立方)、または高画質スキャンでは20インチ(約50センチ)まで寄ることができる。なんと言ってもシステム全体で399ドルという価格がいい。11月18日から全国のStaplesで売り出される。

SenseでスキャンしたMatt Richardson。

Fabrication

2013.11.19

Make the World:みんなで人工装具をプリントする会

10月25日金曜日のこと。クラウドソーシングによる人工装具に関するGoogle+ハングアウト、Make The World: Prosthetics Program(人工装具プログラム)シリーズの最終セッションが、Adafruit Industriesの主催で行われた。3D Printing ProvidenceのMatt StultzがAS220 LabsにおいてMake The World: Prosthetics Build Partyを開き、地元の3Dプリンターをかき集め、必要とする人たちのために義手を3Dプリントした。

Crafts

2013.11.18

大西康明のホットグルーアート

ホットグルーガンは、プロジェクトを素早く仕上げるための秘密兵器として多くのMakerに愛されている。最適な工具がわからないときなどは、とても重宝する。

大西康明はしかし、ホットグルーを素材として使い、金網から垂らして枝分かれさせて、複雑で半透明なアート作品を作っている。尿素結晶を加えることで、輝きを与えている。通常は黒のグルースティックを使っているようだ。こんなすごいものがあるなんて、ちっとも知らなかった。

Science

2013.11.15

新時代の化学実験セットを復活させるコンテスト

子どもたちにとって、化学実験セットは科学との最初の出会いであり、初めての実験を体験できるものだ。両親や教師にとっても、子どもと科学を語り合う最初のきっかけになる。アメリカ文化のなかで、化学実験セットは1950年代的な独特なオーラを放つものである、それは子どもたちの科学に対する理解と、なにより科学への興味を引き出す重要な存在だ。

そうした意味で、ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団の、21世紀の化学実験セットを復活させるコンテストはいいアイデアだ。

Crafts

2013.11.15

すごーく小さい印刷工場

デザインスタジオ、Letterproeftuinは、この小さくてかわいらしい、しかし本当に使える印刷機械、The Smallest Printing Companyを作った。ショーモン国際ポスターフェスティバル2013に出展するための小さなポスターや本を印刷するためだ。

Fabrication

2013.11.14

日本語に対応したINSTRUCTABLES

着々と改良されているINSTRUCTABLESが日本語に対応しました(節目となった2011年の長い記事はこちら)。英語のほかに、日本語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語で利用可能。日本語ページのURLは www.instructables.com/ja/ 。”ja”を付けずにアクセスしたときは、フッターのリストから言語を選ぶことができます。

10月末時点の説明によると、日本語を編集するときはiOSアプリか新エディタを使用してください、とのこと。Androidアプリも日本語化されてますね。

Crafts

2013.11.13

フォード・フィエスタのトランスフォーマー

イギリス人アーティスト、Hetain Patelが最初に所有した車は、父のお下がりの1988年型フォード・フィエスタだった。彼の最初の彫刻作品は、父と兄弟との共同製作により、この小型車を使ったトランスフォーマーだ。

彼のアート解説に、なぜ、とどうやってが簡潔に説明されている。
イギリスで、インド移民の両親の間に生まれた私は、親から車を譲り受けたことで、独立第一歩を迎えました。これは、私が所有していたものと同じ1988年型フォード・フィエスタを新しく手に入れ、最初の彫刻作品に仕上げたものです。

Kids

2013.11.12

Dewey Mac – スパイ道具を自作する子ども探偵小説

フィラデルフィアに住む小学校4年生の理科教師、Michael Carrollは、初めての小説を発表した。科学と発明が大好きな12歳の子ども探偵、Dewey Macが活躍する話だ。タイトルは『Dewey Mac, Kid Detective and Inventor』。対象は小学校3年生から6年生。Deweyと友だちのChedが探偵事務所を開設し、いろいろな事件を解いていく。その途中で、Deweyはさまざまなガジェットを作って難問を打開していく。マクガイバーのようにだ。

Electronics

2013.11.12

HaDuino:栓抜き付きArduino

HackadayのBrian Benchoffが作った栓抜き付きArduinoは笑えるジョークプロジェクトだ。プリント基板が栓抜きの形になっている。裏にはHaDのロゴのかわいいドット絵が描かれていて、表には、栓抜きには使わないようにという注意書きがある。これで栓を抜こうとしたら、確実に壊れる(だから鉛入りハンダを使った基板を飲み物に近づけるのはどうか、なんて意見は気にする必要がない)。

このプロジェクトには、なんとなく初心者を嫌う雰囲気が感じられないでもないが、Brianはソースを公開している。