Electronics

2013.12.13

職場でMakerとしての自分を活かす

私たちの生活がテクノロジーによって支配されるようになればなるほど、世界はぼやけてくる。スマートフォン、タブレット、クラウドサービス、3Dプリンターなどの登場により、仕事場と私たちのプライベートな生活の場との境が溶けて消えた。仕事場で、個人的なメールを送ったり、クリスマスプレゼントを買ったり。家では、土曜日に仕事のメールに返事を書いたり、仕事に使う新しいソフトのことを調べたり。その合間に時間を見つけては、ガレージで機械いじりに励み、純粋な趣味として科学やテクノロジーの世界を散策するとはどういうことだったかを思い出す。

Science

2013.12.13

飛びすぎた話か? Amazon Prime Airのハードル

アマゾンの創設者でCEOのJeff Bezosが、60 Minutes segmentにて、Amazon Prime Airという未来の配送システムの開発に着手していることを発表した。簡単に言えば、5ポンド(約2.3キロ)未満の商品は、ドローンによって30分以内に玄関先に届くというサービスだ。

かなりエキサイティングな話だが、今からJeffが想定している2015年のサービス開始時期までの間に、どれだけの問題を解決しないといけないのだろう。FAA(米連邦航空局)の認可を得るのは大変そうだ。

Electronics

2013.12.12

ブラウザ音響プログラミング言語 CoffeeCollider

モハヨナオさんのCoffeeColliderは、CoffeeScriptをベースに、音響プログラミング言語SuperColliderに似た環境をブラウザ上で実現するプロジェクト。すでにエディタと実行環境がセットになったデモページが用意されていて、実際に音と波形を出力することができる。ソースはGitHubで公開されている。開発仲間を募集中のようだ。

Fabrication

2013.12.12

手作り家具のためのダウンロードしてプリントできるジョイント

RuptのJack Hollowayは、3Dプリント(またはマシンで削り出し)ができる家具用ジョイントのシリーズ、Controlを開発した。34×34ミリの角材で使うようになっている。ハンマーとノコギリとドリルがあれば、シンプルなテーブルや椅子ができてしまう。

3DプリントまたはCNCで削り出したジョイントと、ホームセンターで買ってきた木材とで家具が作れることで広がる可能性はじつに大きい。SketchUpでデザインして、自分の部屋にどうフィットするかをシミュレーションできる。

Electronics

2013.12.11

フィジカル世界とデジタル世界の二重性

フィジカル(物理)世界とデジタル世界との隔たりが小さくなっている。それを促している大きな要因は、3Dスペースで活動する我々の多くの仲間が3Dツールへのアクセスを一般に広げようと努力していることにある。そのツールとは、フィジカルをデジタルに簡単に変換するもの、あるいはその逆を行うものだ。こうしたツールが広く普及したことで、Makerも製造業者も同じように、より俊敏に、よりクリエイティブに、より反応が早くなっている。

Cube 3Dプリンターが動く様子に見入る生徒たち。

Electronics

2013.12.11

Cortado登場 – ケーブルがいらないArduino

Cortadoボードは箱入りで販売される。

Cortadoボードと25セント玉。

Punch Through DesignのCortadoは、Bluetooth LE内蔵の新しいArduino互換ボードだ。

Punch Throughは、一般消費者向けのiPhoneアクセサリーと、開発者用のiOSライブラリで知られるメーカーで、Maker向けの開発用ボードではあまり知られていない。しかし、Bluetooth LEを使った開発を行っている人には、iOSとOS XのLight Blueアプリはお馴染みかもしれない。

Crafts

2013.12.10

クールな3Dプリント10選

“Open Wings”ケープ
Melinda Looi

ベルギーに本社を置く3Dプリントサービス、Materialiseは、マレーシアのファッションデザイナー、Melinda Looiのために、鳥をテーマにしたランウェイコレクションを3Dプリントした。

レーザー焼結したロケットノズル
NASAは、3Dプリントで作った複雑なニッケルクロム合金製ロケット噴射装置の実験を行っている。

光の彫刻ランプ
Hilden & Diaz

アーティストたちは、3Dプリンターの面白い使い方を開拓している。

Fabrication

2013.12.09

7人の開発者が語る3Dプリンター開発ストーリー

マシンの背後にいる人を見てみよう。ここで紹介する7人は、3Dプリンターのメーカーを立ち上げた人たちだ。

Diego Porqueras(Bukobot)
deezmaker.com/bukobot

ロサンゼルスのMaker、Diego Porquerasにとって、必要は発明の母だった。ハリウッドでデジタル映像技師をしていたとき、彼は、カメラのブラケットやアダプターが自分で作れる3Dプリンターに魅せられていった。

Electronics

2013.12.06

女の子たちにハックとメイクを

私が初めて工学とテクノロジーに興味を持ったのは、今から30年前、小学校5年生のときだった。私のクラスには4台のApple IIeがあり、先生がLogoとBASICのプログラミングを教えてくれた。それが、テクノロジーを使って何かを作るという初めての体験であり、とても楽しかった。6年生になっても、先生は私にプログラミングを教えてくれた。そして私たちを、地元の大学で開かれた、子供のための、今で言うところのハッカソンに連れていってくれた。中学に進学した私は、すでに慣れ親しんでいたコンピュータープログラミングのコースを選んだ。

Fabrication

2013.12.06

StratasysがAfiniaを提訴:デスクトップ3Dプリンター業界の岐路

この訴訟の結果如何では、将来のデスクトップ 3D プリンターの開発に大きな衝撃を与えるかもしれない。

業務用3Dプリント業界の老舗であり、先日、デスクトップ3Dプリンターのメーカー、MakerBotを買収したStratasysは、Afinia H-Series 3Dプリンターのメーカー、Microboards Technology, LLC,(長いので、この記事では単にAfinaと呼びます)を特許侵害で提訴したと発表した。

この訴訟の意味は大きい。