
2014.12.22
デジタル組み継ぎ50種のポスター
ハードウェアハッカーでアーティストのMeredith Scheff-Kingは、Jochen Grossがまとめた50 Digital Wood Joints(50種類のデジタル組み継ぎ)をポスターにした。これを好きなサイズでプリントして壁に貼っておけば、今度、木工細工をするときの役に立つよ。
大きなPNG画像はこちら。PDFはこちら。
3Dプリンティング、CNC、レーザーカッターなどのニュースやユニークな事例を紹介。

2014.12.22
ハードウェアハッカーでアーティストのMeredith Scheff-Kingは、Jochen Grossがまとめた50 Digital Wood Joints(50種類のデジタル組み継ぎ)をポスターにした。これを好きなサイズでプリントして壁に貼っておけば、今度、木工細工をするときの役に立つよ。
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2014.12.16
超小型のジェットエンジン。
ミニチュア作りから始めて、ソーラー、スチーム、熱電効果と対象を広げてきた私は、ギリシャ人Maker、JohnnyQ90のYouTubeチャンネルを発見した。そのプロジェクトがすごく面白かったので紹介したいと思う。
彼のエンジンプロジェクトは、極小サイズながら期待どおりに動作するという点に魅力がある。彼はチャンネルの解説で、すべては「一から作られた」と話していて、「かなり根気のいる作業だった」とのこと。そりゃそうだろう。大きめのコインよりも小さなエンジンもある。

2014.12.16
Vormvrij 3DはArduino制御によって大きな陶器をプリントする。
木材、プラスティック、金属は3Dプリンターで扱える素材だ。これらは高速プロトタイピングに適してはいるが、陶器で作品を作りたいと考えるアーティストには役に立たない。しかし、オランダ人発明家のコンビ(YaoとMarlieke)のお陰で、アーティストは「見落とされがちだった素材」でプリントができるようになった。
Vormvrijは大型の3Dプリンターで、高さほぼ3フィート(約90センチ)、底面23×31インチ(約58×78センチ)のオブジェクトをプリントできる。

2014.12.15
オモチャのように見えるが、あなどってはいけない。本物の火薬を使って、鉄のベアリングを撃ち出すことができるのだ。
海軍の船がダールグレン砲(その形状からソーダボトルとあだ名が付けられていた)で武装していた時代(南北戦争当時)、弾は山なりに2マイルほど飛んでいた。北軍は鉄の弾を真っ赤になるまで熱してから南部連合軍の軍艦に土手っ腹に撃ち込んでは、船に火をつけていた。
特製のスコープを使って狙いを定める。このスコープが役に立つのだろうか。
大砲はクールだが、実際に持つとなると高価だし、弾をどこで買えばいいかわからない。

2014.12.15
FormlabsのForm1は現在も購入することができる。
長く続いていた3D SystemsとFormlabsの特許侵害訴訟が終結したというニュースが流れた。双方が和解し、すべての訴えと、反訴を取り下げ、裁判費用を各社が負担するということになった。さらに、Formlabsは売り上げの8パーセントをロイヤリティとして3D Systemsに支払うことを決めた。この展開は、初期のデスクトップ3Dプリンターにおける大きな訴訟問題が片付いたわけだが、疑問も残る。

2014.12.12
TechShop Insideトレーラー。写真:Twitterユーザー @oalexy
アメリカ全国に展開するメイカースペースのフランチャイズ、TechShopは、日本の多国籍IT機器製造メーカーである富士通と協力して移動式メイカースペースを製作し、出発準備を整えた。
この24フィートトレーラーの中には、小型の3Dプリンター、レーザーカッター、ノートパソコンなど幅広いハイテクツールが搭載されている。学校の近くまで行って、子どもたちに手で作ることを教えるための設備だ。

2014.12.11
自分のCNCルーターを持っていて、大切な人が美しい指輪を入れる箱を探していたとしたら、どうする? もしかしたら、この工学的すぎる指輪ボックスなんてどうだろう。下のビデオでは、どのように使うのかがわかる。いちばん下の、作る工程を示した写真もぜひ見てほしい。
作者は、Redditのブログにこう書いている。「これまでCNCマシンや3Dモデリングソフトをいじったことがありませんでした。学習目的としては、最適なプロジェクトじゃなかったかもしれないけど、うまくいきました!」ほんとうにうまくいったと思う。

2014.12.10
Made In Spaceのチームは、グリニッジ標準時間で11月24日午後9時28分、彼らのプリンターが宇宙での初めてのミッションを成功させたと誇らしげに発表した。上の写真のアイテムは、宇宙ステーションで使うために特別に開発されたプリンターのエクストルーダーの前に、配線を隠すように取り付けられるフェイスプレートだ。これが宇宙ステーションでプリントされ、取り付けられた。
Zero-Gravity 3Dプリンターは、Made In Spaceが、スモールビジネス・イノベーション・リサーチ法に基づきNASAのために開発した。

2014.12.09
倉庫を整理していたら木箱が出てきた。どうしても開けてみたくなるだろう。このプロジェクトは、壊れた、でも直せば使えそうなレコードプレイヤーを発見したことから始まった。再び使えるようにするには、ちょっとばかり苦労したが、新しく買った3Dプリンターのおかげで、また美しい音楽を奏でてくれるようになった。
箱から出してコンセントをつないでみたが、何も動かない。幸いなことに、故障箇所は、遊び車がすり減っていたのと、そのブラケットが折れていたことだけだった。新しい遊び車は購入した。

2014.12.02
私はフィラメントの販売業者です。なので、しょっちゅうこの質問を受ける。その答は、それらの素材の特性の違いを理解して、プロジェクトのマッチングを知ることにある。
まずは ABS から見てみよう。ABS(本名はアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)は、家庭用熱積層用フィラメントのおじいさんだ。
温度:
プリント温度は210〜240ºCで、加熱ベッドの温度は80ºC以上。
ABSのガラス転移点(軟らかくなり始める温度)は105ºC。