Fabrication

2015.12.02

TechshopスタッフのMel Olivaresさんに聞く「ドリームコンサルタント」という仕事

急ピッチで2016年4月のオープンのために準備が進んでいる「Techshop Japan」(プレオープンは2月)。豊富な機材や利用システムだけではなく、会員をサポートするドリームコンサルタントと呼ばれるスタッフの存在がTechshopの特徴だ。今回、MAKEでは、Mel Olivaresさん(Corporate Team Operations Development)にドリームコンサルタントという仕事の特徴や日本のコミュニティへのメッセージを聞いた。ちなみにMelさんは日本語も堪能で今回のインタビューもほぼ日本語で行われた。

Electronics

2015.12.01

「Make:」おすすめ自作ロボットプロジェクト5作

この何年もの間に、「Make:」では驚きのロボットプロジェクトを多数紹介してきた。それらを振り返り、とくに面白く、今の「Make:」読者にも知っておいてほしいものを5つ選んでみた。

安価に手に入るものから、製作がかなり難しいものまでいろいろあるが、すべてに共通しているのは、それなりのキャラクターがあることだ。アマチュアのロボットビルダー、I-Wei Huangは、こうした個性をロボットに持たせることで、ロボットの進化を加速させると確信している。

Kids

2015.12.01

高校生が作ったホームメイドジェットエンジン

ジェットエンジンを作るには、何を学べばいいのだろう。それなら、Chris Tomkoといっしょに高校に通えばいい。18歳の高校生が、数人の友だちといっしょに、一からジェットエンジンを作り上げたのだ。

World Maker Faire in New Yorkで、Tomkoは彼のG1自家製エンジンのテストを披露した。安全チェックをしたあと、トレイに乗せられたエンジンの周囲に大きな空間をとり、とくに噴射口の背後には十分に余裕をとった。Tomkoと仲間たちからの簡単な説明の後、エンジンが点火された。

Fabrication

2015.11.30

知らなかったメジャーの5つの機能

面白いMakerのYouTubeチャンネルはいろいろあるが、私が最近ハマっているのはLeah Boldenの「See Jane Drill」だ。Leahは熟練の大工であり教育者だ。彼女はYouTubeを使って人々、とくに建築や家の修繕を行おうとする女性や初心者に向けていろいろなことを教えている。彼女の番組の一貫した使命は「直したり、新しくしたりできるよう、メカニカルなものに潜むミステリーを掘り出すこと」だ。

下のエピソードは、メジャーの知られざる機能を紹介したもので、Leahの活動を示すいいビデオだ。

Fabrication

2015.11.28

Techshop Japanが2016年4月東京六本木にオープン。現在スタッフ募集中

Techshopは米国の会員制DIY工房。Makerスペースやハッカースペースという名前が知られるようになる以前から、TechShopはハイエンドな工作機械を有料で会員に公開していました。PebbleやSquareなど、ハードウェアスタートアップがそのプロトタイプを形にするなど、Makerムーブメントを支える要素の一つとして、このMakeでもよく取り上げています。

先日のMakerCon 2016にて発表されたように、来年2016年4月に東京・六本木のアークヒルズにTechshop Japanのオープンが決定し、現在その準備作業が急ピッチで進んでいます。

Electronics

2015.11.27

Raspberry Piが5ドルコンピューター Model Zeroを発表

今日、Raspberry Piは最新モデルZeroを発表した。価格はぴったり5ドル。大幅な価格低下によって、より多くの人がコンピューターを使えるようになる。Raspberry Pi model Bよりも小さく、1GHz、512MBのRAMという性能で、Raspberry Pi財団のCEO、Eben Uptonによれば、40〜60パーセント高速だという。

[こんなに小さくて安いコンピューターを何に使う? 我々「Make:」はPirate Radio Throwies(放り投げて高いところにくっつける海賊FMラジオ)を作った(リンク先は英語)。

Electronics

2015.11.27

5ステップでスペアキーを作る方法

このInstructableで、KrazyKredは簡単にスペアキーを作る方法を教えてくれている。使うのはいらなくなったクレジットカード(またはティックタックの箱)だ。作り方はものすごく簡単。

Step 1: ライターで煤をつける

鍵をライターで炙り、片側の全体に煤をつける。

Step 2: テープに写す

幅の広いテープの粘着面を上にして置き、鍵の煤をつけた面を下にして貼り付け、テープに鍵の形を写す。

Science

2015.11.27

顕微鏡修理の禅と技:壊れた走査型電子顕微鏡を修理する男の物語

Sanfilippoの顕微鏡で見た埃(顕微鏡写真提供:Tom Sanfilippo。その他の写真はJon Christian)

それはArtisan’s Asylumのコンクリートの床の上に散乱していた。さまざまなベージュのキャビネットには、電子部品や冷却装置、真空画像チャンバー、そして伝染病のパニック映画を思わせる、無数のノブやスイッチやインジケーターのライトが並んでいる。この電子走査顕微鏡は、長年放置されていたものだ。壊れたままの状態で放っておかれていたものだから、どこが故障しているのか誰も知らない。

Electronics

2015.11.26

叫ぶラケット

Wikipediaによると、テニスにおけるグランティングとは、ボールを打つ瞬間に発せられる大声のこと。ときにスクリーミング(叫ぶ)、シュリーキング(金切り声をあげる)とも呼ばれる。多くのプレイヤーは相手の集中力を削ぐ効果があると考えている。グランティングをすることによってボールを打つリズムを掴む効果があるという説もある。試合中のグランティングを「発明」したのは、モニカ・セレス、ジミー・コナースらとされ、現在はマリア・シャラポア、ウイリアムズ姉妹、ラファエル・ナダルなど、グランティングを行う著名選手は少なくない。

Crafts

2015.11.25

冬が来る! カーボンヒーター付きニット帽を作ろう

Instructablesのユーザー、Shenzhenはカーボンファイバーの使い手だ。サバイバルテクニック、ヒーター付き手袋、タッチスクリーン用手袋などなど。暖かいのが好きな(またはこの冬がうんと寒くなりそうだと心配している)人は、彼の最新作、「クール」な「カーボンヒーター付きビニーキャップ(ニット帽)」を作ろう。

このプロジェクトは、頭を温めるけれど嵩張らない帽子が欲しいというところから始まった。そしてShenzhenは、ニット帽の裏張りの中に電池で発熱するカーボンファイバーのテープを埋め込むことで、この「頭の電気毛布」のアイデアを実現させた。