Crafts

2010.01.15

書評:Cory Doctorow著『Makers』

Makerの世界に身を置いている我々は、これから先、私たちがどうなっていくのかを心配しないわけにはいかない。ある時点で、ちょっと前までの数十年間のような世界に戻ってしまうのだろうか。あのころ、クラフトはおばあちゃんがするものであり、物作りは中年の技術指導員のすることであり、DIYらしきものと言えば、ビデオの録画設定を自分ですることだった。物は修理せずに捨てる。お金を借りて粗悪なガラクタを買う。まさに暗黒時代だ。
そんな生活にはもう戻らないと誰もが同意するだろうけど、疑問は残る。

Electronics

2010.01.15

Graffiti Markup Languageウィーク@F.A.T. Lab

Free Art and TechnologyのEvan Rothからの報告だ。GML week @fffffat! へようこそ! Graffiti Markup Language(GML)は、グラフィティタグをアーカイブ化するために作られた新しいXMLファイル形式です。GML対応のアプリケーションで描かれたグラフィティの筆の動きがテキストファイルに記録され、”.GML”という拡張子が付いたファイルに保存されます。未来のバンダリズムのための新しい標準規格です。

Electronics

2010.01.15

コンセントを探して自分で充電するロボット

ロボットをたくさん作りたいが、充電の時間がなかなか大変だと思うなら、ロボットに自分でコンセントを探させて、自分で充電させたらいい。Brian Maytonがその方法を教えてくれる。彼の電磁場探知ロボットは、複数の電磁波センサーを組み合わせて、60Hzの電磁波を追いかけてコンセントを探しだし、プラグを挿し込む。コンピューターを使ってコンセントらしきものを探す方式と違って、自分が欲しいもの(電気)を直接探すという、画期的なアプローチだ。
自分で充電するロボットには長い歴史がある。

Electronics

2010.01.14

短波ラジオを奏でる男

古いBCLラジオ(スカイセンサー5950?)とギターによるパフォーマンス。チューニングダイアルを回すだけでなく、いろいろな方法で音の変化を作り出しているように見えます。自分でもやってみたくなってきました。

Electronics

2010.01.14

How-To: 構造光3Dスキャニング

驚くべき Instructableだ。Kyle McDonaldより。Radioheadの “House of Cards”ビデオのThomの顔で使ったものと同じ技術です。プロジェクターとカメラの設置方法、画像のキャプチャー方法と、それをProcessingアプリケーションを使って3D頂点に変換する方法を伝授します。3Dスキャンシステムは、ほとんどが三角測量の応用です (マイクロソフトのProject Natalのような方式は別)。

Electronics

2010.01.14

スモールビジネス向け手作りラジオ

Arduinoで有名なDavid Mellisが、Dana Gordonと作ったこのラジオの情報を教えてくれた。注目すべきは、これがニッチ市場を狙った非常にパーソナルなプロジェクトだということだ。誰にでも楽しめるようにと、彼らはこのラジオを設計した。彼らの狙いは、個人が小規模な製造を行い、そこそこ利益が得られるようにするということ。彼らのウェブサイトには、回路図や基板デザインを含む、非常に詳しい作り方が解説されている。

Crafts

2010.01.12

ITP winter show 2009 — Makeのお気に入り

ITP winter show 2009(サウンドやフィジカルコンピューティングなどのインタラクティブプロジェクトを展示する、ニューヨーク大学大学院、Interactive Telecommunications Program Tisch School of the Arts による2日間のイベント)は、いつ見ても楽しく驚きに満ちている。(概要はこちら (英語))。毎年、Makeではこのショーを取材して、お気に入りのプロジェクトをピックアップしている。しかし、どれも素晴らしいものばかりで、選択にはいつも苦労する。

Electronics

2010.01.12

制作費300ドルのすごいSF ムービー

巨大ロボットの侵攻を描いた5分間のSF映画だ。監督のFede Alvarezは、巨大ロボットが「私の小さな街を破壊しに来る。ここを、もっと大きくて重要な街であるかのように見せようとしているようだ … :-)」 制作について、彼は次のように話している。実写シーンの撮影費用は300米ドルだった。それから、90の視覚効果シーンを完成させるのに、1年ほどかかった(途切れ途切れだけど)。ソフトは、Premiere、After Effects、Photoshop、3dMax、Boujou、Glu3d、FumeFxを使用した。