Fabrication

2010.10.25

テオ・ヤンセン式ウォーカーStreetBeestがソマービルを襲撃

この数カ月、マサチューセッツ州ソマービルのSproutを中心としたMakerのコミュニティーが、密かにテオ・ヤンセン式ウォーカーを建造して、Honk Festivalのパレードで歩かせようと画策していた。ヤンセンのStrandBeestプロジェクトにちなんで StreetBeest の異名をとるこのマシンは、革ひもと塩ビ管と特製の駆動用部品からできている。設計と製造に関する詳細は、SproutsのShaunalyn Duffyのインタビューをどうぞ。

Electronics

2010.10.22

Conversacube – ナードを社交的にする装置

なんと言っていいかわからないとき、言葉に詰まったとき、気まずい雰囲気をどうにかしたいとき、Conversacubeが会話を支援して、次に言うべきことを示してくれる装置です。これがあれば誰とでもいつでも、スムースな会話を進めることができます。
ConversacubeはArduinoと赤外線センサーとエレクトレット・マイクロフォンで、人の位置と会話の声の調子を感知し、適切な会話のヒントを表示します。
(開発者のLauren McCarthyは、前にMake: Onlineでも紹介したHappiness Hatの開発者でもあります。

Science

2010.10.22

プログラム可能なブロブ

Blob Motilityは、流動的なプログラマブル・マターを用いたインタラクションデザインの試みである。粘性をもった流体をインターフェイスとして扱うRheologic Interaction(レオロジック・インタラクション)のコンセプトの第一歩として,我々はpBlob(physical blob)と呼ばれる独自生成したゲル状の磁性流体を用いて,幾何的かつ位相的にその形態をプログラムできる環境を提案する。これにより、ユーザはCGにおけるメタボールのように、有機的な形状の変化を実空間で体験することができる。

Electronics

2010.10.22

CadSoft EAGLEがXML形式に対応

「オープンソースハードウェア」と呼ばれる世界的なムーブメントがある。ここ5年間ほどで急速に人々の支持を得ており、それが何なのか、今後どのように進めてゆけばよいかという定義がまとまりつつある。これまで何百もの有能な技術者たちが必至になってプロジェクトを発表し、他の人々を助けてきた。そして今日、私たちにCadSoft EAGLEの開発チームから素晴らしいニュースが届いた。彼らが長年研究してきた、電子機器開発の分野で使えるテキストベースのファイル形式に関するものだ。彼らの許可を得て、ここに情報をアップしたいと思う。

Electronics

2010.10.21

iPod nanoでサーボを直接コントロール

iPod nanoが踊っています。サーボモータとリチウムポリマー電池を使っているようですが、そのコントロールはiPod nano自身が行っているようです。どうやっているかというと、「ヘッドフォンジャックからの音を直接サーボ­モータのコントロール信号として使う」というすごい方法。作者らは「DSSD」(ダイレクトサウンドサーボドライブ)と名付けた模様。画期的です。

Fabrication

2010.10.21

クリエイティブな人たちの机をテーマにしたミニドキュメンタリー

第一回目のエピソード “The Desk” では、Alice Twemlow、Eric Abrahamson、Massimo Vignelli、David Miller、Kurt Andersen、Soren Kjar、Alfred Stadler、Jennifer Lai、Ben Bajorekといったエキスパートに話を聞き、働く人と机との関係、そして、それが当人の人となりや習慣をどう映しているかを題材にした史実に基づく意味深い短編映画を製作した。

Electronics

2010.10.20

distellamap – Atari2600 のコードを視角化

ソフトウェアはコンピューターの命令とデータを混ぜ合わせたものだが、それらがメモリーの中でどのように関わり合っているかを目で見ることは滅多にない。それを視角化したのが Ben Fryのdistellamapだ。いくつかの昔のビデオゲームのコードを例に使って、それがいかに複雑であるか、またプログラマーがどうやって画像要素を整理しているかがわかるようにしてある。さらに驚くべきは、そのコンパクトさだ。たとえば「ピットフォール」は1ページに収まっている。時代がどれだけ進んだかは、この視角化画像のサイズを見ればわかる。

Fabrication

2010.10.20

Berkeley Bionics社のエクソスケルトン – eLEGS

Amanda Boxtelの興奮は人から人へ伝わっている。先日発表されたBerkeley Bionics eLEGSエクソスケルトンを使って公園を散歩したからだ。18年間車椅子に座っていた人にとって、これは大きな出来事だった。
これは同社が軍事用に開発したエクソスケルトン、HULCをベースに作られたもの。近く医療用としての試用が行われる。Berkeley Bionics eLEGSは、リハビリや個人の移動に新たな時代を切り開くだろう。[BotJunkieより]
これは未来の想像ではありません。

Electronics

2010.10.20

世界最大の手で持ってやるヨーヨー

Makeの技術インターンでヨーヨーの達人、Eric Chuがこのビデオを見せてくれた。世界最大の手持ちヨーヨーとのことだけど、犬用のプール2つと、少しばかりの金物で作られている。誰あろう、Dr. Yo-Yoの作品だ。これを実際にスローする場所を探すのが大変だったそうだ。カリフォルニア州チーコにあるナショナル・ヨーヨー博物館の駐車場の屋上という、絶好の場所で行われた。