Electronics

2017.04.04

自由に描かれたプリント基板と電子回路の美

数年前、私がDorkbot DCを共同運営していたとき、バルティモアからPeter Blasserが来て、サーキットベンディング(当時はかなり熱かった)と自作電子楽器に関する話をしてくれた。話の途中でPeterは、彼の楽器用に作ったという手描きの基板を披露した。手描きの基板は前にも見たことがある。雑に描かれたものなら見たことがある。しかし、アートのように作られた基板は初めて見た。それは、曼荼羅のようであり、花のようであり、都市のようであり、面白い自由な形状をしていたりする。

これに私の回路は吹き飛ばされた。

Electronics

2017.03.30

電池式コードレスハンダこて「goot MSD-20」レビュー

3月に発売されたgootの電池式ハンダこて“MSD-20”は2,700円(税込)と気軽に導入できる価格帯。筆者は秋葉原にて2,000円で購入しました。気に入ったので、少しレビューしてみたいと思います。

IoTデバイスを屋外でテストするとき、あるいは電子回路を含むインスタレーションをイベントスペースで設営するとき、ハンダづけで問題を解決する必要に迫られることがあるかもしれません。そんな事態に備えて、AC電源不要のハンダこてが欲しいと思ってました。

Science

2017.03.22

[MAKE: PROJECTS]安価にドローンを科学調査に使うためのテクニック

図A:木板で作った軽量な架台をドローンの着陸脚にガムテープで貼り付ける(Photography by Forrest Mims)

小型の無人航空機(UAVまたはドローン)は、私の科学ツールキットの大切な一部となった。航空写真を撮影するだけでなく、気温、相対湿度、露点など、高度によって変化するパラメーターの測定にも使える。こうしたパラメーターの測定は、ドローンのカメラに測定器が写るように取り付けるだけで、じつに簡単に行える。ドローンのコントローラーの画面を見るだけで、それらの変化が読み取れる。

Electronics

2017.03.21

Nvidia TX2は2台の4Kカメラによる物体検知をリアルタイムで実現

機械学習は複雑だが、プロの世界でもMakerのコミュニティでも同様にその研究が進んでいる。それをリードしてきたのは、NvidiaのTK1とTX1モジュールだ。しかし今回発表されたJetson TX2によって、そのAI能力は2倍になった。

サンフランシスコの記者発表で公開されたこの新しいハードウェアは、TX1と同じフォームファクター(ほぼクレジットカードサイズ)を維持している。つまり、そのままTX1と置き換えられるのだ。GPUはMawellからPascalに変更され、ストレージとメモリーは2倍になった。

Electronics

2017.03.16

ソレノイドの達人が集まった第4回ソレコン結果発表

ソレノイドのタカハ機工が行っているコンテストの結果が2月28日に発表されました。受賞作品の紹介はこちら。

第4回タカハソレノイドコンテスト結果発表

ソレノイドってこんなふうにも使えるのか、と思わされる作品が並んでいます。上の動画は大賞の『日めくりクリッパー』。ソレノイドで紙をめくってる。そんなことが可能なんですね。他の作品も勉強になります。

Electronics

2017.03.14

テスラ・モデルSをハックしてCANバスのデータを探る

もしあなたが、科学や技術に興味があって、まだBen KrasnowのApplied Science YouTubeチャンネルを知らないなら、とっても残念なことだ。聡明で、忍耐強く、いつでも几帳面なBenは、化学、物理、電子、電気機械システムの実験を行い、現実世界への敬意を失わない。彼は地下室に電子顕微鏡を作り、エックス線の後方散乱の作用を解明し、エアロゲルを自作して、「ブレットタイム」撮影で遊んでいる。

Electronics

2017.03.09

ロードバイク用パワーメーター

ロードバイクのシートチューブ(フレームのサドル下部分)にひずみゲージを貼り付けることで、専用部品を使ったり、フレームにキズをつけることなく、パワーメーターを実現しています。ここでいうパワーメーターは、ライダーの踏力を測定するセンサーのこと。ペダルを踏むとフレームが変形するので、その変形量を調べることで、どのくらいのパワーで踏んでいるかがわかるしかけ。動画では、オシロスコープでひずみ量をグラフ化していますが、左右の足の動きが詳細に見て取れます。

Electronics

2017.03.08

9ドルのCHIPで復元したミニApple II

Apple IIシリーズで育った人なら、「カラテカ」、「オレゴン・トレイル」などの楽しかったり、教育的だったりするゲームで遊んだ憶えがあるだろう。その当時は考えてもみなかっただろうが、そのコンピューターが持ち運べて、電源コードを使わずに使えたらどんなにいいだろう。

カリフォルニアに住むソフトウェアエンジニアのChris Larkinは、それにチャレンジすることにした(彼のGitHubの記事を参照)。すでにデザインしてあったApple IIの3Dプリント用ファイル(本体とディスプレイ)と、CHIPコンピューターとそれ用のカスタムブラケットを使っている。

Electronics

2017.03.03

「メーカー」の「メイカー」が企業内メイカースペースでつくった「ambie」—ambie株式会社 三原良太さんインタビュー

編集部から:この記事は『Prototyping Lab 第2版』の著者である小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に取材・執筆していただきました。

2017年2月9日、ベンチャー投資育成ファンドWiL Fund I, L.P.と
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社の合弁企業「ambie株式会社」は同社初の製品となるイヤホン「ambie sound earcuffs」(アンビー サウンド イヤカフ)を発表、同時にオンラインと一部店舗で販売を開始した。

Electronics

2017.03.03

Raspberry Pi Zero W登場:Wi-FiとBluetooth内蔵で10ドル

2015年11月に発売されたRaspberry Pi Zeroは、5ドルという価格とガムほどのサイズにビックリさせられた。それ以降、Raspberry Pi財団はこの小さなLinuxベースのシングルボードコンピューターを、昨年の夏に一度だけアップデートし、リボンケーブル用のカメラポートを追加したが、今、それがさらにパワーアップした。Wi-FiとBluetoothの無線機能が内蔵されたのだ。

このアップデートは、Raspberry Pi財団の5回目の誕生日を機に発表された。