Other

2020.10.06

もんだいかいけつアイデアコンテスト受賞作発表! 最優秀作は、「車よいしない車」に決定!

小学生を対象に家族など身近な人や学校、地域、そして世界の問題への関心を高め、自分たちでも解決できるという視点と自信を子どもたちに身に付けてもらうことを目的とした「もんだいかいけつアイデアコンテスト2020」。新型コロナウイルスで学校も対応に追われている中、235件の力作が寄せられ、その中から受賞作が決定しました。審査員のコメントとともに紹介します。

●最優秀賞「車よいしない車」

▶︎後輪を固定し、前輪で細かな振動を抑制する方式は、ボーイングのジェットフォイルのアクティヴ制御に通じる。

Other

2020.10.04

Maker Faire Tokyo 2020 Day 1レポート― 話題の外骨格恐竜、自宅粒子加速器から電飾サンバ衣装など驚きの作品がたくさん!

Maker Faire Tokyo 2020が今年も開幕した。初日の会場から目についた作品を写真で紹介する。

外骨格恐竜

会場入口からすぐのところに鎮座しているのはヒゲキタさんによる「外骨格恐竜」。プラ段ボール製で、内部に人間が入って動かすことができる。子どもたちは大人気で、会場を練り歩くときは、いつも子ども達がゾロゾロと後ろをついていく様子が見られた。

手作りバーチャル・ワールド

演劇のセットのようなブースは、ズームス・ラボによる「手作りバーチャル・ワールド」。

Electronics

2020.09.29

作りながら身近にあるものの仕組みが学べる! 新刊『エレクトロニクスラボ』は10月10日発売

●書籍概要
『エレクトロニクスラボ ――ものの仕組みがわかる18の電子工作』
DK社 著、若林 健一 訳
2020年10月10日 発売
B5変形判/164ページ/オールカラー
ISBN978-4-87311-924-3
定価2,750円
◎全国の有名書店、Amazon.co.jpにて予約受付中です。

電気の力で動く18の工作プロジェクト集です。実際に作品を作りながら、エレクトロニクスの基礎や機械構造を学ぶことができます。

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2020.09.25

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」出展者募集開始! 締切は10月11日(日)の23:59まで

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」出展者募集について、総合ディレクターの小林茂さん(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] )からご案内をいただきました。

Ogaki Mini Maker Faireは、その前身となるMake: Ogaki Meetingを2010年に開催して以降、岐阜県大垣市にて隔年で開催してきました。今回で早くも6回目となり、前回は140組以上の出展者と約7,000人の来場者が参加し、驚きと興奮と共感に沸きました。

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2020.09.23

ものをつくらないものづくり #4 — 登山家としての研究、丘歩きとしての研究、そしてメイカーの研究

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

『ラインズ―線の文化史』『メイキング―人類学・考古学・芸術・建築』『ライフ・オブ・ラインズ―線の生態人類学』といった著作が、ここ数年続けて邦訳されたティム・インゴルドは、1948年英国生まれの人類学者である。「メイキング」という本のタイトルだけで、なにやらメイカームーブメントとの繋がりを感じさせてくれるが、これは本の最初のタイトル案であった「4つのA(人類学、考古学、芸術、建築)」が、いずれも「つくること」を通じて思考する方法であるところからつけられたものだ。

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2020.09.16

「Maker Faire Tokyo 2020」オンサイト、オンラインのプログラムを公開!(9/28追記:プログラムガイドも公開しました)

10月3日(土)、4日(日)に開催予定の「Maker Faire Tokyo 2020」のオンサイト(東京ビッグサイト内ステージ)、オンライン(YouTube Live、Twitter作品投稿)のプログラムを公開しました。

オンサイト(東京ビッグサイト内ステージ)では、10月3日(土)「メイカーに生まれて」と題して、手作りプラネタリウムや3D影絵でおなじみのヒゲキタさん、マーブルマシンで知られるdenha’s channelさん、サイエンスをバックグラウンドに毎回異なる作品を展示する今江科学さんに、詳しくお話を聞き、モノを作ることが私たちにどのような意味を持っているのかを考えていくセッションが行われます(YouTube Live配信あり)。

Crafts

2020.09.16

おとでん通信 #6|知ってるようで実は知らない接着剤

おとでんになくてはならない道具を毎回紹介していく「おとでんを支えるツールたち」を、今回はドドンと拡大して「知ってるようで実は知らない接着剤特集」としてお送りしたいと思います。

アドバイザーとしてセメダイン株式会社広報の篠原さんをお呼びして、乙女電芸部のメンバーから質問をして、初心者にうれしい接着剤の選び方と、玄人メイカーにも便利なTipsをまとめてみました!

目次
・もう間違わない! 接着剤の選び方
・乙女電芸部おすすめの接着剤たち
・ついやりがち! 接着失敗エピソード
・より上手に、より快適に! 接着剤TIPS

もう間違わない! 接着剤の選び方

万能って難しい? 接着剤は適材適所がキーワード

接着剤が必要な瞬間は突然やってくるもの。

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2020.09.14

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」出展者募集(9月25日[金]〜)とオンライン説明会(9月17日[木]20時〜)について

「Ogaki Mini Maker Faire 2020」出展者募集とオンライン説明会について、総合ディレクターの小林茂さん(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] )からご案内をいただきました。

2020年12月5日(土)・6日(日)に開催を予定している「Ogaki Mini Maker Faire 2020」は、9月25日(金)より出展者募集を開始いたします。今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に大流行している中での開催ということもあり、前回までよりオンサイト(対面)の規模を縮小しつつ、オンラインと組み合わせたハイブリッド形式での開催を予定しております。

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2020.09.02

ものをつくらないものづくり #3 — 「ものにつくられるものづくり」という存在論的デザイン

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

1997年に出版された『文化としての20世紀』(東京大学出版会)に「ものにつくられるものづくり」という文章を書いた(『遙かなる他者のためのデザイン』に改訂版を再録)。これは東京大学が行っている公開講座の公講演を1年分まとめて収録したもので、この年のテーマは、もうあと数年で終わろうとしている20世紀の文化を、文学、映画、哲学、科学、教育などのさまざまな視点から考える、というものだった。

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2020.08.26

ものをつくらないものづくり #2 —「ユーザー」は存在しない

本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。

「DIY」(大文字で、ハイフンでつながれて、カッコで括られた “Do-It-Yourself”)という表現が初めて登場したのは、1912年に発行された『Suburban Life』に掲載されたホームデコレーションの記事であった[1]。『郊外生活』と名付けられたこの雑誌は、家の建て方や飾り方といった、いわゆる日曜大工のような初心者向けのコンテンツを提供することを目的とした、まさに「Make:」誌の元祖のような内容のものだった[2]。