Electronics

2012.10.18

透明レジンを使った3Dプリントの光学的応用

Disney Researchは、カーネギーメロン大学と共同で3Dプリントした透明レジンを使った面白い研究をしている。光を誘導する「ライトパイプ」だ。詳しいことは、先ごろ発表された研究論文「Printed Optics: 3D Printing of Embedded Optical Elements for Interactive Devices」(プリント光学:インタラクティブデバイスのための光学素子を埋め込んだ3Dプリント)に書かれている(PDF)。

Other

2012.10.16

Adafruitの電子工作塗り絵

Maker Faire New Yorkの会場で、 Phil TorroneとLadyadaにばったり出会い、彼らから新しい塗り絵本「E is for Electronics」(EはエレクトロニクスのE)の見本をもらった。Andre-Marie AmoereからClarence Zener(ツェナーダイオードの名前の由来になった人)まで、エレクトロニクスに関する事柄のAからZが収められている。楽しいイラストはRobert Ullmanが担当している。
この本はクリエイティブ・コモンズのライセンスのもとで出版される。

Crafts

2012.10.15

ゴム動力式お絵かきマシン

シンプルなオブジェクトで複雑な動作を生み出すというものに私は惹かれる。オーク材の糸巻き、洗濯ばさみ、フェルトペン、ロウ、輪ゴムだけで能書きどおりの動作をするDrawing Machine(お絵かきマシン)を、ロンドンのAll Lovely Stuffが作った。設定をいろいろに変えることができ、輪ゴムを巻くだけで描画ができる。フェルトペンで自動的に描かせるアート作品にありがちな不完全な絵が出来上がるのだが、カオスの中に、なにか意味がありそうなものが見えたりして楽しい。

Electronics

2012.10.15

AdafruitのWebIDEがついに公開

Adafruitチームは、Raspberry Pi用の新しいプログラミングツール、WebIDEの開発をがんばってきたが、本日、公開されて使えるようになった。これはBeagleboneのCloud9 IDE/Node.JS/Bonescriptソリューションとよく似ているが、もっとフレンドリーな感じだ。ウェブブラウザをPiにポイントしてプログラムをするだけだ(大まかに言えば)。
ようやく、Raspberry Pi WebIDEのアルファリリースにこぎ着けることができました。そこで早速、免責条項。

Fabrication

2012.10.12

Foreign Affairs誌より─ニール・ガーシェンフェルドの「ほぼ、なんでも作る方法」

Foreign Affairs誌に、ニール・ガーシェンフェルド(Neil Gershenfeld)のHow To Make Almost Anything(ほぼ、なんでも作る方法)という長い記事が載った。このタイトルは、ガーシェンフェルドのMITでの有名な講義から来ている。このクラスの過去の名簿を見れば、知っている名前がたくさん出てくる。Formlabs、David Cranorと Maxim Lobovskyもそうだ(彼らは先日のMakr FaireでForm 1プリンターを初披露してくれた)。

Crafts

2012.10.12

鳥載カメラ

Winged Migration(邦題「WATARIDORI」) というドキュメンタリー映画を覚えているだろうか? 鳥たちを幼いころからウルトラライトプレーンに慣れさせてガンの渡りの様子をフィルムに収めたというものだ。鳥たちは、飛行機を群れの仲間だと思っていた。そして今、映画製作者、John Downerは、航空写真を次なるレベルに引き上げた。鳥にカメラを取り付けるという方法でだ。
彼の作品「Winged Planet」は、Discovery Planetで放映される(編注:米国では10/6に放映済)。

Electronics

2012.10.11

ソーラー丸棒カッター

Alex Weberが作ったこの「ほとんど実用性はない」かもしれないマシンが大好きだ。この小さなマシンは、いわゆるソーラーエンジンを使ってモーターを駆動しています。ソーラーエンジンは、わずかな太陽エネルギーを集めて大型のコンデンサーに電気を溜めます。電圧が一定レベルに達すると、一気に電気を放出してモーターを回します。このエンジンは、小さなBEAMbotによく使われていたもので、ちょっと前まではけっこう有名でした。エンジンの作り方の詳細は、beam-wiki.orgで見ることができます。

Electronics

2012.10.11

KindleBerry Pi

先日ヨーロッパを訪れた際に、BC OSSの愛好家、Gef Tremblayは旅に連れて行った最低限のキットから、KindleBerry Piと彼が名付けたシステムを作り上げた。KindleとRaspberry PiをUSBでネットワークして、GNU Screenを使ってターミナルを 多重化している。普段から彼はKindleを単能端末として使っているのだが、なにがいいって、QWERTYキーボードが使えることだ。Kindleで3Gが使えるというわけではなさそうなので、本格的なモバイルとは言えないが、即席で作り上げた彼の知恵と機転は最上級だ。

Fabrication

2012.10.09

Kickstarterがルールを変更。それがMakerにもたらす意味とは

MakerコミュニティがMakerBotのニュースに注目し、オープンソースハードウェアについて議論している間、Kickstarterも、ルールの変更という大きな話題を提供していた。それは、このプラットフォームを利用するMakerに大きな影響を与えるものだった。
Kickstarterは、少なくとも数ヶ月間、プレッシャーに悩まされていた。
とくにこの数週間は、Kickstarterプロジェクトに関するあまりうれしくないニュースが続いた。