Crafts

2011.09.05

Zero to Maker(ゼロからのMaker):作って学ぶ

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りの DIY スキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 – Gareth

上の写真は、Davidが関わることになったOpenROVプロジェクト。

Electronics

2011.09.05

数え箱

ワシントン州バンクーバーに住む、Nathan Pryorは、息子のために数を数える箱を作った。4歳になる私の息子は数を数えるのが大好きなので、数を数えるだけの箱を作ってやりました。中央のロータリスイッチで1から10までの数を選び、緑色の大きなボタンを押すと1ずつ増え、赤色のボタンを押すと1ずつ減ります。回路にはATMegaを使用。箱は竹材とアクリルをレーザーカットで作りました。背面には、中の回路が見えるように透明な窓もあります。
サイトには詳しい作り方の説明があります。
この美しい箱にも敬意を表したいね。

Fabrication

2011.09.04

デザイナーとパーソナルファブリケーションツールを結びつける実験的ワークショップ

ロフトワークとFabLab Japanが共同して企画し、8/27(土)、28(日)の二日間に渡って行われたワークショップを窪木 淳子さん、赤嶋 映子さんのお二人にレポートしていただきました。
「ほしいものを自分で作る」のは素敵だ。3次元プリンターやレーザーカッターのようなハイテク工作機器は、その手助けをしてくれる。では、プロのデザイナーが3次元プリンターやレーザーカッターに出会ったらどうなるか? そんな実験的なワークショップが、夏休みもおしまいに近づいた週末に催された。

Fabrication

2011.09.02

料理とプログラミング、テクノロジーの関係を考える「Cooking for Geeks!」開催

新刊『Cooking for Geeks』の出版を記念し、クックパッドと共同イベントを開催します。
オライリー・ジャパン/Make: Japan Booksの9月の新刊『Cooking for Geeks』は、その書名が表すように、ギーク、エンジニア、プログラマのために書かれた料理の本です。
料理の基本と、さまざまなレシピの背後に隠れたアルゴリズム(化学反応)を詳しく解説し、料理を作ること、そして食べることをもっと楽しい体験にするための(本物の)「クックブック」となっています。

Electronics

2011.09.02

何回繰り返すのか?

この夏、私のクラスで行う新しいプロジェクトを開発していたとき、新しい設計が定まるまでに何度も何度も作り直すという、いつもの問題を抱えることとなった。私が知る限りでは、最初から完璧に出来上がるものはひとつもない。これは、生徒や初心者が学んでおくべき重要な問題だ。プログラミングの世界ではこれを反復型開発と呼び、エンジニアはこれを適切な設計プロセスとして認めている。どちらも科学的方法論に共通する。大抵の問題は、ダクトテープと結束バンドで応急処置ができるが、きちんと修理したいと思えば、問題点を分析して、適切な対処策を練る必要がある。

Electronics

2011.09.02

Fritzing用の部品データを作るチュートリアル

Fabien Royerと共にNetduino-Powered Game Consoleの開発を行っているBertrand Le Royは、オープンソースのインタラクティブ電子デバイス開発ソフト Fritzingのためのパーツデータの作り方を教えるチュートリアルを書いた。
私にとってこれはヤクの毛を剃るような仕事でした。ヤクの毛を剃るとは、見た目には単純そうだけど、実際にやってみると膨大な繰り返しで、しかも未知の問題があちこちに隠れているといった作業のことを言います。

Electronics

2011.09.01

電気技師が脳性麻痺の妹のために改造したKindle

Geek RepublicのMikeは、このKindleの改造記事を教えてくれた。彼はこう書いている。「(Glennは)電気技師で、脳性麻痺の妹がいます。彼はKindleとおもちゃのeReaderを使って、妹さんが簡単にKindleのページがめくれるようにしました」
GlennはこれをFrankenkindle(フランケンキンドル)と呼んでいる。

Kids

2011.08.31

Makey Awards 2011 ノミネート 12:レゴ – もっとも優れた説明書部門

レゴは、1932年、デンマークのビルンに住むオーレ・キアク・クリスチャンセンと息子のゴッドフレッド・キアクによって創設されました。今のプラスティックのレゴは1964年から作られています。組み立ておもちゃシステムのレゴが始めて登場したときも、遊び方の説明書が入っていました。それ以来、レゴは10ピースのものから、現在最大ピース数を誇るクリエーターシリーズのタージ・マハル(#10189)などを作り続けています。ちなみに含まれるパーツの種類は5800。写真のレゴのスターデストロイヤー(#6211)は3000ピースを超えます。

Crafts

2011.08.30

アナグラのうた~消えた博士と残された装置

2011年8月21日に日本科学未来館の常設展示が一部リニューアルされました。そのうちのひとつ、空間情報科学をテーマにした新しい展示が『アナグラのうた~消えた博士と残された装置』。20基のレーザセンサと24基のプロジェクタにより、150平方メートルの空間全体がひとつのインタラクティブな装置となっています。体験者の動きはリアルタイムにトラッキングされ、行動が映像と「うた」になって空間に反映されます。ユーザーインタフェイス(UI)の新しい形を提案する試みといえるでしょう。