Science

2008.07.01

Johnny Leeの新たなWiiリモコンハッキング

Johnny Leeのウェブサイトには、カーネギーメロン大学での、Wiiリモコンを利用したヒューマンコンピュータインタラクションに関する最新の研究について語られている(ビデオもあるよ)。上のビデオでは、Wiiリモコンのモーショントラッキング機能とIR LED(とプロジェクター)を使った柔軟にして折りたたみ可能なディスプレイのシミュレーションをデモしている。彼のサイトには、ケンブリッジ大学で考案された、Wiiリモコン2台を使って100ドル程度でできる、ステレオ三角測量による3Dモーションキャプチャーの方法も紹介されている。

Electronics

2008.06.30

オープンソースハードウェア -「我々はイノベーターを訴えない」

オープンソースハードウェアは、既成メディアにも少しずつ浸透し始めている。これは、Economistに掲載された”Open sesame”というタイトルのすばらしい解説記事だ。- お馴染みの顔ぶれも紹介されている(Chumby、Buglabs、Neuros)。残念ながら、MakeとAdafruitは仲間に入れてもらえなかったけど、下のリンクに、完全なオープンソースハードウェアの仲間のリストを掲載しておいた。
“オープンソース”ソフトウェアという考え方は、コンピューターユーザーの間ではお馴染みになっている。

Electronics

2008.06.30

HOW TO – Lucid Dream Machineで明晰夢を見る

Instructablesから、AVRベースの夢を自覚するためのデバイスの作り方だ。 – Lucid Dreaming(明晰夢)とはなにか? 明晰夢とは、今自分は眠っていて夢を見ているのだと自覚できる夢のこと。こんな夢が見られたら楽しいね。夢を完全にコントロールできるから、ビルから飛び降りたり、宇宙に飛び出したり、思い通りのことができる。
Lucid Dream Machineは、眠るときに装着するアイマスクの形をしています。眠りについてから約4時間、AVRマイクロコントローラーがLEDを点滅させ、瞼を通して眼球を照らします。

Science

2008.06.27

遠隔手術技術を使って1セント硬貨大の鶴を折る

遠隔手術技術を紹介するためのビデオだ。遠隔操作のロボットアームを使って、1セント硬貨サイズの鶴を折る。その精度の高さにはびっくりだ。だけど、たとえお医者さんが操作しているとわかっていても、ロボットアームに腸をいじくられるのって、普通の人間は抵抗あるよね。
[via]
訳者から:これは金沢大学医学部石川紀彦教授の技。使っているマシンは da Vinci Surgical System です。

Science

2008.06.27

メントス+ダイエットコークが爆発する理由

ABC ニュースはメントス+ダイエットコーク爆発の理由についてこう解説している(Maker Faire の写真はSchody撮影) 。
CoffeyはNew Scientistにこう解説している。「水の分子は互いにくっつき合う性質があります。そのため、炭酸飲料の中に何かが入ると、水分子のネットワークが阻害され、そこが泡の発生源となります。それが、体積に対して表面積の多いざらざらしたキャンディーなら、より多くの泡が発生することになります」
表面張力の低下も、泡の急速な発生を促する。

Electronics

2008.06.26

この世のモノとは思えぬシャボン玉写真

NOTCOTに紹介されたJason Tozerのシャボン球写真の舞台裏だ。Markの記事より -先日ご紹介した写真家、Jason Tozerのシャボン玉写真に対して、「どうやって撮影したのですか?」という質問が殺到しました。じつは我々は撮影当日、彼のスタジオで見学していました。ここにすべてを公開しましょう……
そもそもは、新型カメラAlpha 350 D-SLRの性能をデモンストレーションするために最適な素材はないものかという相談を、Creative Reviewにソニーが持ちかけたことから始まります。

Electronics

2008.06.25

最古のコンピューターミュージック

1951年8月、BBCの記者がマンチェスター大学において、現存する中で最古と思われるコンピューター音楽を録音している。そのコンピューターは、Ferranti Mark 1というものだ。このとき、この気むずかしい機械は、『バーバー・ブラックシープ』、イギリス国家、『インザムード』の一部を演奏した。
最後の曲は途中で止まってしまったのだが、技師は笑いながら「そのムードじゃないみたいです」と話してくれた。チャーミングな人の声のむこうに、意外に心地よいマシンの音楽が聞こえる。- 緊張したバスーンのような音色だ。

Crafts

2008.06.25

ルービックキューブ目覚まし時計で遅刻とさよなら

目覚まし時計が鳴ったのに無意識に止めちゃって大切な会議を寝過ごした、なんてことは二度とゴメンだとお考えのあなた、この賢い目覚まし時計をお試しあれ。この80s cube clockは、パズルを解かないとアラームが止まらない仕組みになっている。だからバッチリ目が覚めて、会議にも一番乗りできるって寸法だ。
80’s Cube Clock[via]
– Jonah Brucker-Cohen
訳者から:パズルが解けなくて会議に遅れたらどうすんだ? ってほど本気のパズルじゃないみたいなんで、よかったね。

Electronics

2008.06.25

ゴージャスなPummer

16 BPW-34 Siemens Osram 1/8″ ソーラーセルを電源に使ったBEAM Pummerだ。
Solar Engine 2[via]
Makeの記事より

ある種ロボティックス植物、ある種テクノ彫刻。このかわいいデスクトップトイPummerは、簡単に楽しく作れる。Make 08(英語版) – Toys and Gamesの記事をご覧ください。
PDFはこちらからダウンロードできます。または、iTunes(RSS 2.0 feed)では、このPDF以外にも、Makeのいろいろなビデオや音声がお楽しみいただけます。

Electronics

2008.06.24

Pachube – みんなの入出力を待つリアルタイムセンサーネットワーク

わお、なんだかスゴイ物になりそうな予感。Pachubeより -世界中の物やデバイスや空間に設置したセンサーからのリアルタイムのデータをタグしたりシェアしたりできるウェブサービスです。遠く離れた環境同士が、物理的にも仮想的にも関わり合えるようになります。世界中のインタラクティブプロジェクトやビルディングを比較的簡単に”プラグ”できるように、さらに、センサーからのフィードを埋め込み可能なグラフにするというのが、そもそもの考えです。