Other

2021.09.09

人間の社会、文化、そして精神も発酵する。困難な時期の希望を考える新刊『メタファーとしての発酵』は9月15日発売

世界各地の発酵食品の製法を自ら試して紹介した『発酵の技法』の著者が、微生物による変成作用である「発酵」をメタファーとして、人間の社会、文化、そして精神が変容していく姿を考える書籍。さまざまな差別や反感から生じる人間同士の対立、気候変動、そしてパンデミックまで、多くの人にとって困難な状況の中で、生命をリサイクルし、新たな希望を生み出し、そして果てしなく続く発酵こそが、新しいアイディアやエネルギー、インスピレーションを生み出すための希望であることを伝えます。監訳者であるドミニク・チェン氏による解説「発酵する体」を掲載。

Electronics

2021.09.01

Maker Faire Tokyo 2021のオンライン企画として「DIY MUSIC for kids “Make Some Noise” -音をつくってみようワークショップ-」を開催。参加者を募集します

【9/13追記】参加申込期間の延長について
参加申込締切を、9月17日(金)17時まで 延長します。 ※申込みは締め切りました。

Maker Faire Tokyo 2021のオンライン企画として「DIY MUSIC for kids “Make Some Noise” -音をつくってみようワークショップ-」を開催します。

今回のプログラムは、これまでのDIY MUSICとは少し異なり、主役は子どもたちです。作曲家・宮内康乃さんをゲストファシリテーターとしてお招きして、一緒に音をつくります。

Other

2021.08.16

ものをつくらないものづくり #11 — スペキュラティヴ・デザイン(を超えるため)の原則

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

『Beyond Speculative Design: Past – Present – Future』に用いられている「Fazan Copy Medium」フォント。アンソニー・ダンとフィオーナ・レイビーの『Speculative Everything』のために、Kellenberger–White(ロンドンをベースとするグラフィック・デザイン・スタジオ) がデザインしたChlotz(クロッツ)フォント (0と1の2つの数字を再構成してつくられた—例えば「S」の文字を参照のこと—ユニークなフォント)にインスパイアされた。

Kids

2021.07.01

MESHを使った「プログラミングでおうち時間をもっと楽しくするしかけコンテスト」開催。応募は7月19日(月)から9月13日(月)まで

全7種のMESHブロックと直感的なプログラミングでさまざまなしくみを作ることができる「MESH」。その「MESH」を使ったコンテストがこの夏開催されます。

センサーとプログラミングで身近な生活を便利にしたり、楽しくしたりできるIoTブロック「MESH」。そんなMESHを使って、おうち時間を楽しくするしかけを考えよう! この夏、ソニーグループが開催する「CurioStepサマーチャレンジ2021」の一環として、MESHを使ったおうち時間をもっと楽しくするアイデアを募集します。

Other

2021.06.23

Maker Faireへの出展から「全自動ルービックキューブ」の記事の「Make:」英語版への執筆まで。「妄想」を「行動」へ移して起こったこと

この記事は、蕪木孝さんに寄稿していただきました。

私は「Make:」英語版 vol.77で、「全自動ルービックキューブ」の記事を書きました。メカニズム、製作過程、部品、回路、使用した道具などを解説する8ページの英文記事です。今まで英語をあまり勉強してこなかったので(TOEICは300点台だったような……)、Google翻訳を駆使して原稿を書き上げました。海外の雑誌で記事を書くようになることは想像していなかったのですが、Maker Faireをきっかけにして、想像していなかったことや妄想が実現することが、これまでに何度もありました。

Electronics

2021.06.14

555タイマー、オペアンプ、さらにデジタル電子回路の実用的な知識を「発見による学習」で身につける『Make: Electronics 実践編』は6月29日発売!

本書は“21世紀のエレクトロニクス入門書”として、米国そして日本でも読者に支持されている『Make: Electronics 第2版』の続編です。この「実践編」では、最初に実験または製作を行い、理論を解説するという「発見による学習」というプロセスをさらに深めます。デジタル電子回路、オペアンプとそのフィードバック回路を中心に、555タイマー、コンパレータ、マルチプレクサ、加算器、エンコーダー、ポジティブ/ネガティブフィードバック、オーディオアンプなどについて、詳細に解説。

Crafts

2021.06.04

おとでん通信 #13|オンラインの楽しさを再発見。「Maker Faire Kyoto 2021」を振り返る

しっとりとした空気の中にも初夏を思わせる香りが漂うようになってきましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか? まだまだ「おうち時間」が続きそうな今日この頃ですが、その分、さまざまなオンラインでの楽しみ、学びが広まってきました。

今回は乙女電芸部も参加させていただいた、5月1日にオンラインで開催された「Maker Faire Kyoto 2021」の様子について、まとめてみました! 乙女電芸部では昨年6月にもMaker Faire Kyoto/Tokyoのスピンオフ企画としてオライリー・ジャパンさんと共催でオンラインワークショップを開催させていただいたのですが、今回は、Maker Faire Kyoto内ということで、いろいろなプログラムを一度に楽しめる機会なので準備からワクワクしていました。

Other

2021.06.02

ものをつくらないものづくり #10 — 要約できないもののパフォーマティヴィティ

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

これは「たい焼き」ではない

2021年5月1日にオンライン開催された、Maker Faire Kyoto 2021で、「ものづくりとユーモア」というタイトルで講演を行った。その具体的な内容については、当日の様子を収めたヴィデオや、窪木淳子さんによる丁寧なレポートを、まずは参照していただければ、と思う。そこで今回の連載では、その内容を踏まえつつ、さらに当日時間の都合でお話しできなかったことも含めて、ものごとのもつ「パフォーマティヴィティ(行為遂行性)」について考えてみたい。

Other

2021.06.01

「Maker Faire Kyoto 2021」レポート|特別講演「ものづくりとユーモア」—— 不寛容な分断が横行しがちな現在にものづくりが持つ「ユーモア」の重要性

各地の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴いオンラインイベントとして開催されたMaker Faire Kyoto 2021(2021年5月1日開催)では、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科教授)による特別講演が配信された。この講演は、makezine.jpで好評連載中の久保田さんによる「ものをつくらないものづくり」(現在#9まで掲載)の番外編と言えるもの。講演のテーマは、「ものづくりとユーモア」である(編注:講演の動画はアーカイブされています)。

Other

2021.05.20

「Maker Faire Tokyo 2021」の出展者募集の開始(6月17日締切)と出展区分・出展料の変更について

本日より「Maker Faire Tokyo 2021」の出展者募集を開始します。締切は6月17日(木)13:00です。今回のMaker Faire Tokyoも、昨年2020年同様のオンサイト+オンラインのハイブリッドイベントとして、準備を進めています。今回は、オンサイトイベントの出展者の募集です。オンラインイベントについては、「Maker Faire Kyoto 2021」などの経験を踏まえて、現在企画を進めています。詳しい内容は決定後に発表いたします。