Electronics

2012.10.22

レゴのレコードプレイヤー

完全にレゴだけで作られているわけではないが、カナダのMaker、Ryan Alexanderは、本物のレコード盤 (激しく歪んでるけど)を再生して、そのコンセプトを見事に実現してみせた。レコードプレイヤーを作ったことがある人がいたら、ぜひリンクをコメントに貼って欲しい。きちんとしたレコードプレイヤーが少なくなってるから、誰か作ってないかと興味津々。

Electronics

2012.10.19

iTurntable – デジタル音楽ドック

近ごろは、デジタルDJ用に、昔ながらの操作方法を模した接触式の入力デバイスが多くなってきた。その多くは、専用デッキの上にターンテーブルが退化した回転式エンコーダーが乗っかっているといったものだが、DJでなくても、昔のレコードプレイヤーのような操作感覚のデバイスが欲しいという方は、このチャーミングなiTurntableはどうだろう。Austin Yangが開発したiPhone用のドックだ。トーンアームをセットすると曲が再生される。ただし、トーンアームは針で溝をトレースするものではなく、前後の選曲をするためのもの。

Electronics

2012.10.18

Seth Godin講演「アートと科学と物作り」- World Maker Faire 2012にて

Seth Godinは、私の知るなかでもっとも面白い人のひとりだ。人気のビジネスコンサルタントであり、講演者であり、既存の考え方に対抗して、驚きの、人生をひっくり返す可能性のある真実を引きずり出す数々の著作がある。たとえば……
「ここに、葛藤すべき真実がある。アート(書くこと、関わること、導くことすべて)が貴重である理由は、ひとえに、そのやり方を教えることができないからだ。案内図があったとしたら、アートは存在しない。なぜならアートは、案内図なしに舵取りをする行為だからだ。

Electronics

2012.10.18

透明レジンを使った3Dプリントの光学的応用

Disney Researchは、カーネギーメロン大学と共同で3Dプリントした透明レジンを使った面白い研究をしている。光を誘導する「ライトパイプ」だ。詳しいことは、先ごろ発表された研究論文「Printed Optics: 3D Printing of Embedded Optical Elements for Interactive Devices」(プリント光学:インタラクティブデバイスのための光学素子を埋め込んだ3Dプリント)に書かれている(PDF)。

Other

2012.10.16

Adafruitの電子工作塗り絵

Maker Faire New Yorkの会場で、 Phil TorroneとLadyadaにばったり出会い、彼らから新しい塗り絵本「E is for Electronics」(EはエレクトロニクスのE)の見本をもらった。Andre-Marie AmoereからClarence Zener(ツェナーダイオードの名前の由来になった人)まで、エレクトロニクスに関する事柄のAからZが収められている。楽しいイラストはRobert Ullmanが担当している。
この本はクリエイティブ・コモンズのライセンスのもとで出版される。

Crafts

2012.10.15

ゴム動力式お絵かきマシン

シンプルなオブジェクトで複雑な動作を生み出すというものに私は惹かれる。オーク材の糸巻き、洗濯ばさみ、フェルトペン、ロウ、輪ゴムだけで能書きどおりの動作をするDrawing Machine(お絵かきマシン)を、ロンドンのAll Lovely Stuffが作った。設定をいろいろに変えることができ、輪ゴムを巻くだけで描画ができる。フェルトペンで自動的に描かせるアート作品にありがちな不完全な絵が出来上がるのだが、カオスの中に、なにか意味がありそうなものが見えたりして楽しい。

Electronics

2012.10.15

AdafruitのWebIDEがついに公開

Adafruitチームは、Raspberry Pi用の新しいプログラミングツール、WebIDEの開発をがんばってきたが、本日、公開されて使えるようになった。これはBeagleboneのCloud9 IDE/Node.JS/Bonescriptソリューションとよく似ているが、もっとフレンドリーな感じだ。ウェブブラウザをPiにポイントしてプログラムをするだけだ(大まかに言えば)。
ようやく、Raspberry Pi WebIDEのアルファリリースにこぎ着けることができました。そこで早速、免責条項。

Fabrication

2012.10.12

Foreign Affairs誌より─ニール・ガーシェンフェルドの「ほぼ、なんでも作る方法」

Foreign Affairs誌に、ニール・ガーシェンフェルド(Neil Gershenfeld)のHow To Make Almost Anything(ほぼ、なんでも作る方法)という長い記事が載った。このタイトルは、ガーシェンフェルドのMITでの有名な講義から来ている。このクラスの過去の名簿を見れば、知っている名前がたくさん出てくる。Formlabs、David Cranorと Maxim Lobovskyもそうだ(彼らは先日のMakr FaireでForm 1プリンターを初披露してくれた)。

Crafts

2012.10.12

鳥載カメラ

Winged Migration(邦題「WATARIDORI」) というドキュメンタリー映画を覚えているだろうか? 鳥たちを幼いころからウルトラライトプレーンに慣れさせてガンの渡りの様子をフィルムに収めたというものだ。鳥たちは、飛行機を群れの仲間だと思っていた。そして今、映画製作者、John Downerは、航空写真を次なるレベルに引き上げた。鳥にカメラを取り付けるという方法でだ。
彼の作品「Winged Planet」は、Discovery Planetで放映される(編注:米国では10/6に放映済)。