Fabrication

2010.08.23

ミスター・ジャロピーのコミュニティ工具箱

ミスター・ジャロピー(Mister Jalopy)は、アメリカ大陸の反対側が見える私の仮想窓から覗いた限りでは、ロサンゼルスでもっともクールな店、Coco’s Variety Storeの経営者であり、めちゃくちゃ寛大な人だ。彼は、お客さんが自由に使えるコミュニティ工具箱を創設した。この工具箱には30種類の工具とチェーン用オイルとサンタクロースが入っている。いいね。工具にはステンシルで “Bicycles 4 Lovers and Fighters”(愛する人と戦う人のための自転車)と吹き付けられている。

Electronics

2010.08.23

Slink-O-Matic – 自動スリンキー動かしマシン

Jim Sellers(ウィスコンシン州オレゴン在住)は、スリンキーを自動的に動かすお茶目なSlink-O-Maticを作った。どうしてかって? いいじゃん、べつに。これは、階段のない家などで、どうしてもスリンキーで遊ばなくてはならないときのために、あなたに代わってスリンキーを動かしてくれるマシンです。
これはまた、自分が北半球と南半球のどちらにいるのかを確かめたいときにも使えます。「コリオリの力」によって、北半球ならスリンキーは右から左に動きます。南半球なら左から右に動きます。

Science

2010.08.20

Otypのバイオテックプロジェクト、Kickstarterで出資募集中

OtypのKyleとJamesとDavidは、生物学的に「Hello World」を書く方法を子供たちに教えるためのキットを開発した。彼らはこれを学校に配りたいと考えている。このキットでは、まず緑色に光るクラゲの遺伝子をバクテリアに埋め込み、バクテリアのコロニーを成長させる。これにより子供たちは、バイオテクノロジーのごく基本的な手法を学ぶことができ、しかも暗闇で光るバクテリアを使って絵や文字を書くという楽しみもある。デトロイトのMaker FaireではOtypの連中がその工程をデモっていた。

Electronics

2010.08.20

Precious – 自分の気持ちをつぶやく賢い自転車

PreciousはAmerican Journey(AJ)のフィエスタのように、あらゆる遠隔測定センサーとTwitter機能を備えた車の楽しさを追求しようとしたわけではなさそうだ。Preciousは、LIVESTRONGの募金活動のためにJaneenを乗せてアメリカ大陸を横断するための「賢い」自転車として開発された。一連のセンサーとマイクロコントローラを搭載し、AJと同様、そのデータをシステムが感情や考えと結びつけてツイートする仕組みになっている。

Electronics

2010.08.19

ナマっぽさを感じさせる魚ロボット

東京大学発ベンチャーの青電舎が開発したアクアリウムロボット。魚の筋肉に相当する部分は独自開発の静電アクチュエータで、尾ひれの優雅な動きを生み出しています。魚の「皮」はシリコンラバー、内部にはシリコンオイルを充填しているとのこと。造形は単純なのですが、なんともいえないナマっぽさを感じさせるロボットです。

Electronics

2010.08.19

拡張現実社会を体感できるマツダ・ケイイチの3Dショート映画

3Dグラスは持ってないけど、こういうの大好き。ロンドンのバービカンでこのほど開かれた3Dフィルムフェスティバルで発表されたマツダ・ケイイチのフィルム作品によって、拡張現実は次なる完全な没入レベルに到達した。建築家であり映画監督である彼は、デジタル情報で埋め尽くされた未来の世界を映像化した。そこでは、いくつかのボタンに触れるだけで周囲の環境が大きく変化する。「現代の街の建築は、すでに、建物や地形で物理空間を生み出すだけのものではなくなってます」とマツダは語る。

Crafts

2010.08.18

Move-it – 簡単でグリーンなコロコロ

David GrahamのMove-itは、まだ試作機だが、大きな荷物を運ぶときのエレガントで効率的な方法を提供してくれる。ジェームズダイソンアワードを授賞したMove-itは、段ボールで作った車輪と調整可能なハンドルで構成されており、45ポンド(約20キロ)以下の荷物に有機分解性の接着材で貼り付けて使う。

Fabrication

2010.08.17

歴史的自転車とこれからの自転車

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東京ミッドタウン・デザインハブで開催中の「アジア-パシフィックの自転車生活デザイン展」は、自転車の発展史を「働く」「考える」「食べる」「走る」「遊ぶ」という5つの側面から捉え直す試み。新旧の様々な実車が展示され、多くの人々がこの道具のことをどう考え、どうデザインしてきたかを知ることができる。また、「考える」や「食べる」といったキーワードが示すように、新しい自転車の役割がいくつか提案されている。やはり実車を通じて、見る者の想像力を膨らませる内容になっている。