Electronics

2012.08.01

ビデオデッキのジョグダイヤルでPDFのページめくり

エンジニアのRohitはPDFファイルを読みあさるのが大好き。そんな彼はあることを思いついた。彼のサイトより:ジョグダイヤルを買えばいちばん早い。ダイヤルをちょいと回せば、退屈なPDFページはがんがん飛ばして読める。だがボクはエンジニアだ。自分で作ることに決めた (ミルクが安いときにわざわざ牛を買うな、という教訓は通用しない)。

RohitはUSBマウスのチップのピン配列を解析して、そこにビデオデッキのヘッドを接続した。完成したダイヤルは見事に動作した。見栄えもシャープだ。

Science

2012.07.31

2重反転プロペラで浮揚する球形ラジコン機

上を向いた1組の2重反転プロペラだけで飛行するラジコン機。丸い形は「プロペラのガードと尾翼の保護から行き着いた形状」とのこと。飛んでいる様を見ていると、とても合理的な形状とメカニズムのように思えました。球形の「底」に当たる部分が、舵になっていて、それで推力方向を変更しているようです。操縦はプロポ。姿勢制御用のジャイロとマイコンも搭載。制作費はプロポ込みで約5万円だそうです。

Kids

2012.07.31

コンピュータを使わずにコンピュータのように考えるワークショップ

オランダに住むイタリア人のUbi de Feoは、from 0 to Cと題された一連のワークショップについて投稿してくれた。そこでは、M&Mやピンポン玉やカップや木の箱など身の回りのものを使ってコンピュータの仕組みを教えている。From 0 to Cは、あらゆる言語のコーディングの基本を教えるという位置づけだが、vUbiはこれをArduinoやその他のハードウェアのコーディングにまで広げようと考えている。試験的なワークショップがアムステルダムで開かれた。ほかの場所でもやってほしいね。

Electronics

2012.07.30

15歳のMakerが膵臓癌のテストを天文学的に改善

メリーランドに住む若きMaker、Jack Andrakaはまだ運転免許すら取れない年齢だが、膵臓癌の検査を、現行の方法よりも90%正確で、400倍の感度で、経費は26000分の1という新しい検査方法を開発した。Andrakaは膵臓癌に興味を持ち、早期発見が大変に難しいことを知った。彼は「よき友人」のGoogleであれこれ情報を検索し、研究を開始した。お察しの通り、そんな彼だが学校の授業よりもカーボンナノチューブの資料を読むのに忙しくて、科学の成績は芳しくないのだ。

Electronics

2012.07.30

blink(1) – USB RGB LEDステータスライト

ThingM(blinkM smart LED を開発した素晴らしい連中)が、現在開発中の面白い製品を発表した。プログラム可能なUSB RGB LEDインジケータだ。このオープンソースの小さなヤツを、ノートパソコン、デスクトップパソコン、サーバ、Android端末、DD-WRTルータなどのUSBポートに突っ込んでアプリを使うと(自分でプログラムを組んでもいい)、brink(1)はイベントを知らせてくれる。自分に関するツイートなら緑で点灯、女房からメールなら青の点滅、CPUのオーバーヒートなら赤で警告! といった具合だ。

Electronics

2012.07.27

グリッチ刺繍・手作りMAKEロゴTシャツなど、MAKE関連商品を東急ハンズ新宿店にて発売中

グリッチ(glitch):電子回路に生じるパルス状の雑音のこと。また、電子音楽やコンピュータグラフィクスなどの分野で、表現の一部として意図的に雑音を取り入れる手法を指す。
ヌケメさんが刺繍によるグリッチ作品を作り始めてそろそろ1年になる。最新の作品はMAKEロゴがテーマ。その制作風景を見せてもらった。
使用機材はブラザーの刺繍ミシン。それにWindowsパソコン上で動作する専用アプリとバイナリエディタを組み合わせてグリッチ刺繍は作られる。まず素材となるロゴをスキャンし、専用アプリでミシン用のデータフォーマットに変換する。

Electronics

2012.07.27

Amp Campの1日

数週間前、MAKEのカメラマン、Gregory Hayesと、デザイナーのMichael Silvaと、O’Reillyのウェブプロデューサー、Tony Quartaroloと私は、Amp Campに参加するチャンスを得た。開催場所は、カリフォルニア州セバストポルのO’Reillyのオフィスからちょっと先のところだ。で、Amp Campとはなんだって? よくぞ聞いてくれました。今から数年前、Dana BrockがSpeaker Campというものを開いた。

Crafts

2012.07.27

iPhone用パッシブアンプのペーパークラフト

パッシブアンプは、ビクターの蓄音機が最先端技術だった以前からの音響マジックだ。原理はご単純。開いたラッパの口から入った音が、細くなった側でよく聞こえるようになるというもの。その逆も成り立つ。
このeco-ampは、Eco Madeが開発したもの。100%再生紙で、折って組み立てるだけで完全なパッシブアンプになる。平らなシートで販売されるので、しまっておくにも楽だ。

Electronics

2012.07.26

ハムロボット

ハムロボットと聞いてもなんのことかわからなかったのです。動画を見ているうちに「え? そのハム?」。はい、パンに挟んだり、冷やし中華に載せたりするハムが表皮になってます。動きや音にも、不安にさせられる要素があります。人見麻紀さんの作品。

Electronics

2012.07.26

Raspbianリリース

Raspberry Piのオーナーなら、デフォルトでインストールされているLinuxが大幅に更新されると聞けば大喜びだろう。Raspbianと呼ばれるこの新バージョンはDebianの一部分で、Raspberry Piのハードウェアの能力を大きく引き出せるようになっている。ラズベリーパイ財団の創設者、Eben Uptonによれば、「まだDebian squeezeを使っている人は、ぜひともこれに乗り換えたいと思うでしょう。ファームウェア、カーネル、アプリケーションに、数多くの修正や機能向上が施されているからです」とのことだ。