Electronics

2011.08.15

AutodeskがInstructablesを買収:Makerにとって何を意味するのか

AutodeskのInstructables買収は、先週最大のニュースだった。この記事を書くにあたって、ボクは数日間考えた。Autodeskはインターネット最大のDIYコミュニティに食いついた。リスクは大きいが、その見返りはもっと大きいかもしれない。たしかに、Autodeskはプロユーザのビジネスを拡大させる術は心得ている。しかし、一般のMakerに対してはどうなんだろう。今回は、そこについて論じてみたい。Autodeskのinstructables買収はMakerにとってどんな意味があるのか。

Electronics

2011.08.12

今すぐ「着られる」 Androidウェアラブルプラットフォーム

WIMM LabsのWIMM Wearable Platformは、約2.5センチ角のAndroidモジュールに160×160ピクセルの半透過型液晶ディスプレイ、Wi-Fi、Bluetooth 2.1、GPS、加速度センサ、磁気センサ、バイブレータ、スピーカ、最大32GBのmicroSDが搭載されている。プロセッサの速度は667MHz。ということは、周辺機器を必要とせず、これだけで、iPod Nano、LiveView、inPulse、Metawatchなどのような画面で操作するデバイスとして成立する。

Electronics

2011.08.11

News From The Future:別の場所の写真を撮る「ブラインドカメラ」Buttons

「Buttons」は別の場所の写真を撮るカメラだ。
写真を撮ることは、思い出を残すことです。時間と視野を切り取る作業です。そしてアルバムにして保存したり、みんなと見せ合ったり。いずれの場合も。私たちは、自分たちの思い出を通して精神的なつながりを持つ視角アイテムを作っているのです。写真は、過去の瞬間を思い出させてくれます。写真そのものが思い出になることも少なくありません。Flickrなどのサービスを使って、そうした個人的な瞬間をたくさん集めたアーカイブを作り、多くの人と共有するということも、今では写真の楽しみ方のひとつになっています。

Electronics

2011.08.10

Circuitbee – ブログで回路図をシェアできるサービス

Ben Delarreは、ウェブサイトに回路図を埋め込むためのサービス、Circuitbeeの原点とこれからについてMakeに語ってくれた。

電子回路を作って、その回路図をブログで公開したいと思ったとき、または回路図をフォーラムに公開して助言をもらいたいときなど、細かくて大きな画像を貼り付けるほかに、いい方法はないもんかと考えたことはありませんか。
あります。2010年、私たちは最初の本格的な電子プロジェクト、Illuminatrixに取り組んでいたときのことです。

Electronics

2011.08.10

Fritzing 0.6.2 – 表面実装パーツ対応に

FritzingのAndre Knorigは、オープンソースの「プロトタイプの資料製作、共有、学校での電子工作授業、商用製品用プリント基板のレイアウトができるツール」のバージョン0.6.2を発表したと教えてくれた。
新機能としては、表面実装パーツ、SparkFunパーツライブラリ、Stripboardsに対応したことなどがある。完全な情報は更新履歴を見て下さい。最新版のダウンロードはこのページから。

Electronics

2011.08.09

ラジコン用送信機で長距離通信

ラボアールの『Arduino用 RC送信モジュール シールド』を使うと、簡単に2.4GHz帯ラジコン用送信モジュールを作品に取り込むことができる。ラジコン仕様なので、片方向ながら条件が良ければ数百メートル先の機器を制御可能だ。送受信モジュールは最大8chのサーボを動かすためのものだが(PWM信号が送られる)、工夫すればデータ通信にも応用でき、計算上は3600bps程度の転送レートが見込める。送信モジュールは技術基準適合証明に対応済み。将来的には9600bpsのテレメトリ信号(双方向)にも対応する予定とのこと。

Kids

2011.08.09

ホントに火を吐くレゴの竜

Flickrでは akama1_legoとして知られるAaron Amatnieksは、本物の火を吐くレゴのドラゴンを作った。岩のところにガスライターが仕込まれている。着火レバーも岩に同化したデザインになっている。
Aaronは流れる水を取り入れたレゴのジオラマも作っている。こっちには写真を敢えて載せなかった。ちょいとワケアリな風景だからね。

Electronics

2011.08.08

2011 Makey Awards ノミネート 09:iRobot Roomba – もっともハックしやすいガジェット部門

1990年に3人のMIT同窓生によって設立されたiRobot社の最初のヒット商品は、1998に DARPA(米国防高等研究事業局)の支援を受けて開発した、今ではすっかり有名になったPackBotでした。この会社の民生用のフラグシップであるお掃除ロボットのRoombaは2002年に発売され、今日までに600万台以上も出荷されるという商業的な大成功を収めました。
Roombaには、工場でプログラムを書き込むために、TTLシリアルインターフェイス用のMini-DINコネクタがあります。