Electronics

2010.10.19

追悼:ブノワ・マンデルブロー(1924-2010)

Wiredなどでも報じられているが、数学者でフラクタルの父、ブノア・マンデルブロー(Benoît Mandelbrot)が86歳の誕生日を目前にして亡くなった。GeekDadでMatt Blumはこう書いている。今から20年ほど前、私は当時通っていた高校でマンデルブローの講演を聞くという貴重な体験をしている。技術系の高校だったが、マンデルブローのことをよく知る学生は少なかった。しかし私はその数年前からフラクタルに魅せられていて、サインをもらおうと氏の独創的な著書『The Fractal Geometry of Nature』を購入していた。

Crafts

2010.10.19

磁石と紙のアナログシンセ

シンセサイザーフェスタ2010で見つけたアナログシンセ。よくよく見ると、ツマミが磁力で壁に張り付いている。やられた! でも、楽しい。ARと組み合わせればちゃんとUIとして使えたり? ペーパークラフトのモジュラーシンセもいい味でした。

Electronics

2010.10.19

オープンソースハードウェア原則声明と定義草案0.4

オープンソースハードウェアのための新しい原則声明と定義草案4.0がアップされた。みんなフィードバックと参加を切に望みます。オープンソースハードウェアサミットの後、数ある要望のなかに、私たち全員に向けられた、何をするのか、なぜするのか、という「概観」を聞かせてほしいというものがあった。多くの人たちの協力でそのアウトラインをまとめることができたのは、幸先がよいことだと感じている。では草案をどうぞ。

Science

2010.10.18

モジュラー折り紙によるナノチューブ模型

MAKE Flickr poolで発見。美しいモジュラー折り紙は fdecomiteのメンバー、Tomoko Fuse(布施知子)の作品。正式名称はGiant short nanotube(巨大で短いナノチューブ)。ダブルで矛盾した実体を目の当たりにできる滅多にないチャンスだ。
– Sean Michael Ragan
編集から:こういった作品の折り方は、折ってなるほど! ゆかいな多面体(出版社の日本ヴォーグ社の書籍情報ページへのリンク。サンプルあり)に掲載されているようです(布施さんは、他にも著書多数)。

Electronics

2010.10.18

How-To: センサーのチュートリアル — 赤外線リモコン受信器とデコーダーのチュートリアル

Ladyada のナイスなチュートリアルだ。Ladyadaのサイトより。
新しいセンサーのチュートリアルです! 赤外線センサーを使ったリモコンとリスナーでインターバロメーターを作り、Appleのリモコンの赤外線信号を読み取ります。いろいろ応用が可能!
赤外線リモコン受信モジュールとは?
赤外線リモコン受信モジュールは、赤外線をリッスンするフォトセルを搭載した小さなマイクロチップです。ほとんどのリモコンの受光部に使われています。どのテレビもDVDプレイヤーも、正面にこれがあり、リモコンからの赤外線信号を受信できるようになっています。

Kids

2010.10.15

Longreach救命ブイランチャー – 2010年ジェームズ・ダイソン賞受賞作品

UNSW(ニューサウスウェールズ大学)工業デザイン科の学生、Sam Adelojuが考案したLongreach Water Rescue System(Longreach水難救助システム)が今年のジェームズ・ダイソン賞を受賞した。Minotaur消火ノズル、Copenhagen Wheel、段ボール製キャリアーMove-itなどを抑えて、2万ポンドの賞金を手に入れた(賞金は彼と大学とで折半された)。[/. より]

Longreachは水に触れると膨らむ緊急用のポータブル水難事故救命具です。

Electronics

2010.10.15

Bug Labsとベライゾンがオープンソースハードウェアの3G機器を発表 – 合法です(アメリカで)

私が記憶する限り、3Gネットワークに認定されたオープンソースハードウェアはこれが初めてじゃないだろうか。オープンソースハードウェアにはいろいろと記念碑的なものがあったけど、これからもたくさん出てくるんだろうね。 – これもそのひとつだ。
アメリカでもっとも信頼されているネットワークに最初から完全準拠。BUGsの3Gモデムは、すべてベライゾン・ワイヤレス社の認証済みです。また、BUGsはFCCおよびCEの認証も受けています。つまり、今すぐ、作って使えるというわけです。テストを行う必要はありません。

Other

2010.10.14

デジタルコンテンツEXPOにてMakeが企画した『「つくること」の未来』トークセッション開催!

本日(10/14)から開催されているデジタルコンテンツEXPOにて、Make日本語版が企画したトークセッションが開催されます。
フィジカルコンピューティング、パーソナルファブリケーションなど、デジタルデータとモノを結びつける領域で、それらに使われている技術が安価になったことや、ウェブを通じた情報の共有が容易になったことを背景に、ユーザー主導のイノベーションが起こりはじめています。草の根で広がりつつある新しいモノづくりの現状と今後の可能性を、雑誌「Make」周辺のコミュニティを例に考えます。

Crafts

2010.10.14

カードをくるくるしながら織る技法

Make: Ogaki Meetingでペシュカさんに見せていただいた「カード織り」の技法に興味を持ちました。4つの穴があけられたカードに糸を通し、そのカードを回転させながら織っていきます。シンプルな動作なんですが、実際にやっているところを見ないと、イメージが湧きにくいかも(動画はこちら)。
ペシュカさんによると、カード織りは古くから伝わる方法のようです。
カード織の歴史は、紀元前4000年頃のエジプト文明までさかのぼります。
日本でも平安時代には貴族の間で行われており、また中世ヨーロッパにおいてもその最盛期を迎えます。