Crafts

2015.01.23

DIY竹製自転車

自転車乗りの間には、理想的な自転車の保有台数はn+1というジョークがある。ホントのことだから笑える。つまりそれは、自分だけのユニークな自転車が欲しいということでもある。私も、自転車を作ったり、作り直したり、改造したりやってきたが、フレーム自体を作ろうとは考えたことがなかった。溶接の技術がないからだ。

この数年間、カリフォルニア芸術大学では、自転車製作夏期教室を開催している。一度受けたいと思っていた。しかしとても高く、最高に頑張ってユニークな自分だけの1台を作れても、そのクオリティーは台湾製に及ばないということを知っておかなければならない(少なくとも私はそう思った)。

Electronics

2014.12.01

PieceMaker Factory:オモチャの未来を覗く

金曜日の夜遅く、私は、これがオモチャの未来だというものを見た。少なくとも、街のトイザらスでは絶対に見ないようなものだ。積層造形法、いわゆる3DプリントはMakerムーブメントでは一般的に知られるようになった。しかし、まだまだそれがなんであるか、それで何ができるのかを知らない人に出会わない日はない。だがそれは、PieceMakerとトイザらスによって変わろうとしている。

PieceMakerにおける私たちの使命は、身の回りの世界をパーソナライズする手助けを行うことです。

Crafts

2014.10.24

毎年ハロウィンで自販機などの動かない物にこだわって化ける少年

RedditユーザーのMoobyTheGoldenCalfは、息子のために作ったこの自動販売機のコスチュームで、お菓子をあげる側ともらう側というハロウィン伝統の立場を逆転させようとしているようだ。実際にお菓子が出てくることはないが、歩く自動販売機にお菓子を入れてやるという光景は、なんとも詩的だ。

前面には、子どもたちが走り寄ってお菓子を持っていかないようにアクリルの板が張ってあります。右側のスロットはお菓子を入れるところ。ここから入ったお菓子はマシン下部の“PUSH”と書かれたところに溜まる仕掛けになっています。

Kids

2014.08.27

5分で作った段ボール押し車

6月、私は友人のG+フィードでこの楽しい段ボール押し車の写真を見た。この写真の持ち主であるAlfonso E.M.に、Makeでシェアしていいかどうか聞いたところ、彼は同意してくれて、この段ボール押し車を作るに至った経緯を話してくれた。

去年の夏、息子のPit(2.5歳)がオモチャ屋のカタログを見て、小さなプラスティック製の押し車を指さし、「パパ、これ買ってくれる?」と言った。

それはほんとうに小さなもので、実際に買ったら、きっと息子はがっかりするだろうと考えた。

Science

2014.07.04

Making Fun:子ども部屋の宇宙船

私が長男の部屋にミッションコントロール・デスク(日本語版記事)を作っていたとき、私たちは、それがコントロールする宇宙船も必要だと気がついた。そしてこの4カ月間で、暇を見つけては、次男の部屋に宇宙船を作ってやった。それにはコントロールパネルがあり、さまざまな面白いディスプレイがあり、いろいろな宇宙サウンドが響く。メインエンジンと姿勢制御スラスターを操作するためのジョイスティックを動かすと、光ったり音が鳴ったりする。ペイロードベイにはモーター式のハッチが付いていて、中にはロボットアームがあり、ビデオを見ながら遠隔操作して荷物を動かすことができる。

Crafts

2014.07.02

6歳のEvanくんが火を吐くタコを見てぶっ飛んだ

EvanのEl Pulpo Mecanicoを見た感想。

今年のMaker Faire Bay Areaを見に来た人なら、El Pulpo Mecanicoの印象が強く残っているはず。高さ7.5メートルの機械仕掛けのタコで、触手の先から火を吐く。幼稚園で出されていた週末の行動に関する絵日記にこれを書いた6歳のEvanくんも、そうだったに違いない。

Evanの父親はこう話している。「6歳の息子は、いろんな工作や絵を、卒業間近の幼稚園から持って帰ってきていた。

Crafts

2014.06.20

我が家のリビングルームは工房になった

「このソファーを外に出して、リビングルームを大きな工房にしましょう」

2週間ほど前、Maker Faire Bay Areaのわずか数日後、私の妻Lishaは私にそう言った。大賛成だ。私たちには、ソファーやらいろいろなものに独占されていた大きなリビングルームがあった。私がプロジェクトを行うときは、ガレージに行くか、トレイにのせたパーツをソファーに座って組み立てるといった具合だった。子どもたちが絵を描きたいときは、絵の具やその他の道具をキッチンテーブルの上に広げて絵を描いた。

Kids

2014.06.06

子どもたちがヒーローに変身する紙のアーマースーツ

2011年のクリスマス、How-Lun Chenのサンディエゴの家に紙箱が積み上がってる様子を想像してほしい。彼がインターネットで注文したプレゼントの空き箱だ。彼は、それをリサイクルに出すのではなく、何かクリエイティブなことに使おうと決めた。「息子のために、シンプルな兜と盾と剣を作ってやったんです。彼は大喜びで遊んでくれました」と、How-Lun は振り返る。

それから彼はデザインを練り直し、やがて今の形に到達した。ノーズプロテクションもあるし、金属質の塗装も施し、光るLEDの宝石も埋め込まれている。

Kids

2014.05.02

電気のキリン、Russelと育った日々

Russell the Electric Giraffeは、Maker Faire Bay Areaを象徴する存在だ。2006年に初登場して以来、毎回、会場に現れている。多くの人に愛され、記事になったり、ムービーになったり(下)、インタビューを受けたりもしている。

去年のMaker Faireで、私が友だちのZolie(上の写真の8歳の女の子)とRussellといっしょに遊んでいたとき、ZolieはずっとRussellに会いたかったのだと話していた。私も同じだ。本気でそう思った。

Electronics

2014.03.06

インタラクティブな子どもの本『The Belly Button』テスト中

私の中には、おもちゃと子どもの本のための特別な場所がある。子どものころに大切だった部分だが、今でもプロジェクトに大きな影響を与えてくれる。

私はインタラクティブな子どもの本『The Belly Button』(訳注:「おへそ」という意味)と、いくつかのワイヤレスおもちゃを作った。これを使って、好奇心の強い子どもたちは、自分の部屋で物語に命を吹き込むことができる。読者(または本を読んでもらっている子ども)は、本のページを飛び出して物語のパーツを作ることができる。子どもはおへそにおもちゃのボタンを取り付ける。