Electronics

2012.11.05

How-To:タイプしながら自然と接する方法

この美しい改造キーボードは、 ITPでの私の級友 Robbie Tiltonの作品。「デジタルファブリケーションのためのデザイン」というクラスでこれを作った。彼はこれをNatural Keyboardと呼んでいる。私は、木と苔でコンピューターキーボードを作ろうと考えました。現代の技術製品の形は冷たくて生命を感じさせないため、これを作りたいという情熱が湧いたのです。ガラスと金属とプラスティックで作られたテックガジェットに囲まれていると(社会全体がそうだと思いますが)、私たちは常に自然から距離を置いていることになり、見た目にクリーンだが、同時に見た目に味気なく、触れてみたいと思えない物のデザインに引き込まれていきます。

Fabrication

2012.11.02

第1回 3D Printshow London 2012

英語版編集者注:先週、ロンドンで3日間にわたり、大規模な3D Printshow 2012が開かれ、成長を続ける3Dプリント関連の最新にして最高の人と物が集まった。そのなかで、Printrbotの創設者、Brook Drummも自社製品の展示を行っていたが、彼は次のレポートと写真を送ってくれた。ありがとう、Brook!
ほんの数年前まで、3Dプリンターは、世界中に点在する優れたハッカーのエリートグループによって実現される情報通のギークの夢だった。

Electronics

2012.11.02

INTER-CULTUREが発売するニキシー管☓3Dプリントラジオ時計

3Dプリントサービス、INTER-CULTURE(インターカルチャー)がビット・トレード・ワンとのコラボレーションによって作り上げたのが「ニキシー管ラヂヲ時計」。数値の表示には入手困難となっているニキシー管(Burroughs、B5853)を使用、またボディの造形には3Dプリンタを使って樹脂成形では作れない複雑な形状を実現しているとのこと。興味のある方は製品紹介ページを参照してください。またブログでは、製作過程を紹介する記事も掲載されています。

Other

2012.11.01

「IDPW presents インターネット ヤミ市」は11/4(日)開催

「100年前から続く、インターネット上の秘密結社」ことIDPW(アイパス)が主催の「インターネット ヤミ市」が神田で開催中のアートイベント「Trans Arts Tokyo」内で開催されます。
『自由の国インターネットとは名ばかり、ほらリジェクトだとか、ほら違法化だとか、あんまり自由じゃなくなって来ている今日このごろ。そこで、あえて人と人とが直接プロトコルする、そんなフリマを開催します!インターネットに病み(ヤミ)続けるぼくらに、手と手の触れ合う生あたたかいデータを直リンク!!』
ということで、普段ネット上での活動が目立つメンツ約50組がジャンルもボーダーも超えて、リアルな現場で集合するフリマを開催します。

Science

2012.11.01

マグナス効果飛行ロボット

マグナス効果とは「流体中を回転しながら移動する球や円柱の進行方向が変化する現象.(中略)最初は弾道学上の問題で,1852年にドイツのH,G. Magnusが法則化した」(法則の辞典・朝倉書店より)。検索すると、野球や卓球やバレーボールのサイトで、変化球の理論のひとつとして説明されてます。これを小型飛行ロボットの揚力発生に利用したのが、電通大の「UEC2012 Magnus」。翼が筒になっていて、それをウイーンと回転させて浮上します(推力源は前面のプロペラ)。

Electronics

2012.11.01

単管ニクシー時計

Mats Engstromのゴージャスな基板を使わないニクシー管時計だ。一度に1桁だけ表示する。IN-1 ニクシー管を1本だけをATMega8で制御する時計です。Mega8はMPSA42高圧トランジスター、10個を直接コントロールして、ニクシー管のフィラメントを点灯させます。またこれは、IRF520 N電解効果トランジスター、通常のインダクター、高速ダイオードに接続され、ニクシー管に必要な高圧電流をパルス幅変調によって作り出しています。

Other

2012.10.31

レーザーカッターを使ったデザインコンテスト「You Fab 2012」結果発表

本ブログでもご紹介した、FabCafeとLoftwork.com主催のデザインアイデアコンテスト「You Fab 2012」の受賞者が発表になりました。
部門Aの「Mac Fab」では、Annieさんの「アンツ!」が優秀賞を受賞。

部門Bの「Free Fab」では、大野友資さんの「360°Book」が優秀賞を受賞しています。

受賞作品は、近々FabCafe.comにてデータダウンロード販売予定です。
レーザーカッターの特性を生かしつつ、新しいクリエイティブの形を見せる受賞作が揃いました。

Electronics

2012.10.30

スマートフォンとお習字ロボ

Android端末とArduinoをADBで接続し、画面に描いた文字を筆ペンで再現しています。お習字ロボットの実験は過去にも見たことがありますけれど、入力インタフェイスが一般的なスマートフォンというところにリアリティを感じました。習字がうまい友達に一筆したためてもらい、それをロボで再現、なんていう使い方が現実になりそう。

Crafts

2012.10.30

The Airship:DIYのグラフィックノベル

ミネアポリスの凸版印刷職人、Todd Thybergは、3色刷りのイラストノベルをJerome Book Artsから出版することに決まった。そこで彼は、自分のスタジオで、90年前に作られたバンダークック社製凸版印刷機でこれを刷ることにした。『The Airship』は、時空を超えて別の次元や宇宙に自在に移動できる装置を搭載する飛行船を開発した科学者の物語です。
これを使って別の宇宙へ移動した彼は、父親に自分が無事であることを伝えようとしますが、そのメッセージは正しく伝わりません。

Science

2012.10.29

人力ヘリコプター ─ 真っ直ぐ上がるのが難しい

メリーランド大学の学生たちが30年の歴史を誇る人力飛行コンテストに挑戦した模様を伝えたナショナル・パブリック・ラジオの番組が素晴らしい。これは、シコルスキー人力ヘリコプター賞という賞で、人力ヘリコプターで、10メートル角の範囲に止まり、60秒間、3メートル以上の高度で飛行できたら25万ドルの賞金が出る。メリーランドの学生は、高度で惜しいところまで迫った。